1976-10-14 第78回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
こういうところの統調の調査が少しずさんであったんではないかというような気がするわけなんですが、そういう数字の違いがこういうふうに出てきたんではないか。 結論的に言えば、これはあなた、道庁の調べ方が悪いならば農林省として何とかしっかりひとつ指導していただかなければならないし、道庁の調査と農林省の調査では被害において一〇%も差がある。
こういうところの統調の調査が少しずさんであったんではないかというような気がするわけなんですが、そういう数字の違いがこういうふうに出てきたんではないか。 結論的に言えば、これはあなた、道庁の調べ方が悪いならば農林省として何とかしっかりひとつ指導していただかなければならないし、道庁の調査と農林省の調査では被害において一〇%も差がある。
○川村清一君 農林省の統調の数字と道庁の数字が違うと困るわけなんです。われわれ現地でいろいろこの実態を見、それから農民の声を聞いた。もちろん、専門家でございませんから技術的にそういうものを実測する能力は持っておらないわけでありますけれども、さわってみたところ、あるいは聞いたところによれば、道庁の言っておることが必ずしもサバを読んでおるというふうには受け取れないわけです。
やはり四トンを基準収量とするということになると、この統調の経費から見て十アール当たり八万円——あなたの方の考えは七万五千円だと言う、たとえば七万五千円で、四トン基準で、これからてん菜のそういう地力障害も除去する。問題はやはり砂糖だと思うのです。
生産費の方で統調の数字をそのまま見ますと、五十年における家族労賃を除いた生産経費が十アール当たり四万七千三百六十九円。家族労賃を一応五人規模以上の所得方式による賃金で計算をいたしますと、十アール当たりの必要労働時間は三十六・五時間ですから、大体三万五千円以上労賃が保障されないと、てん菜をつくっても所得にならない。両方合わすと、私どもの計算ではてん菜の十アール当たりの必要経費は八万四千円。
統調が計算した原生産費の地代も認めないで、三分五厘の資金を借りたって、これは償還できぬでしょう。結局そこには荒廃が起きますよ。宅地にでもなるような、宅地の資産価値が将来見込めるようなところは別として、全部の田がそうではないわけです。
前年度は九千四百六十四円に対して五千三百三十円、本年度は、統調の調査した原生産費が一万一千百十円に対して五千三百四十四円。これはどうして地代を値切るんですか。どうして原生産費を、いわゆる価格決定評価がえのときに、これを値切って低くして、買い入れ米価を安くしようとするのか。
それから家族労賃評価については、先ほど申し上げたように、いわゆる実情に合わない雇用労賃は、それは統計所が機械的に収録しておる労賃でありますから、ことしはあの統調の生産費資料というものは表に出さないようにしてもらいたい。あなた方が内部材料として使うことまでとやかく言いませんが、これが生産費だなどといって、あんなものをこの委員会には出さないようにしてもらいたいと思う。
特に、直接作業が終わってからあと、残務整理をする作業というものは、統調は打ち切って、時間を収録しておりませんから、時間に入っていないことははっきりいえるわけなんです。そこで、これを統調で改めなければ、実は、私の地元の帯広市で、ことしの乳価をはじめ、これではもう農民が生活できないという要求大会が、町村長が先頭になってありました。
いま現地で起きておる事情は、統調に対して、農家は一斉返上してしまおうかということを言っておるわけだ。もう、あんなものは腹が立つと言っている。いわゆる雇用労賃で一戸の経営が成り立たぬような生産費を掲げて、その生産費と比較したら高いのだというような告示価格、あんなものはことしからも返上しようと言っている。いわゆる統調のものですね。それで、私に聞かれたわけですね。
それに統調で計算されている生産費二万四千二百二十八円をプラスいたしますと、十万七千八百四十八円が十アール当たりの生産経費です。これを、ちょっときついけれども、七・五トンで割りまして、一万四千三百五十円です。これを決定する能力がなければ、前段に申し上げた子供さんや奥さんが病気しても医者にかけないという誠意のない人間だ、誠意のない政治になると私は申し上げておきます。
量は五%なのか、六%なのかはひとつ統調のほうできちっと調べてもらって、その結果を見たいと思っております。私の予想では、量的な減産よりも質的なものが大きいと見ております。量は一二%も減るとは思いません。五%なのか六%なのか、おそらく十%以下なのではないかと思います。量も平年度を上回るということはないが、まず、質的にも低下が大きい。
ことしの保証乳価などというものは、統調が調査した前年度の生産費を基調として、こういう値上がり要因というものは流通飼料費には入っていないのですね。だから融資してやる。それはいつ解消するのですか。
