1980-05-08 第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
一方では自由化品目にする、片一方では半製品は統制品目にして規制をしていく、この二本立てが一つの災いを起こしておるのではないかとわれわれは思うのです。だから、一元化するのなら、糸なり絹製品に至るまで全部一元化すべきじゃないか、こういう考えを持っておる。たとえば畜産物においてもそうですよ。畜産物においても、生体牛は自由ですよ、肉の方は規制しますよ。
一方では自由化品目にする、片一方では半製品は統制品目にして規制をしていく、この二本立てが一つの災いを起こしておるのではないかとわれわれは思うのです。だから、一元化するのなら、糸なり絹製品に至るまで全部一元化すべきじゃないか、こういう考えを持っておる。たとえば畜産物においてもそうですよ。畜産物においても、生体牛は自由ですよ、肉の方は規制しますよ。
日中友好の一つの締めくくりでもあり、また始まりでもあるという交渉が行われようとするときに、依然としてそういうココムのようなものがあり、そして統制品目を一々アメリカの方に意向を打診しなければ商談も進められないということでは、本当にこれは友好関係を日中間で進めようとしていることの大きな障害にもなりはしないだろうか、こういうふうに思います。
○佐藤(敬)分科員 これは前には、例の行政指導でもって統制品目になっておったのですが、去年の八月九日に閣議でこれを解除されましたね。まあこれだけじゃないけれども、いろいろな品目が解除されておりますけれども、解除されてからどんどん上がっておるのです。 この値上げの状況を見ますと、たとえば東陶の分では、四十八年の三月に、これは平均で一五%上げております。
農安法にいう農産物、畜安法によるところのいわゆる畜産物、これは国家の統制品目ではないのです。米は国家の統制品目なんです。その基本のところから法律の立て方というものが違ってきておる。だからそれを抜きにしてこの解釈、運用というものは成り立たない。そこのところは明確にできませんか。
ましてや、二十七年の改正で間接統制品目になった麦でさえも、政府の無制限買い入れ義務を課し、それによって運用されておるのが今日の姿でありますから、これは当然、新しい法律の形式をとるならば政府を義務づける、政府を縛る形で書かれてあるのがあたりまえなので、その点、大臣の過般の説明というものはどうも納得がいきかねるので、この点を再度明らかにしていただきたいと思います。
麦は、かつて米と同様、政府の直接統制品目であったのが、その後、間接統制に移行し、その際、政府の買い上げ価格算定基準も、生産費所得補償方式から指数化方式に切りかえられて、現在に至っております。麦の国内需要が逐年増加していく反面、国内生産が減退する理由の一つは、指数化方式による政府の買い上げ価格が安きに失して、農家は逐次麦つくりを放棄する結果にほかならないからであります。
外務省にお尋ねするのですが、いまの問題ですが、外務省ではすでに紛争地域には紛争を助長するような武器または武器の類似品を輸出しない、そういう政策をとっておられるということを聞いておるのですが、武器の定義としましては、対共産圏輸出統制品目表の記載に準ずるということになっております。でありますから、この品目表によりますと、観測用ロケットもこれは武器とみなされておるわけなんです。
しかし、こういうものは、どうしても日本の稲作農業というものはこれは進めていかなくちゃならぬものでございまするし、自給度も維持していかなくちゃならぬもの、こういうようなもの、あるいは麦等につきましても、作付が減ってきておりまするけれども、これは一つの統制間接——でありますが、国家の統制品目として重要視していかなくてはならぬ作物でございます。
なお先ほど申し上げましたように、魚粉、魚かす等については計画的需給がやんわりやってあって、他の調整統制品目、飼料需給安定法取り扱い品目のようになっておりません。それを統制事業にすると同時に、安い大豆かすの輸入に努力しておるわけでございます。今年度はとりあえず為替割当をして、需要者団体割当を作ったわけです。
