2013-04-05 第183回国会 衆議院 外務委員会 第4号
これは、これからの質問でも、きょうの北朝鮮問題の一番のテーマでありますけれども、北朝鮮が開発をしてきた、そして今保有をしていると言われる核弾頭、核兵器が朝鮮半島の中に残った状態で統一朝鮮へのプロセスを進め始めるということにもなりかねない。そして、そこの対応をきちんとしておかなければ、これは我が国にとっても極めて大きな、深刻な事態になると思うんです。
これは、これからの質問でも、きょうの北朝鮮問題の一番のテーマでありますけれども、北朝鮮が開発をしてきた、そして今保有をしていると言われる核弾頭、核兵器が朝鮮半島の中に残った状態で統一朝鮮へのプロセスを進め始めるということにもなりかねない。そして、そこの対応をきちんとしておかなければ、これは我が国にとっても極めて大きな、深刻な事態になると思うんです。
統一朝鮮がアメリカの影響下に入るかもしれない。だから、そういうことが起こらないように経済援助をし、支えてきた。その間に、着々とミサイルの高性能化を行い、核の小型化を行って、それが実現されたときに局面は大きく変わるのだと私は思っています。 だとするならば、日米間の同盟の深化、これを具体的にやらねばならぬでしょう。総理に対して、この間提言が出ましたね。サマリーぐらいお読みだと思いますよ。
つまり、南北朝鮮がどうなるか分からないし、統一朝鮮がどうなるか分からない。中国が将来どうなるかも分からないし、中台関係がどうなるか分からない。これ全部は分かりませんから。しかし、だから、多次元方程式なんですけれども、非常に簡単なのは、この方程式の解は日米同盟というものの当たりが圧倒的に大きいんですね。軍事力の合計からいったら問題なく大きいですしね。
ところが、先ほど申し上げたように、これに対するビジョンというのが本当にあるのか、いわゆる周辺国で、共通した統一朝鮮半島についての姿があるのかというと、そこが問題なんです。それぞれが同床異夢で六カ国協議をやっていますけれども、違った意味合いの統一というのを見ているんじゃないか。 例えば、アメリカは朝鮮半島が韓国化されていくという前提で見ているかもしれない。
しかし、私は、将来の展望を見れば、同じ民族ですから、統一朝鮮半島、北朝鮮も韓国も、一緒になった国として繁栄したいという気持ちは両国にもあると思っております。 またそれが、我々が考えて望ましいという、公正な選挙による民主的な政権のもとにそういう統一朝鮮半島の政権ができれば望ましいと思っておりますが、現時点において、生活水準は東ドイツと西ドイツの比ではない。
統一朝鮮とそれを囲む四カ国というものが北東アジアの安全保障の機構をつくっていくという展望に立って考えていくべきではないだろうかというふうに思っております。
そういったときに、例えば統一朝鮮半島が核装備をするなんというようなことに動いたときに、よほどこの国が基軸を持ちこたえていないと、誘惑に駆られて、日本も核装備しなきゃいけないなんという議論が誘発されてきかねない。
どのような形で統合されるかによって、統一朝鮮の日本に与える影響というものはかなり異なってくるだろうと思います。 現状を見ますと、私は、韓国が中心的になるというよりは、むしろ北朝鮮の金正日さんの交渉の力というものが多少優先されているというふうに今見ておりますので、朝鮮半島情勢は非常に難しいところに立ち入っていくだろうと思うんです。
当然これは、その点からコストを伴った正常化交渉ということになってくるわけなんですが、政府としてはいわゆる南北が統一されたときの統一朝鮮のコストというのは、そういった意味でははじき出したことはおありなんでしょうか。これは民間では、この程度の水準に上げたらこれぐらいのコストがかかりますよなんというそういう数字ができているんですね。
そうすれば、二つの統一朝鮮があり得るわけです。核を持った統一朝鮮か、核を持たない統一朝鮮か。北が核開発の意欲を示しておるとするならば、核を持った統一朝鮮が生まれた場合に、我が国はいかに対処するであろうというふうな思いがいたします。 ここで、いろいろなシミュレーションの中で個々別にお聞きしておってもいたし方ありませんので、外務大臣にはこの一点だけお聞きします。
