1992-05-21 第123回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
○神田委員 カザフスタンがロシアの核の傘の下に入ることを明らかにするなど、現在ロシアの軍事的地位の重要性が高まる一方でありますが、これまでロシア政府が進めてきた文民統制政策、シビリアンコントロールの政策が、今回軍の上級大将を国防大臣にしたというようなことで軍部主導の政策に大きく政策転換が図られるのではないかと懸念されておりますが、外務省はどのようにお考えでありますか。
○神田委員 カザフスタンがロシアの核の傘の下に入ることを明らかにするなど、現在ロシアの軍事的地位の重要性が高まる一方でありますが、これまでロシア政府が進めてきた文民統制政策、シビリアンコントロールの政策が、今回軍の上級大将を国防大臣にしたというようなことで軍部主導の政策に大きく政策転換が図られるのではないかと懸念されておりますが、外務省はどのようにお考えでありますか。
二点目は、この教員養成政策における教育行政機関の役割として、時間の制約の関係だったと思いますけれども、上からの統制政策じゃなくて条件整備こそ重要だというふうに、最初の陳述では簡単に述べられまして、多少同僚議員の質問の中で具体的なことも出てきておりますけれども、具体的にその条件整備として何が教育行政機関として必要か、少し補足をしていただきたいと思います。
したがって、石油価格が上げられ、それがコストを通じて製品価格に影響を与えるというようなことは前々からわかり切っていたことでありますが、このことが現実化してきた場合に、とりあえずとる政策としては、前向きの政策がない以上、さしあたり凍結という統制政策をとるほかない。これは必然的結果であります。
しかるに、政府はこの金利の自律調整作用を放棄して、中途はんぱな金利統制政策をとってまいったところが大きな問題ではないかと指摘いたしたいのであります。(拍手) 私は、産業成長のためには、わが国の金利を低水準に指導することには賛成であります。しかしながら、ただ圧力をかけただけで成功するものではありません。
今日せっかくなじんできたところの予約加算金がはずされるということになりますと、農民は、米の統制政策に対しましても大きな不信を持つ、これに対しまして協力することが薄らいでくるのじゃなかろうか、そういう意味合いにおきまして、日本の食糧行政の非常に重大な段階のときに集荷予約加算金をはずすというような考え方に対しては、われわれは絶対賛成できないと思います。
地代家賃の統制は、昭和十三年以来戦後の混乱期に引き続き、物価統制政策の一環として行われてきたのでありまするが、現行統制額の水準が低いため、借家の老朽化、借家の減少等、住宅対策上再検討すべき問題を生じて参ったのであります。
統制政策につきましては、原則としてはやはり自由経済で行くわけでありますけれども、例外として統制の政策を加味することはやむを得ないと考えております。 〔国務大臣高碕達之助君登壇〕
個々の問題については後ほど国際収支外貨予算の関連においてもう一ぺん個別にお尋ねはしますが、全般的にいつて一体物価をそこまで下げようというふうにお考えになつているとすれば、而も単に物価水準だけの問題でなくて、個別物資の価格が相当重要な問題であるとすれば、個別物資についての価格統制政策というようなものが考えられなければならない。
従つてまたこの点から出て来るいろいろな価格の問題、米価、麦価の問題、統制等の問題も、つづまるところは、政府がどれだけこの見通しを真剣に立てて、今後少くとも政府の責任においてどの程度この点を具体化するかという点のやはり基本が確立しなければ、価格政策も統制政策も、ざつくばらんにいつて根本的には立ち得ないと思うのであります。
国際経済上日本の置かれておる立場はまことに容易ならぬものがあり、経済自立を目標といたしまして、極力短期間に経済力を強化いたそうといたしますれば、単純な保護政策あるいは統制政策はかえつてこの目的に反するものと考えられる。むしろ優秀な技術等を積極的に導入し、大いにわが国の科学技術を振興し、これを基礎として諸般の産業を進めることが適切であると考えておるのであります。
もの自体が需給が大体見合いますと問題は価格政策になるのでありますが、そこの限界をどういう方向でこれを展開するかという形によりまして、将来の見通しその他も慎重にこれは考慮しなくちやならんのでありますが、我々といたしましては、昨日申上げましたいろいろなデーター等からなお分析いたしまして、いわゆる政府が間接的な管理政策、価格統制政策を持ち、而も相当の量を麦類が持つわけであります。
戰時立法とされた国家総動員法が、当時憲法違反であるかどうか相当論議された問題でありますが、その戰時体制下に、物動計画とこれに伴う統制政策に基いて、同法により政府に委任された概括的な権限によつて、行政処分として人と物に対して加えられたいわゆる徴用とか、あるいは徴発に基いて不当に損害をこうむつたという者が少くないのであります。
○今澄委員 そして最後にもう一つ聞きますが、その一番重大な問題に対する抱負と見通しを当通産委員会において一応述べられて、われわれが通産行政の、大臣に対するいろいろな問題の基礎にしたいと思うのですが、今の御答弁では何らはつきりしませんので、私は価格その他については標準価格制度等のごとき、ある程度の統制政策をどれだけかの物資についてはおとりになるかどうかという点を明確にお答え願いたいという点と、もう一つ
昭和五年東京中央放送局技術部長北村政次郎氏が、これは業者の権益を脅かすものであるから、絶対的に業者と提携して行わなければならないという、確たる方針のもとに開始せられたものでありまして、協会は受信機器の診断をのみ行い、その修理業務は全部業者に任しつつあつたのでありまして、また相談業務等も業者と完全に提携し、業者はその店舗を提供し、これを基準に受信機の相談または診査に当つていたのでありますが、戰時中における統制政策
第五の点は、農臣大臣は農業恐慌につきまして、外国の安い食糧が窓を開いて入つて来る(「時間だ」と呼ぶ者あり)こういうふうな誤解の上に立つておりますけれども、現在の農業恐慌は、大資本本位の統制政策から来ますところの低賃金政策、低米価政策による恐慌を断じて見逃すことができないのであります。
そこで伺いたいのは、この場合金融統制政策といいますか、金融面ではいかなる統制政策を持つておられるか。この点をお伺いしたい。
うち三万五千俵は、滯貨としてすでに在庫品になつておるものでありますが、これらはすべて政府が強行いたしました蚕糸業統制政策の結果にほかならないのであります。しかるに、今回の單一為替レート設定によつて巨額の差損を來しておりますが、政府はこれに対していかなる措置をとられんとするのでありますか、まず第一にこれを伺いたいのであります。
○田中説明員 上海は幣制改革後、政府が非常に極端な統制政策をやつたために、商賣はほとんどとまつてしまつた。外國人もすつかり音をあげてしまつた。その後蒋経國もかわりますし、政府も統制を撤廃したのでありますが、そのときには政治的不安がかなり緊迫して來ておつた。こういう状況で、商賣はほとんど、ことに外國人の貿易だとか、その他の商賣は非常に不振になつておるのではないか、かように考えるのです。
尚公営企業の独立採算制を強化するところの問題でありまするが、今日公営企業の大部分は、戰災と戰時中の施設の酷使によりまして荒廃しておりまするし、それに加えて國の統制政策によつて独立採算の基礎がないのであります。
今日世論の一部に自由経済を謳歌する声があることは事実でありますが、これは全般の統制政策に反対する意味ではなく、末端におけるところの官僚統制方式に対する怨嗟の声であり、日常生活物資のうち需要供給のバランスが一般の目には明らかにとれておると思われる物資の統制を依然として解除または緩和しないことに対する非難であると考えるのであります。