1954-04-15 第19回国会 参議院 決算委員会 第21号
これは契約当時は統制価格の停止或いは廃止ということを予想できなかつたものでございますので、官庁といたしまして統制価格があるものとしての契約、従つて、統制価格が改訂になつた場合、変更するという特約条項を附したので、この契約自体は止むを得ないものと思つておりまするが、ただ統制停止後まだ引渡していないものについては、これは当然実情上業者と協議して価格改訂の協議を行うべきであつたことは御指摘の通りでございます
これは契約当時は統制価格の停止或いは廃止ということを予想できなかつたものでございますので、官庁といたしまして統制価格があるものとしての契約、従つて、統制価格が改訂になつた場合、変更するという特約条項を附したので、この契約自体は止むを得ないものと思つておりまするが、ただ統制停止後まだ引渡していないものについては、これは当然実情上業者と協議して価格改訂の協議を行うべきであつたことは御指摘の通りでございます
それはどの点が悪いかといえば、契約の条件の中に、統制時代でありまするから、統制額が改訂された場合には、その改訂された価格に変更をするという、その条件はついておつたわけでありまするが、改訂という文字はありましたけれども、統制が停止されたあとという、統制停止ということが契約の条項の中に語つてないのであります。
その間漸次統制も撤廃して参りまして、現在では指定生産資材としましては僅かに十九品目、そのうちで統制停止中のものを差引きますと八品目にしか上つておりません。又指定配給物資のほうにおきましては十一品目残つておりますが、これ又統制停止中のものを除きますと四、五品目しか残つておらなくなつております。
これの存続如何につきましては先ほど来御説明いたしましたが、なおもう一遍繰返しますと、第一の原油、第二の銑鉄、これは共に統制撤廃、銑鉄は統制停止中でございますが、これは統制解除になるわけであります。それからニツケル、コバルトでございます。これは統制存続であります。それから硫化鉄鉱、これは統制廃止でございます。それから六の硫黄、これも同様廃止でございます。それから化学工業品であります。
○説明員(近藤一唯君) 只今のお話の中に用紙撤廃というお言葉がございましたのでありますが、教科書用紙に関しましては今月、五月一日付の通産省初め関係各省の共同の名前を以ちまして出されました省令によりまして教科書用紙に関しまする統制停止という処分でございまして、法律的には変りはないわけでございます。従いまして教育委員会法にございます地方検定が始まるというところにはまだ参つておらないのでございます。
○説明員(近藤一唯君) 私申し落しましたのですが、只今の統制停止という事柄につきましては、用紙だけでなくて又はかの重要物資、いろいろ例はございまするのであります。