2018-06-12 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
○国務大臣(小野寺五典君) 当時の統幕統括官や統幕参事官付きの職員は、当時の稲田防衛大臣の発言を受けたイラク日報の再探索を防衛大臣の指示への対応として適切に行ったとは言い難いと考えております。
○国務大臣(小野寺五典君) 当時の統幕統括官や統幕参事官付きの職員は、当時の稲田防衛大臣の発言を受けたイラク日報の再探索を防衛大臣の指示への対応として適切に行ったとは言い難いと考えております。
報告書に記載されておるとおり、三月五日、統幕参事官付きから統幕総括官に対しイラク日報が確認された旨報告があり、統幕総括官は、大臣官房文書課に連絡するよう指示を行うとともに、航空自衛隊内にイラク日報が保有されていないか確認するよう併せて指示を行っております。
具体的な期日をお示しするのは困難でありますが、昨年の南スーダンPKO日報問題に係る反省などを踏まえれば、本年三月五日、統幕参事官付の職員から鈴木統幕総括官に対して、イラク日報、これは二日分のイラク日報というふうに聞いておりますが、現物が見つかった、確認されたということがあったという時点で、直ちに私に報告を、第一報はすべきだというふうに私は考えております。
担当課である統幕参事官付の事務官は、当該資料を保有している可能性があるのは統幕、陸自及び空自であると考え、同日十一時半ごろ、統幕参事官のカウンターパートである統幕運用第二課、陸幕運用支援課及び空幕運用支援課に対し、該当する資料を探索し、その結果を同日十五時までに報告するよう依頼をいたしました。
○小野寺国務大臣 私としては、大野チームが調査をし、そして、この統幕参事官付Aに関して確認をして、今政府委員の方から答弁があったと思いますが、そのとおりだと思います。
ただ、しかしながら、現状におきましては、防衛省では昨年の南スーダン日報に関する再発防止策として、こうした行動命令に基づき活動する部隊が作成した上級部隊への定時報告、これにつきましては、統幕参事官において一元的に管理することになりまして、十年間保存した後は国立公文書館へ移管することされました。
○国務大臣(小野寺五典君) 報告書の三ページには、統幕参事官付きから一報を受けた文書課において、三月七日までに文書課長まで報告し、十五日までに文書課長に大臣報告資料案について報告した旨記載をされております。
本年二月二十七日に、陸幕から統幕参事官付きに対し、陸幕衛生部及び陸自研究本部においてイラク日報の存在が確認された旨の報告があった後、統幕参事官付きが防衛大臣に同年三月三十一日に報告するまで約一か月間の期間を要しております。
防衛省は、去年の七月の二十八日、南スーダンPKO日報問題の特別防衛監察を受けた再発防止策で、海外派遣部隊の日報を統幕参事官室に集約して一元管理することなどを省庁に通達しているという経緯がございます。 去年の通達後の日報の集約状況はどのような状況だったんでしょうか。
ただ、いずれにいたしましても、今防衛省では、昨年の南スーダンの日報に関する再発防止策として、行動命令に基づき活動する部隊が作成した上級部隊への定時報告、いわゆる日報を含むものでございますが、これは、統幕参事官において一元的に管理して十年間保存し、そしてその後には国立公文書館に移管することというふうになりました。
○小野寺国務大臣 統幕参事官が、二月二十七日以降、陸自全体の日報の保有状況について報告を受け、確認された日報の提供を受けてきたところですが、部隊別の保有状況が明らかではなかったため、三月十三日に陸自の国際活動教育隊の日報の保有状況を確認させた結果、三月二十八日になって、南スーダンPKO等の日報を保有していることが明らかになったという報告を後に受けております。
その間の経緯について、まず、三月二日に日報の一部が陸幕から統幕参事官に送付されました。その後、三月二十日にかけて、改めて、陸上幕僚監部を中心に、日報の探索漏れがないか、行政文書の再確認を行いました。
今回、イラク、そしてまた南スーダン、この日報問題の反省を踏まえまして、再発防止策として、まず、自衛隊が海外で活動する場合の日報と言われるものについては一元管理をするということで、現在、統幕参事官を責任者として管理をし、その期限、十年間を保存し、そしてまた、その満了後は国立公文書館に移管することにしております。
○政府参考人(高橋憲一君) いずれにせよ、防衛省に存在しています日報につきましては、四月二十日までに統幕参事官に報告し、届けるようにと言ってございます。
ただ一方で、これは、今、統幕参事官において一元的に管理し、大切なものでありますので、十年間保存した後に国立公文書館へ移管することとしております。これにより、今後はより適切な文書管理が行われるとともに、情報公開等にも適切に対応できるように一層努力をしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(小野寺五典君) イラク日報を含む一連の日報問題は、南スーダンPKO日報問題の情報公開、文書管理に係る防衛省の再発防止策の一環として、いわゆる日報を含む定時報告を統幕参事官において一元的に管理する作業の過程で、陸幕衛生部及び陸自研究本部においてイラクの日報の一部が確認をされたことに端を発するものであります。
