1952-04-17 第13回国会 参議院 決算委員会 第17号
を異にした臨時手当支給制度が確立され、更に同年七月臨時勤務地手当支給処置に代えられ支給されていたが、昭和二十二年五月二十七日終戰連絡地中央事務局長、厚生次官通達「連合国軍関係常傭使用人の給與に関する要綱」に基き地域手当は官公吏の場合に準じで支給のことに定められたので真駒内地区稼働の常傭使用人に対する勤務地手当は打切りの状態に立至つたため労働組合より強い要望のもとに数次の団体交渉を重ね七月二十一日給與審議会決定事項
を異にした臨時手当支給制度が確立され、更に同年七月臨時勤務地手当支給処置に代えられ支給されていたが、昭和二十二年五月二十七日終戰連絡地中央事務局長、厚生次官通達「連合国軍関係常傭使用人の給與に関する要綱」に基き地域手当は官公吏の場合に準じで支給のことに定められたので真駒内地区稼働の常傭使用人に対する勤務地手当は打切りの状態に立至つたため労働組合より強い要望のもとに数次の団体交渉を重ね七月二十一日給與審議会決定事項
ところがそれが享受でなければ幸いと思うのでありますが、内閣審議室や、あるいは大蔵省の給與関係の当局などが集まつて、菅野副長官を中心として、何かこの給與審議会的なものをつくつてやつておるように聞いておるのでありますが、そりいたしますと、これはまたに民主国家のあり方として問題にする大きな点が残つております。汚点を残すのではないかと考えております。
そういうふうに屋上屋を架して、政府が無用な機関をつくり、国民の費用をむだに使うという観点からいつても、政府に給與審議会というプライベートの機関があつて、前には今井給與委員長が給與の操作をやつておつたという観点から申しても、むだな仕事をやめてどつちかはつきりしてもらいたいと思うわけでございます。
つまり三万二千円の先、三万二千四百円でとまつておりますが、今度の政府の給與審議会という……。これは私たちにとつては訳のわからない代物ですが、この給與審議会から出しておる案というものは、二千四百円を三千円に上げてずつと大きくして最高をこの上に持つて来ておるのであります。
尚近頃伝わつております給與審議会はどこまで具体化されつつあるお考えでございますか知りませんが、そういう点については、一切相談を受けたことはございません。
それは電産の争議あたりから、給與審議会のできる直前あたりまで、若干の違いはありましたが、一貫して、名目賃金が上れば上るほど実質賃金は下つております。
しかも最低賃金制確立の中央、地方を通ずる委員会をつくることは、もうすでに労働基準法をつくる当時から問題になつておりまして、これはかつての給與審議会においても非常に問題になつた。ところが労働省は発足以來相当年月を経ておりますが、この最低賃金に対しては一回も委員会を開いたことを聞いておりません。
一方官公労働者は、人事委員会という強力なる國家機関によつて保護せられ、給與審議会においても、賃金決定にあたつては発言の機会も與えられておる。一方農の場合は、米價を初め重要な農産物價格の審議決定が、一部官僚の秘密決定にゆだねられて、何ら生産者の意向すら取上げられないという実情、これを比べてみるとき、いかに農民が不公平な立場に置かれているかということがわかる。
構成の結果におきまして、政党政治の行き過ぎを直すといいますか、そういうふうなのではなくて、むしろ少数の、具体的には三人の人事官によつて構成されまする人事院というものが、それが非常に絶対な権限を持つということは、これは却つて官僚の制度の悪い面を強調することになるというふうに思われるのでありまして、これに対する方策といたしましては、これもすでに先程から御指摘にあつたような人事院の組織について、例えば給與審議会
○木村禧八郎君 私は賃金算定の方法なんですが、先程加藤労働大臣のお話ですと、CPSを考慮して、全國工業平均賃金を考慮しておると、この前の給與審議会ですか、臨時給與委員会、あのときの算定の方法は、CPSの乙地から一割引くという算定方法であつたと思うのであります。ところが今回はそういう方式ではないのですね。
片山内閣が千八百円ベースを決めます時には、ともかくも事前におきまして給與審議会を設けまして、そうして労働組合側と審議しましたが、結局折合がつかずにああいう結果になりましたが、一応ああいうことをやつた、そうしてそういうことをやつた結果、当時の片山内閣は、その当時の安本長官も、千八百円は確かに赤字があるのだ、これは食えないのだ、少なくとも五、六百円は政府が認める赤字がある、併しこれは今後配給物資やそうしたことで