ですから、すべての問題について、日本の中国政策をどうする、ロシア政策をどうする、それから北朝鮮、統一朝鮮政策をどうする、そう聞かれた場合に、非常に明快な答えは日米同盟を強化すればいいと。そうすればいかなる問題でも扱える。ですから、アメリカ一極というよりも、東アジアにおいては日米同盟を強化すればそれで大体安定すると思います。
その北朝鮮の問題で、いつも中国のことばかりなのでちょっと北朝鮮のことについてお話ししたいと思うんですが、今もうアメリカの専門家とかいろんなところでは、統一朝鮮、朝鮮半島の統一国家ですね、これが果たしてどういう国になるだろうかという議論が本格的に始まっておりまして、これが果たしてプロ中国の国になるのか、それともどちらかというとこちらを向いた国になるのか。
これと比べるだけでもアジアというのはまさにこれからがナショナリズムの時代でございまして、中国、韓国、統一朝鮮、東南アジアのタイ、インドネシア、これはすべてこれからナショナリズムの時代でございまして、時代が随分特徴が違っております。
ですから、対中関係、対ロ関係、対朝鮮あるいは統一朝鮮関係、これをどうするのだと聞かれますと、第一の方策は日米同盟を強くすること。これによって非常に関係は安定いたします。 そこで、日米同盟強化の方策というのは、非常にはっきりしております。
また一方、七千万人近い人口を擁する統一朝鮮も今以上に自己主張を展開していくでありましょう。その他、シンガポール、マレーシア、インドネシアによる成長の三角地帯を初め、国境を越えた地域経済圏構想が南から北まで東アジア全域で取りざたされております。 四半世紀後におけるアジアの中の日本の役割は何であるのか。
まず、南北朝鮮の統一と非核化、日朝間の国交正常化実現に関する請願三件は、南北朝鮮の自主的、平和的、中立的連邦制国家としての統一、朝鮮半島の平和と非核化の実現及び日朝間の国交正常化の実現の促進のため努力されたいとの趣旨のものでございます。
また、これは韓国のほんの一部にある考えであって韓国の全体を代表する考えでは毛頭ありませんが、北朝鮮の核は統一すれば統一朝鮮の核になるのだから今ここで頭から反対する必要はないとの考えも一部にあるやに私のところには伝わってきている次第でございます。 米国でありますが、その本音がNPT体制の擁護にあることは自明であります。
今の話し合いですね、南北対話というものはいろいろな曲折はあるにしても、それが進展していって連邦制になるかどういう形になるかはわかりませんけれども、そういう方向に行って、今、久保田先生のおっしゃったような中立ということが一つの条件になるかもしれませんけれども、そういう状況で進んでいけば、その統一朝鮮との正常な関係を持つことが一番いいと私は思うのです。
それから三十六年たっているわけでありまするけれども、第二次大戦の直後には統一朝鮮ができそうであった。それが当時の国際的事情で結局二つの朝鮮ができたわけです。
のあることは、これは私もそのまま認めますが、また米国の韓国駐在というものも抑止力になっているということで、バランスでございますが、その上に安定が保たれておるという状態でございますが、なるべく早く南と北が実質的な話し合いができる、たとえば郵便の交換とか、親捜しとか、そういうようなことができるような雰囲気になることを本当に私は心から願っておるし、また将来は、全斗煥大統領も金日成主席も言っている、平和的に何とか統一、朝鮮
のみならず、統一朝鮮が実現した場合に一体これはどうなるんだろうかと、二つの朝鮮の固定化につながらないだろうかという議論があるのは当然のことです。さらには、海洋法会議の決着がついて、たとえば経済水域二百海里論が国際法的に法的権利として高められていった場合どうなるんだろうかと、あるいは、これは衆議院で議論がありますが、日本が領海十二海里の宣言をした場合、当然この共同開発区域と重複するわけです。