1958-06-27 第29回国会 衆議院 商工委員会繊維不況対策に関する小委員会 第1号
内地向け絹人絹織物業界については、やはりごたぶんに漏れず不況下において過剰生産でありますので、取引条件が悪化しておりまして、問屋から返品が増加する、買いたたきを受けるというような状況であります。関東各産地において相当困難な状態となっております。
内地向け絹人絹織物業界については、やはりごたぶんに漏れず不況下において過剰生産でありますので、取引条件が悪化しておりまして、問屋から返品が増加する、買いたたきを受けるというような状況であります。関東各産地において相当困難な状態となっております。
内地向絹人絹織物の不況対策に関する陳情書 昨年春以来の繊維業界の不況に対応して絹人絹織物業界においては生産設備の制限 の実施と並行して、過剰織機を廃棄処分し、更に生産数量の制限を一段と強化する等 各種の安定施策を逐次実施して不況打開に努力して来ましたが、遂に所期の成果を挙 げ得ず、本年に入り業界の情勢は各種原糸相場の暴落等その悪化に拍車をかけ、先行 不安人気の抬頭により需要は著しく減退するのみならず
○小室政府委員 ただいま御指摘のような絹、人絹織物業界の不況にかんがみまして、補助金の額を、異例なことでありますが倍額に増額いたしまして、しかも買い上げを絹、人絹織機に集中いたしたようなわけでございます。
そういう意味におきまして、業界はいろいろとその打開に努めておりますが、今簡単にその一端を申し上げますと、第一に、今次の不況の真因が、生産の過剰に胚胎するのでありますので、われわれ絹人絹織物業界では、いち早く政府の御指示にかかる過剰織機買い上げの処置に応じまして、昭和三十一年度、三十二年度と、約五千台当ての供出をいたしておるのであります。
特に今回の改正の要点とする点につきましては、われわれ絹人絹織物業界におきまして特に痛切に感じておるところでございますが、これは御案内の通り、われわれが輸出向けの方の調整組合を作りましてから、直ちに生産設備の制限と同時に、その裏づけとなる設備の生産制限命令というものを御当局に申請したのでございますけれども、その間一年有余の間引っぱられました関係から、いろいろな悪弊が出て参ったわけでございます。
○前田参考人 輸出を中心といたしました絹、人絹織物業界の現況を申し上げまして、いろいろと御要望申し上げたいと思う次第であります。 お手元に配付いたしましたグラフでまずごらんになつていただきたいと思うのでございますが、福井の人平第一号の価格の推移というのがございます。
かような経過によりまして国会ごとにお願いをいたしまして今日に参つたわけでございますが、この間におきまして業者がどういう状態にあつたかと申しますと、直接間接を問わず、このために倒産をいたしましたものが絹人絹織物業界だけでも、昭和二十五年中に一千万円以上の欠損を以て倒産をいたしましたものが百三十八件ございます。
合せて百五十億のうち、今沼野さんからもお話がありました絹人絹織物業界が今日非常に疲弊し尽しておることは、これは今繊維局長さんお見えですが、局長も十分承知しておられるところであります。