1963-02-19 第43回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
それからまた、現に政府が決定した原子力船の建造という一つの政策についても、閣僚の間においてその受け取り方が、片や平和のための開発である、片や中国の原子力実験に対抗するための政策である、こういうことをばらばら言っておったんでは、これは、池田内閣給理大臣がどうような言明をされようと、内閣の原子力に対する平和利用の考えは、ばらばらだということになるじゃないですか。この点はどうですか。
それからまた、現に政府が決定した原子力船の建造という一つの政策についても、閣僚の間においてその受け取り方が、片や平和のための開発である、片や中国の原子力実験に対抗するための政策である、こういうことをばらばら言っておったんでは、これは、池田内閣給理大臣がどうような言明をされようと、内閣の原子力に対する平和利用の考えは、ばらばらだということになるじゃないですか。この点はどうですか。
それから、内閣総理大臣からの諮問事項を思い出していただきたいのでありますが、内閣給理大臣は、第一回総会の昭和三十五年の十二月二十二日に「農地改革により農地を買収された者に関する社会的な問題及びこれに対する方策の要否について貴会の」すなわち農地被買収者問題調査会、「意見を求める。」
國民が考えておりますことは、給理大臣が施政方針演説の際に御答弁されたり、或いはその他の委員会等において御答弁されておるように、この電力の再編成の問題は経済力の集中排除の目的を以て急速に行わなければならんという一つの事実、而も電力の再編成が公正妥当に行われるにあらずんば外資の導入も困難であると共に、日本経済の復興の基盤たる動力源が確保されないという大きな日本の政経済の問題の一つであることも現実の問題であつたのであります