1964-12-10 第47回国会 参議院 内閣委員会 第5号
われわれは昭和二十七年の発足当初からほとんど目ぼしい増員がございませんでこの調査に当たっておるわけでございますが、対象団体側の党の勢力がどんどんふえておりますし、しかも現在は共産党側のほうが統一戦線戦術をとっておりまして、昔のように非合法の地下の、ただ共産党独自の地下組織だけで動くのではございませんで、いろいろな団体の中に浸透をしてまいりまして、幅広い民族民主統一戦線をつくっていく活動をいたしておりますので
われわれは昭和二十七年の発足当初からほとんど目ぼしい増員がございませんでこの調査に当たっておるわけでございますが、対象団体側の党の勢力がどんどんふえておりますし、しかも現在は共産党側のほうが統一戦線戦術をとっておりまして、昔のように非合法の地下の、ただ共産党独自の地下組織だけで動くのではございませんで、いろいろな団体の中に浸透をしてまいりまして、幅広い民族民主統一戦線をつくっていく活動をいたしておりますので
なお、この統一戦線戦術といたしまして、御承知のように、共産党は共産党の指導下に動きます各種の大衆団体をつくってそれを動かしておるわけでございますが、たとえば民主青年同盟、この同盟員もすでに十万をこえたわけでございます。また、婦人の党員あるいは同調者を結集いたしました「新日本婦人の会」の会員も五万をこえております。あるいは中小企業者を結集いたしました民商——民主商工会の連合会の団体がございます。
なお、共産党が本来の共産党だけで固まっておりませんで、共産党の周囲にございますいろいろな大衆団体に浸透をしてまいりまして、それを支配し、指導をしようという統一戦線戦術をとって共産党の目的を達しようということを考えておる状況でございますので、左翼調査の調査面というものは、非常に広いのでございます。
なおつけ加えますが、左翼関係、ことに日本共産党関係が、かつての火炎びん闘争時代と違いまして、現在は統一戦線戦術をとっておるのでございます。共産党の周辺に無数の大衆団体をつくりまして、その大衆団体の中に浸透をし、その大衆団体を支配をして、これらを結集して、アメリカ帝国主義に反対し、日本独占資本に反対する、反米、反独占の統一戦線をつくって、それで日本革命をやろうといたしておるのでございます。
○高田なほ子君 日本に対する国際的指導または援助、これの実態の調査ということにまあなっているわけですが、これはあなたの方からいただいた国際共産主義運動の沿革と現状、この中の八十一ページの中に、これをまあ全部お読みするわけにはいきませんが、「国際共産主義の統一戦線戦術はその第七回コミンテルン大会の」云々というふうにずっと書かれまして、そしてすでに国際的ないろいろの運動のずっと綱領のようなものがここに書
こういうことから結局編み出した戦術が、統一戦線戦術というのであります。要するに、自分たちが中心になって他の各団体、各人を巻き込む、そうして自己の指導力と活動力を漸次拡大していく、これが彼らの当面とっている戦術なのであります。特に対象とするのは労働組合、あるいは各種大衆団体でありまして、その中に日共統制力の増強、拡大をはかるということが、当面の目標に相なるわけであります。
日共白書というものを公安調査庁といたしまして作成をして、公式にも非公式にも発表をした事実はございませんが、共産党について調査をしているかどうかというお尋に対しましては、最近共産党といたしましてはいわゆる三反統一戦線戦術、反米、反吉田、反再軍備統一戦線の強化という線によりまして、表面合法的活動を強く推進する態勢をとつておるのでありますが、私どもの見るところでは、依然として本来の暴力革命の考え方に基きまして
それからよく戦術転換というような言葉が使われますのですが、正確に申しますと統一戦線戦術というものは非常に幅の広い、いろいろな場合に適用される戦術を総合して一つの統一戦線戦術というものが形作られておるのでありますが、この統一戦線戦術の枠の中で、そのときどきの客観情勢をどう見るか、それでその客観情勢に対してどういうふうに具体的な戦術を適用して行くか、戦術と申しますとつまりスローガンとそれから組織の問題でありますが