2017-04-13 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
高江では、二〇〇七年に防衛局の環境アセスによって、沖縄県の鳥であり国指定の特別天然記念物である絶滅危惧種ノグチゲラの生息が確認されていたにもかかわらず、現地米軍の要求に応える形で、オスプレイパッド建設予定地がノグチゲラや多くの希少種の生息地に選定され、工事が強行されてきました。
高江では、二〇〇七年に防衛局の環境アセスによって、沖縄県の鳥であり国指定の特別天然記念物である絶滅危惧種ノグチゲラの生息が確認されていたにもかかわらず、現地米軍の要求に応える形で、オスプレイパッド建設予定地がノグチゲラや多くの希少種の生息地に選定され、工事が強行されてきました。
防衛省は、これまで、絶滅危惧種ノグチゲラの営巣期である三月から六月は重機を使用した工事は行わないと説明をしてきました。その方針は今後も変わらないと理解していいですね。
特に、今、政府が建設工事を強行しようとしているG地区、H地区では、防衛局自主アセスにおいて絶滅危惧種ノグチゲラの営巣が二十九か所確認されています。 さて、米国連邦議会は、米軍の活動が絶滅危惧種の生息するような貴重な自然環境を海外において壊すことがないよう、一九九一会計年度国防授権法で国防省に義務付け、一九九六年から実施されています。我が国では日本環境管理基準が適用されています。
○国務大臣(稲田朋美君) 今、絶滅危惧種ノグチゲラの保護についてのお尋ねがございました。 北部訓練場のヘリコプター着陸帯の移設工事を実施するに当たって、自然環境の保全にできる限り配慮するとの観点から、事業者である防衛省として自主的な判断により環境影響評価を実施をいたしております。