2008-05-30 第169回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
さて、学校給食の現状を見ますと、近年、いわゆる財政支出を抑制するといった問題や合理化等々から、自校式の給食室ではなく給食センター化であるとか、民間委託がどんどん進んできております。
さて、学校給食の現状を見ますと、近年、いわゆる財政支出を抑制するといった問題や合理化等々から、自校式の給食室ではなく給食センター化であるとか、民間委託がどんどん進んできております。
食中毒の集団発生という危惧を抱えながらも、一方では、財政的な理由から学校給食センター化を始め外部委託や調理員のパート化等の学校給食業務の合理化が進められておりますし、また一方では、O157問題以降、単独調理場方式への移行について検討していくことが望ましい、統一献立については縮小の方向で検討すべきという保健体育審議会の答申が出された経過もあるようです。
○小川(省)委員 給食センターの増加は、ある意味では自治省の財政局長に伺いたいわけですが、自治省財政局の指導による面が見逃せないと思いますが、財政局は起債の指導の面で給食センター化を進めているというふうなことはありませんか。
いわばいま失われようとしているような手づくりの味といいますか、給食を通じても子供たちの情操なりしつけなりを養っていくというふうな、非常に重要な一環でもあるわけでありますから、子供に魂のふるさとを忘れさせるような、仕出し弁当屋のような方向を教育の中に持ち込まないように、これはぜひお願いをして、給食センター化を助長するようなことはぜひお取りやめをいただきたいということを要請をいたしておきます。
それから最近、給食センター化の方向がかなり出てきているわけでありますが、私は、これは何としても取りやめていただきたいというふうに思っているわけであります。何と言っても給食というのは教育の一環でもありますから、単独校方式でやっていくことが教育の効果を上げることにもなると思うのであります。