○大竹平八郎君 一九五四年の八月に例の禁輸品目のうちの二百六十品目から大体百七十品目になったわけですが、数量統制品目はさらに百品目から六十品目に減らされた状況になったわけでありますが、その後御承知の通り残っておりまするいわゆる主要輸出品の銅塊とかアルミニウム材料とかあるいは鋼板とかあるいはその他あるのでありますが、こういう点についてさらにココムに向いまして政府は強硬に解除の交渉を続けているいきさつはないのでありましょうか
さらにもう一つ昨年度統制品目でありました三十二品目、これは大体国内の車との共通部品である、そうして性能も、あるいはまたその品質等も外国のものとさして見劣りがしない、こういう答弁をいただきまして、私は安心したわけであります。しかしながら国内車と外国車というものは、同じパーツを使うにいたしましても、その自動車の機械あるいは車体の構成というものが違っているわけであります。
○湯川政府委員 ココムの統制品目の緩和ということにつきまして政府としても絶えず努力しておりますが、これは一にかかって国際情勢の緊張緩和という問題と関連しておりますので、その機が熟しませんとなかなか十分に実現できません。私どもといたしましては、注意してそういう機の熟するのを見ながら、それとにらみ合せてできるだけ統制の緩和ということに努力いたしております。
ただ実際問題といたしまして、この日本の統制品目の具体的に定められたアイテムとはそれぞれ取り方が違いますので、正確に合わして見てもそれぞれ一部分がお互いに関連し合う面、或いは含まれる面等がありまして、実際問題として甚だむずかしいのでありますが、現在までのところ重要な点につきましては事実上はほぼ国際的なリストの内容と、日本のやつておりまする統制とは大差ない状況になつております。
最近の米国が他の自由諸国と結んだ協定の中には、この平和を脅威する国との貿易統制について、明文を掲げることを通例といたしておるのでありますが、わが国としましては、可能な範囲で中共等に対する統制品目の緩和をして、その貿易増進をはかるようにして来た次第もありますし、またこの貿易については、本院の決議の次第もありますから、こういう事情も十分考慮に入れることを本旨としまして、他方、自由諸国家との歩調を合せる趣旨
○中村説明員 ただいまの指定銘柄の問題、指定品種の問題でございますが、これは原則としては需給安定法と輸出調整法との間には(大体原則として統制品目が一致すると思いますが、輸出だけに関係あるものと、輸出には関係がないというものがございます。
これが政府の考えでありまして、共同声明にも書いてありますように、「日米両国は統制品目の検討につき、現在の協議を更に続けることとした」——現在の協議というのは申すまでもなく、統制を強化する方の協議ではなくして、逆に統制を緩和して行こうという協議でございますから、ここに書いてありますことも日本政府の行き方とマツチしておると思うのでございます。
例えば中共貿易について高度の統制を行うということにつきましても、例えばこれはまあ高度と言えば高度でありましようが、例えば政府としては最近において数回において統制品目の緩和をやつております。又ガリオアにつきましてもこれは前回の国会でも談論がありましたが、政府としては債務と心得ておるけれども、まだ債務となるべき条件を話したことはないのであります。
しかし同時に、これらの統制措置が、日本の貿易に与える諸種の影響は周知の通りであるので、日米両国は統制品目の検討について、現在行われつつある協議をさらに続けることとした。」こういうふうに出ております。これはMSAの条項にも挿入されるか、されないかということで、今まで議論になつていたところなのですが、結局終局的にはこれに該当する一項はMSAの中に入るのですか。中共とはあげなくても入るのでありますか。
なお現在ミシン、それから注射筒ガラスでありますが、その他雑貨品等についてそれぞれ関係の組合において統制品目の研究を進めておるような次第であります。それから第二に組合員の共通利益の増進のための施設でございますが、機械輸出組合がプラント類の輸出振興のために重機械技術相談室を目下設置準備をいたしております。
○牛場政府委員 輸出貿易管理令別表第一というところに輸出統制品目が全部表になつておりまして、その表は法律と一緒に公布されておりますので、それを印刷してさしあげることにいたしております。それ以外に特別な表というものはないのであります。後ほどお届けいたします。