ところが、五年のうちの三年というごく最近の数字をとりますと、さっき申し上げましたように、十勝においてはバレイショは二千四百八十三キロで、これを統調収量との比較で見ますと、片や九二%に対して一〇五%ぐらいの開きになる。だから、大臣、いまおっしゃったようなとり方で言いますと、九二%でしかないのであります。基準収量というものはそれぐらい。
それから第二の点は、保証乳価は一頭当たり搾乳量五千キロをたてまえとしておりますから、統調で経費調査をした経費に基づいて、たとえば購入飼料を、五千キロをたてまえとしておりますから、百トン生産であれば二十頭分、搾乳牛二十頭分の飼料が計算されておる。しかし、現実は二十三頭ないし二十五頭。二十頭で百トンの生産をできる農家はまず百戸に二月くらいですね。
○宮崎正義君 秋田の干拓のほうの事情を御存じないようでございますので、これ以上いろんなことをお聞きしてもしようがありませんので、私は、これでやめますけれども、きょうは、その統調のほうからの局長も見えておいでになるだろうと思いますし、また、園芸の局長のほうもおいでになっていると思うのですが、統計資料の問題等につきまして、こまかく質問をしたいと思っておりました。
また、たとえばきわめて恵まれた、去年のこの統調の書かれてあるとおりの三千九百円であったとして、四千円であったとしても、八時間労働で、二千四百時間というのは三百日ですから、百二十万です。今日もう世帯形成しておる賃金所得だけだって、一時間当たりにすれば六百円ぐらいになっておるわけですからね。農家も世帯を形成しておるのですから、そんなに低い所得では生活ができないわけです。
○川村清一君 十月十五日の統調の調査結果に基づいてなされるというその趣旨はわかるわけであります。行政措置としてはそうあるのが当然であるのかもしれませんけれども、その措置をとられなければいわば北海道庁の行政措置といったような行政が進まないんです。ですから私の言うのは、どうせこれはなるんだから、いままでの冷害の例からいってもなるわけだから、だから一日も早くしてもらいたい。
農協が信用事業をやっておるから、農協等に委託をすれば比較的スムーズにいくというような意味の御答弁があったわけですけれども、この辺は裏を返せば、掛け金をなかなか集めることができないから、農協の口座から天引きをして全然間違いないようにいかせたい、こういう含みが私はあるんじゃないかと心配しているわけですが、いま統調の日本の農家経済調査を見てみますと、一町歩が大体日本の平均耕作面積といわれておりますが、一町歩
ところが、家族労働費四十五・八時間に対して六千六百十九円という、統調が調べました集計戸数百戸当たりの生産費調査の中で計算されて、これが生産費だという一応の資料が出ておるわけです。これはけしからぬということで調べてみたところでは、本省のほうから、その地域の雇用労賃で計算をして出せ、こういう指示が行っているわけですね。しかも、こういうことがたびたびあるのですが、どうしてこういう指示をしておるのか。
この反収を比較しました場合、農林省の統調の主産県九県の平均収量と比較しましてもあまりに格差が大き過ぎる。この点、私は今後価格算定の作業を進めていく上においてこれは十分考慮すべき点ではないかと思うのですが、この点について局長の御見解を承りたい。
○兒玉小委員 園芸局にお伺いしますが、いま統調のほうから発表がありました数字は、おそらく長年の統計の実績から考えても、そうこの予想収穫に大差はないと思いますし、先ほど言われました三万五千トンの凍結の問題を含め、あるいは先般の関税定率法改正の際の大蔵委員会の附帯決議、こういう点等総合して考えますならば、いわゆる本年度の基準価格の設定ということは、むしろ私は昨年よりもその作業を早めていただいて、生産農民
これらはでん粉用のバレイショの支持価格等から測定して、これは統調の調べでも生産費が出ておりますから、そういうものを基準にどうなければならぬかという——最近、イモでも異常に高いときがあります。また、市場形成がせり売り体制でありますから無計画出荷になって、その日の量によっては非常に安い価格でたたき売りをしてしまう。それかと思うと、それにこりて出荷が少ないときには異常な暴騰をする。
確かに統調が設備を積算すると四万五千円か五万円しかかかっていない。この事実も知っております。しかし、七頭、八頭の牛を飼っておる農家で牛舎を建ててない農家はございません。北海道はもとより、内地といえども頭数が七頭以上になれば、そういう体系で飼っておる人はいないわけです。全部牛舎をつくっております。 そうすると、この建物費の償却の見方であります。この償却はそういうものが入っておるわけですね。
それからまた、それであればそれであるように――この計算は、これは統調ですか。私は、そういうことを克明に見れば、それまで入っているかどうか。通例飼育経費その他は、統一調資料というのは見ておりますが、そういうものが入っておるという事実をまだ確認していないのですがね。私は抜けておると思うのです。