というのは、昨年の七月一日の給與審議会において、あの片山内閣が十一月黒字説というようなことを申しまして、いろいろな説明があつたのでありますが、結論においてどうであるかというならば、その内容が実行されていないのであります。從つてやみ物價においては、当時の三倍以上の公定價格引上によつて、四倍も五倍も上つた実例を、われわれは昨年の今ごろすでに体験済みであるのであります。
從つて三倍ないし四倍の料金の値上げということは、ただちにそれがあらゆる物品の交換市場における價値に影響するとともに、それが他のやみ價格等には至大な影響があるということは、昨年の七月一日の給與審議会があの千八百円ベースを決定した際にも、非常に暴騰を來した。
○堀末治君 確かあの当時の臨時給與審議会の第一報告か第二報告かにあつたと思うのでありますが、つまり官吏の勤務時間の六・六時間を、できるならば八時間にして、三千五百三十円を貰うようにしたらいい、こういうような意見が謀委員からもあつた。こういうふうな報告を私は見ておるのでありますが、実際において、官吏の勤務時間を八時間とするわけには参りませんのでございましようか。
○政府委員(今井一男君) これは現在のような、いろいろ住宅でありますとか、交通とかの関係が十分でない際には、むずかしいじやなかろうかというような意見も、臨時給與審議会で出たことは事実でございますが、併しながら官廳職員が給與が低いということがよく言われますが、勤務時間の短かいことも事実なんでございますので、そこで勤務博間を是非延長するようにして、それで給與も民間とぴたつと行くような給與をやれるようにしたいという
それからその他の細かい点でありまするが、これは第一、給與審議会を設けましたときに、各労働組合に加入を求めたのでありますけれども、不幸にして國鉄以外の方々の参加を得なかつたことは極めて遺憾でありましたが、そういう方法によつてやつて來たということは、これは今のところ止むを得なかつた方法であつて、これで決まつたということに対して御承認を願うより外はない、こういうふうに考えておるわけであります。
○國務大臣(芦田均君) 給與審議会というものができておりまして、主として給與の問題はその委員会で決定されることになつております。委員会が決める標準はその時々の物価その他の情勢によつて変更を加えられるのであります。その委員会において今後新らしい給與令ができた場合には、現在の政府の発表した基準の二千九百二十円が変更される。その変更があるまでは現行のままで我慢をして貰う。
今日決定いたしております給與審議会には、不幸にして國鉄以外の参加を見なかつたのでありますが、廣く呼びかけておるわけであります。どういうふうになつておるか、具体的なことはちよつと私覚えませんけれども、廣く参加を求めて、なるべく労働団体の衆知を集めるということにいたす方針でございます。
私はこの際、むしろ爭議の原因である官公職員の給與に関しましては、平素から國会の代表をも加えた給與審議会を常設して、問題の根本的解決に当る必要を痛感するのでありますが、政府はこれに対していかようにお考えでございましようか。今回の爭議は、その底を流れるものに依然として共産フラクシヨンの活動があります。
本案によりますと、給與審議会の答申に基いて、政府は二千九百二十円ベースをのむということを声明されまして、本案の上程と相成つたのでありまするが、新芦田内閣の方針といたしまして、能率給の採用を政策協定においてもうたつておられるのでありますが、私は必ずしも本二千九百二十円べースが、勤労者の生活権確保の上に万全の措置とは断じがたいと思うのであります。
○後藤委員 その話は予算委員会の理事会で私ども一應聽いているけれども、今官房長官が説明されました通り、すでに中労委の裁定を政府が呑んで、一月の給與審議会の結果をまつて一月から支給すると、政府的には前内閣ですでに決定してしまつて、事務的の支拂いという時に來ておるので、これだけは今の労働攻勢の形からいつても、二十日に支給できるように御協力願いたいと思う。あとのものは私はごもつともだと思うのです。
このことは、給與体系がどうなりまするか、ただいま給與審議会にかかつておりまして、その結果を得た上で賃金体系というものが新たにきまる、きまれば、これに基いて物價全体に対しても新しい修正を要する。この修正の場合に、その修正さるべき物價の一環としてこの運賃の問題を取上げる、そのことがきわめて妥当であるというような考え方から、今回は一應旅客運賃の十割値上げということに止めました。