1951-11-28 第12回国会 参議院 文部委員会 第16号
ここが私はやはり天野文政というような一つの方向を、今まで財政問題、給與財政の問題などと関連して考えられるが、とにかく検討しなかつたことは事実ですね、こういうような問題については……。そうするとそういう方法でやると頭からきめてかかつたと、こういうようなことですね。
ここが私はやはり天野文政というような一つの方向を、今まで財政問題、給與財政の問題などと関連して考えられるが、とにかく検討しなかつたことは事実ですね、こういうような問題については……。そうするとそういう方法でやると頭からきめてかかつたと、こういうようなことですね。
ですから今回の給與の決定、給與財政というものの取り方は非常な重大性を持つておると私どもは思うのであります。国民全般の生活水準というものが一定の線で今きめられて、若しもこれで満足だ、不十分だけれども満足だというような印象を與える場合においては、今後もうこれ以上に上げるという見通しは全然付かないのではないか。
そこで私が言つておりまするのは、文部省がこの給與財政の問題について立案をするときには、当然地方自治庁の了解なしにはこれは法律案が立案できないのです。従つてそういうときには是非ともまあ御協力、御努力をお願いしますと、そういう意味なんです。附加えて……、御返答がなければなくともよいのですが、まあ御協力願います。
ただこれに伴う困難摩擦をいかに解決すべきかが問題であつて、殘存郡部の處置、營造物の處分、職員の給與、財政、警察の取扱、食糧檢査所を初め、各種の行政機關、食糧營團初め各種團體、縣廳の所在、議員の身分關係、法令の取扱をいかにするかというふうな、事務的にはなかなか問題も多い。