2018-06-12 第196回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
特にチームプレーのアイスホッケーでは、南北統一チームということで決まっていきました。実はこのチームと日本も対戦をしたんですよね。力の差があって日本勝てたからよかったですけれども、急にルールが変更されて、二十二人しかベンチ入れないのに南北合同チームは三十何人入れる、これじゃ、ルールを守って公正公平に大会を運営しなきゃいけないのに、こんなことが許されていいのかということです。
特にチームプレーのアイスホッケーでは、南北統一チームということで決まっていきました。実はこのチームと日本も対戦をしたんですよね。力の差があって日本勝てたからよかったですけれども、急にルールが変更されて、二十二人しかベンチ入れないのに南北合同チームは三十何人入れる、これじゃ、ルールを守って公正公平に大会を運営しなきゃいけないのに、こんなことが許されていいのかということです。
大臣も御承知だと思いますが、過日、スウェーデンで行われました卓球の世界選手権大会におきまして、大会途中で準々決勝で対戦する予定だった韓国と北朝鮮が統一チーム、コリアを結成して、準決勝で戦った日本チーム、これ統一コリアと対戦したんですが、相当混乱したんですね。これは私はスポーツにおけるルールの尊重だとかあるいは公平性を損なう暴挙と考えているんです。
しかし、少なくとも、南北の赤十字会談が中止になったり、あるいはスポーツが統一チームをつくろうといって合意していたものができなくなったりという状況が次々とここのところあるわけでございまして、これはやはり何か政策的な変更といいますか、あるいは国内の事情であるかもしれませんが、何か変化があるんだろうということを我々推測をしているわけでございます。
さらに加えて、世界卓球選手権で南北統一チームを編成する予定だったのが解消された。この三つはすべて北朝鮮側が南北交流を拒否したものだというとらえ方がされております。 その背景には、ワシントンにおける米韓首脳会談で、ブッシュ大統領が金大中大統領に対して、対北朝鮮に対する強硬姿勢を鮮明に打ち出したからだということが言われています。
今、幕張メッセで開かれている世界卓球選手権に統一チーム、コリアというチームで出て、在日の人たちが一緒になって応援している。非常にいい光景だと思う一方で、韓国の国防部長が北朝鮮の核施設に対して奇襲攻撃をかけるべきだというような発言をして北がいきり立っている。イスラエルのイラク攻撃のことを挙げて韓国は言っているようですけれども、こういう全く反対の状況がある。そういう中で、また首相級会談まで行われる。
あるいは現在世界の卓球選手権大会を前に朝鮮の南北統一チームが初めて参加して感激的な練習をやっていますが、こういうピンポン外交を見てもスポーツ、学術、文化の交流というものは大きい意義があると思いますが、文部大臣はこういうことの促進についてどういうお考えをお持ちか、お聞かせいただきたいと思います。
○玉城委員 一昨日の沖縄北方特別委員会でも私、ちょっと申し上げましたけれども、朝鮮半島情勢についての話し合いの中で、緊張緩和の環境づくりの一つとして、南北両朝鮮の統一チームづくりについても提案してみることも必要ではないかということについて、大臣からそういうことも含めて検討してみたいというようなお話もあったわけでありますが、大きく前進することは望ましいわけですけれども、一歩でも二歩でもそういう緊張緩和
○玉城委員 南北統一環境づくりに努力をしようという話し合い、その一つとして、当然緊張緩和の一つの手がかりとして八八年ソウル・オリンピックに南北両朝鮮統一チームというものをつくってみたらどうかというような話し合いをされてみたらいかがでしょうか。
これは非常に重要な意味があるので、つまり僕はソウルオリンピックのことを大臣に伺いたいんですが、八八年のソウルオリンピックに南北両朝鮮が統一チームを組むとか、国旗の問題なんかは片々たる問題ですから、統一チームを組む。あるいは、IOCのサマランチ会長が七月にモスクワ を訪問するわけですが、これも南北の共同開催と。
それは、焦点は南北分散同時開催あるいは統一チームの結成というふうなことを具体的なポイントにした協力ということと理解してよろしゅうございますか。
そこでお伺いをしたいのでありますけれども、ラングーン事件という不幸な事件があり、あるいはロス・オリンピックの統一チームの話が決裂をするということでございましたけれども、その後共和国から韓国への水害の物資の見舞いというものを契機にいたしまして、経済会談なりあるいは赤十字の会談なりということがいろいろな形で話し合われているわけであります。
