1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
○正木政府委員 給付種目は現在十品日程度あるわけでございますが、この給付種目を取り入れる場合には、日常生活を容易にするもので緊急度がどうだろうかといった観点、それから、その用具が一般的に市場に普及して、一般の国民の生活水準から見て妥当なものかどうかという判断を加えておるわけでございます。
○正木政府委員 給付種目は現在十品日程度あるわけでございますが、この給付種目を取り入れる場合には、日常生活を容易にするもので緊急度がどうだろうかといった観点、それから、その用具が一般的に市場に普及して、一般の国民の生活水準から見て妥当なものかどうかという判断を加えておるわけでございます。
こういったところにつきましては、この制度との関係を基本的にどうされるかは、それぞれの川崎なり尼崎なり四日市の御判断でございますが、先ほど申しましたように、この制度と目的なり給付種目を同一にするものにつきましては、やはりこの制度に吸収されるのは望ましいであろうとわれわれは申せるだけでございまして、それは各地域の実情に従って御判断願いたいと思います。
いわゆる四大公害裁判におきましては、やはり慰謝料というものが中心になっておりますので、給付種目として慰謝料というようなものをつくってはどうかという御意見もあったのでございます。
ところで、この制度の給付を考えます場合に、慰謝料という給付種目をいかに取り扱うかは非常に問題のあったところではございますが、結論といたしましては、やはりこのように一つの制度をつくりまして一定の要件に該当すれば一定の給付をするというふうな場合にはどうしても給付を定型化し類型化する必要があるわけでございまして、非常に精神的な要素にウエートがかかる慰謝料につきましては制度的に扱いにくい。
そういう意味におきまして、この制度におきましては障害補償等の補償給付と並んで療養の給付というのを給付種目の大きな柱といたしております。
尚右側に給付種目、國民分類とありましてABCDEF、こう書いてありますのが、ビヴアリツジ案のプランでありますので、先に揚げましたAからFまでの者を符号で現わしたのであります。尚備考欄を御覺になりますと盲人手当、主婦の活動障害中の家事手傳人の派遣、B、C、D層には職業訓練手当、こういうような制度等も設けられておるということを備考欄に簡單に略記いたしました。
ビヴァリッヂは國民の階層、被保險者を被傭者、自営者、及び無業者の三階級に分けまして、保險料及び給付種目はその階級によつて異なつております。その給付は大体七種類が掲げられております。第一は失業給付、第二が疾病給付、第三が出産給付、この中には出産補助金、この出産補助金はお産に使うところの金であります。この出産手当というものはお産のために休んだような場合に、その收入の一部を貰うわけであります。