1953-12-11 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
しかもこれは一方は統計調査、一方は集荷、配給ということになつておりますけれども、全部その目的は食糧の統制、供出、そういう目的に向つて二つの機関が置かれてあるわけでありまして、目的は同じ目的になつておるわけなんであります。
しかもこれは一方は統計調査、一方は集荷、配給ということになつておりますけれども、全部その目的は食糧の統制、供出、そういう目的に向つて二つの機関が置かれてあるわけでありまして、目的は同じ目的になつておるわけなんであります。
しかしわれわれの党のものの考え方は、御承知のように、なるべく経済は自由にするという考え方であり、われわれの考える自由にする経済のもとでは、過去の統制供出のなかつた時分ですらも農村、農業というものは、決して恵まれないものであるということであります。
最近行政整理の問題が起りまして、農産物検査の問題と現在行われておる米の供出の問題、食糧統制の問題と非常に密接不可分の関係にあるように世間の誤解があるようですが、大臣御承知のように、本来農産物検査というものは、食糧の統制、供出にはほとんだ関係のないものであります。
だからこれを裏返しに言いますならば、供出がはずせない現在の段階におきまして、統制供出、統制配給がやられておる。それが農村に現われた供出の場合、一体農民がどれくらいの不快な感じ、経済的な圧迫を受けておるか、こういう点について次官はどうお考えですか。
現在統制供出の面から考えれば、鮮魚冷凍は大体主食並でいいじやないかと、われわれは当然考えるけれども、現在は六級に扱われて、特にはなはだしいものになると五級に扱われ、あるいは四級、三級のものもあるのですけれども、今夏堀委員から言われた通り、鮮魚になると、ほとんど夏場は全部が全部と言つていいくらい指定列車になりますから、今五割というお話が出た通りに扱われる関係上、現在ですらとうていその負担に耐えられない
ただ数量のみを基にしました統制供出によつて、いかに品質が落ち、能率が低下したことか。國民の一番待望しておる貿易再開で、折角の、バイヤーズが高價で粗惡な日本の産業に失望せられておる原因の一つは、礎かにここに存すると思うのであります。もう一つ戰争中流行しました言葉に、「星、錨、顔、闇」こういう言葉が國民にささやかれておりました。