それからもう一つは、南北統一チームをつくる場合に、南側の選手が北朝鮮に入る場合の身辺の安全ということを問題にしたわけでございます。これに対しまして北朝鮮の代表が、スポーツの話をしようというときにこのような政治問題を頭に出すということについては到底納得できないということで退場して現在に至っている。
○木下委員 政府は朝鮮半島の平和と安定を確保するための話し合いは南北両当事者の会談が基本である、そう言ってこられましたが、しかし単にスポーツの統一チームをつくるというようなテーマだけでも南北両当事者の話し合いはこのように極めて困難でございます。これでも当事者同士の話し合いを基本とするという政策を変えないつもりなのか、お伺いをいたします。
○木下委員 政府はオリンピック等への統一チームづくりを目指す南北朝鮮の会談とその決裂をどう受けとめているのか。第二回会談の行われる見通しはあるのか。また、この統一チームづくりを呼びかけた北朝鮮の真意はどこにあると考えておるのか、お伺いいたしたいと思います。
○野末陳平君 だから、日本の外交は建前が多くて現実についていけないということがよくあるんですけれども、国際情勢はもう変化していますから、中国と韓国がああいうことになってみたり、あるいはオリンピックに南北朝鮮が統一チームをとか、もうとにかくいろいろなことが時代の流れに応じて考えられていいわけだと思うんですよ。
○黒柳明君 今回の定期外相会談はちょっと従来と情勢が変わっているというような感じもいたしますし、またオリンピックの統一チームは残念なことに物別れみたいな感じになっちゃったんで、先委員会で、これができれば結構なんだ、難しいけれどもと大臣はおっしゃっておられた。
そこで伺いたいのは、一昨日九日、坂門店で南北の対話があって、ロサンゼルス・オリンピックに向けて統一チームをつくるということを議題として会談が初めて始まろうとしたわけでありますけれども、しょっぱなからラングーン事件に対する釈明問題をめぐって対立をして壊れてしまった。こういう結果になったことをあなたは、当然そうなるだろうと思ったのか、意外であったと考えたか、その辺の感想はどうですか。
○和田静夫君 外務大臣、ロス・オリンピックに南北統一チームを編成する問題をめぐりましてきょうから板門店で交渉が始まるわけでありますが、外務大臣としてはどういうコメントをされますか。
○黒柳明君 法律案に入ります前に、まずけさの報道からちょっと二、三お伺いしたいんですが、北朝鮮がオリンピックに対する統一チームというような提案を韓国側にしたという報道がありますが、大臣、どういう感触でこれをお受けとめになられましたでしょうか。
なおまた、これに伴い卓球統一チームなどの問題も出てきていることもこれは歓迎すべきことで、私の方では日本卓球協会、国際卓球連盟にこの統一チームを参加させられるよう正式に要請をしているところでございます。
中国の場合もピンポン外交なんというようなことが言われたわけなんですが、今回、北の方から提案して、統一チームを南北でつくってこの選手権大会に臨もうではないかということに対して、南側もこれに応じた。
そこで、私は、南北両方で統一チームをつくろうということは非常にいいことだと歓迎をしております。したがいまして両方が争ってどちらに味方するかということになれば政治的でありますけれども、両方が一緒になって仲よくやろうということでありますから、これはスポーツの精神にも合致することでありますから、私の方としては卓球連盟の方にぜひ統一チームの参加ができるように御配慮願いたいという要請をするつもりでおります。
まず、卓球の世界選手権大会が平壌で四月二十五日ですか、開かれますが、これに平和外交の、あるいは統一の一つの突破口をつくるための南北の話し合いができていることは非常に私はいいと思いますが、外務大臣として、万が一、五日に再開されて統一チーム結成の話ができ上がったとき、国際機関としてはまだこの統一チームで参加するということがいいか悪いかの意思表示を正式にしていないと思います。
ある意味では、いまの統一チームができるできない、その前でもいいくらいに私は思うのです。前に国際的なそういう雰囲気をつくってやることが――できたら後でやる、これも一つの方法です。
一方には、世界卓球連盟は統一チームを参加させるかどうか検討中であると聞いておりますが、わが日本としては、統一チームがつくられて、これが世界卓球大会に参加するということは歓迎すべきことであると考えております。両方の南北対話、統一の雰囲気が、こういうスポーツ面でも出てきて、これの雰囲気づくりに役立つものと考えます。
加えてことしは世界卓球選手権大会に統一チームを出そうではないかというふうなやわらかムードがあるわけです。そういう状況の中で、最近まれな規模の大演習が行われるということは早くからわかっていたわけです。