○照屋委員 大臣、防衛省は、昨年七月二十八日、南スーダンPKO日報問題の特別防衛監察を受けた再発防止策で、海外派遣部隊の日報を統幕参事官室に集約し、一元管理することなどを省内に通達しております。 大臣は、続出する日報隠蔽問題に照らし、かかる一元管理はずさんであったとは思いませんか。
そして同時に、統幕参事官においては、確認された約一万四千ページの文書がいわゆる日報に当たるものかといった確認ですとか、あるいは本当に日報に該当するか、文書に欠損がないかという、そういったところも含めまして確認作業をやっておりました。あるいは、陸幕を中心に改めてイラクの日報がないか再確認を行っていたところでございます。
そうしたことがありましたので、昨年の夏以来、こうした日報を含みます定時報告について、統幕参事官付で一元化をして、しっかり管理をして、後の情報公開に対応しておこうということが決まっているわけでございます。
本件につきましては、私が三月五日に統幕参事官付から内容を知りました。そして、三月二十九日に統幕参事官付から官房長の方に報告をし、事務次官に翌三十日、これは官房文書課からでございます。それから、統幕長につきましては、統幕参事官付から統幕長に御報告し、翌三十一日に大臣に御報告したという次第でございます。
○政府参考人(鈴木敦夫君) 大臣の御指摘という形で、大臣の御指示ということを統幕参事官付きの人間を通じまして、今、先ほど御説明しましたような形、メールで伝えているわけでございます。 そうした中のその文面において、必ずしもその大臣の意図を正確に伝えたものとは言い切れない可能性もございまして、もっと大臣を補佐する立場としては具体的に改善をする余地があったというふうには考えてございます。
○政府参考人(鈴木敦夫君) その統幕参事官付きの担当からのメールにつきましては、御指摘という言葉を用いた上でこの照会が大臣を起点にしているというものであることを伝えておるということでございます。
○政府参考人(高橋憲一君) 先ほど申し上げましたように、今回四月七日に改めて大臣から御指示をいただきまして、まあその前の段階でも、文書の一元化ということで、日報につきましては統幕参事官に集めるということで各機関に対して集める指示をいただいてございます。
本年三月五日に、私も統幕の参事官付から本件を承知したわけでございますが、その同日に、統幕参事官付から、官房文書課の方にこの事実を報告せよということで、このイラクの日報の保管が確認されたということが報告されております。 これは、官房文書課が防衛省における文書管理を所掌しているということもあります。
これは、改めて陸上幕僚監部を中心に日報の探索漏れがないか行政文書の再確認を行ったこと、また、これらの再確認と並行いたしまして、統幕参事官において、確認された約一万四千ページの文書でございますが、これが日報に該当するかどうか、また文書に欠損がないかといった観点から確認を重ねたこと、また、今回確認されたこの日報に関係しまして、過去の国会での資料要求や国会での答弁並びに情報公開請求への対応状況、これを可能
○鈴木政府参考人 昨年の夏からの日報の探索、こうしたことの結果として、二月二十七日の日に、陸上幕僚監部の総務課から統幕参事官の方に、夏から秋にかけて、そして一月を締切りとした作業の結果が報告されたわけでございます。この中で、イラクの日報が含まれていることを確認し、そして、その現物の一部を三月二日に送付を受けた。そして、私の方に三月の五日に、御指摘のとおり、その報告がございました。
○政府参考人(鈴木敦夫君) 当時、そうした仕事、業務をしていた者は、私ども統幕参事官付き、また私、総括官でございますけれども、その当時におきましては、先ほど、繰り返しになりますけれども、三月十日に、実際に三月十日をもってしても研究本部におきましてこのイラクの日報は確認されなかったということをもって対応してございましたので、そうしたものを一切報告受けておりません。
そして、そうした様々なものを含めて、二月二十七日に陸幕総務課、陸上自衛隊全体の文書の保有状況を統幕参事官付きに話がございました。その中で、それを踏まえまして、イラクの日報が含まれていることを確認しました。
このため、昨年の夏から、活動中の自衛隊の部隊が作成するいわゆる日報みたいなもの、それを統幕参事官に集積する。それから、さらには、過去、自衛隊はさまざまなところで国際活動を行ってきました。こうしたものにつきましても全国の部隊が保有している文書がございます。この文書を丹念に確認し、日報というものであればそれを統幕の方に集めていく、こういう作業をずっとしておりました。
このため、昨年の夏以降、活動中の自衛隊の部隊等が作成する定時報告を、作成元の部隊から統幕参事官に集積するとともに、過去の活動に至る定時報告についても、全国の部隊等が保有する文書を丹念に確認してきているところでございます。 こうした作業の過程で、本年二月二十七日、陸上幕僚監部より統幕参事官に対し、イラクでの自衛隊の活動に関する過去の日報の一部が確認された旨、連絡がございました。