1952-06-30 第13回国会 衆議院 本会議 第63号
二、日本共産党は、最近の国際情勢の変化に対応し、民族解放、民主統一戰線を当面のスローガンに掲げ、平和運動の名のもとに反米抗争を展開し、特に学生、婦人層に働きかけつつあること。 三、労働者、農民、特に自由労務者の経済的要求あるいは日常生活の不平不満を取上げて、たえずいわゆる大衆の自衛抵抗鬪争の展開を広汎に企図していること。
二、日本共産党は、最近の国際情勢の変化に対応し、民族解放、民主統一戰線を当面のスローガンに掲げ、平和運動の名のもとに反米抗争を展開し、特に学生、婦人層に働きかけつつあること。 三、労働者、農民、特に自由労務者の経済的要求あるいは日常生活の不平不満を取上げて、たえずいわゆる大衆の自衛抵抗鬪争の展開を広汎に企図していること。
日本共産党は、この農民の革命的土地改革の要求に対し、この実現に向つて、民族解放、民主統一戰線の強化と発展をはかるがゆえに、この農民的土地改革を抹殺し、戰後のごまかし農地改革をもさらに輪をかけて反動的にするこの新農地法に対し、断固反対するものであります。(拍手)
そんな小兒病的な冒險主義——それはアナキストなどの極左偏向で、国民的統一戰線を叫んでいるこんにちの共産党が敢てするとは思われもしない。学生たちも宮城前広場へ入つたら、歌でもうたう程度で解散するつもりらしかつたことは、二重橋前に進んだ先頭部隊は立止つて「休め」の姿勢をしていたし、あとから入つてきた学生たちは、スラクムを解いて円陣をつくり、歌をうたつてもいた。
インドにおいては、ソ同盟、中国との友好を目ざし、共産党と手を握つた民族解放統一戰線が、あらゆる地方選挙に圧倒的な勝利を確保しているのであります。(拍手)日本国民は……。
「四・一八、四・二八、五・一、さらに五・八早稲田における闘いを民族解放の統一戰線を拡大発展させる観点から正しく評価し、プロレタリア英雄主義を鼓舞し、その自覚を高めるための徹底した大衆討議をどんどん巻き起し、具体的な行動の目標を与えて組織することが重要である。」
この広汎な組織大衆の実力闘争によつてますます強固に打立てられた統一戰線こそは、今年のメーデーを文字通り統一メーデーとして実現せしめる裏づけであつたのであります。第三に、東京の統一メーデーは、もはや、これまでの破防法粉砕の実力鬪争の單なる積み重ねだけではなく、統一メーデーに結集せられた東京五十万組織大衆は、この日に一つの偉大なる飛躍的、革命的前進を途げたことであります。
—————は、これにあわてふためいて、去る五月二日の法務委員会における木村法務総裁、吉武労働大臣、田中警視総監の正式報告を通じて、人民広場の大衆行動を総評と切り離し、ひたすらわが党並びに一部の労働者、学生、朝鮮人に集中攻撃をかけることによつて、メーデーに結集した統一戰線り分裂を策そうと企図したのでありますが、この企図は完全に失敗しておる。人民広場の使用は総評の決議であります。
ことに暴力主義的な非合法活動についてみますると、今日ではたとえば先ほどの共産党の新しい方針を見てもわかりますように、それらの団体の構成分子が、その一つの団体のわく内に立てこもつて運動をするのではないのであつて、いわゆる統一戰線、共同戰線、そういう方式によつてあらゆる民主主義団体の中に潜入をいたしておるのであります。
平和を守り、自由を要求する国民の統一戰線の前進の中で、家庭における警官を包囲し、彼らをして番犬であることにいたたまれなきまでに追い込んで行く意識的、計画的、大衆的工作が重要である。売国悪質警官を居住地で攻撃し成功している例は多い。東京王子署滝刑事に対する攻撃は、彼がもはやそこでは活動できないまでに追究しているのである。
わが党は、平和と独立を望む一切の国民、一切の政党との統一戰線により吉田内閣を打倒し、民族解放のための国民政府の樹立に向つて邁進するであろうことを宣言し、本補正予算案に対する反対討論とするものであります。(指手)補正予算三案は御返上します。(拍手)
従来自由党の金城湯池と言われました千葉におきまして、人民の統一戰線の圧力によりまして自由党が全面的な敗北を喫したこと、これは非常に重大な問題でありますが、果してこれに対しまして吉田総理並びに自由党の幹部諸君は一体どのように考えておられるか。この点を伺いたいのであります。
市長選挙に次いで行われました去る二十一日の京都府知事選挙において再び民主統一戰線が勝利をした事実を、吉田内閣は何と見るか。これこそ一蜷川候補の勝利ではない。明らかに吉田内閣の政策にに反対し、平和と独立を欲求する日本の人民の勝利であります。(拍手) 実際に吉田首相がもし名将ならば昔のことわざではないけれども、桐一葉落ちて今や自分の命運をさとるべきときが来たのだ。
去る八日、京都において行われた市長選挙で、民主自由党の推す候補者が落選して、社会党と共産党その他の民主団体の支持した統一戰線候補者が当選しておる。これは何を示すのであるか。それは、わが国を再び戰争に巻き込もうとする吉田内閣と、その背後の大勢力とに対する打撃なんだ。(拍手)平和と前面講和の勝利なんだ。人民の勝利なんである。
もう一度吉田内閣は、現実に起つておる国民生活の破綻及び労働者階級の実質賃金の低下を認識して賃金値上げを行わないならば、全労働者階級の統一戰線が、このことを力をもつて貫き、吉田内閣の命とりとなるであろうということを、私は忠告したいのであります。日本共産党は、もちろんこの労働者階級の要求の先頭に立つて鬪うことを誓うものであります。(拍手)