1962-03-02 第40回国会 衆議院 文教委員会 第9号
どこに行っても山村においては、こちらがよくなっても県庁の所在地や他の都市はさらに条件がよくなっているわけですから、こういうものをだんだん削っていくという給与方針には私は反対なんです。宮城県出身の次官もその辺は実感を持って考えていると思うのですが、三十七年度の僻地の暫定手当を一方的に打ち切るということでなく、さらに引き延ばしていくという方針をここで明らかに示しておいていただきたい。
どこに行っても山村においては、こちらがよくなっても県庁の所在地や他の都市はさらに条件がよくなっているわけですから、こういうものをだんだん削っていくという給与方針には私は反対なんです。宮城県出身の次官もその辺は実感を持って考えていると思うのですが、三十七年度の僻地の暫定手当を一方的に打ち切るということでなく、さらに引き延ばしていくという方針をここで明らかに示しておいていただきたい。
○田中一君 大臣の言っていることは、結局現在国家公務員並びに地方公務員に対しては、別な給与体系があるから、それによっての給与方針で行なわれておるのだ、事実それだけの能力がある者に対しては、当然考えなければならぬということはあなたの頭の中にあると思うのです。たとえばあなた方が専門の大学卒業生の採用と、同じ年代の者でも高等学校を出た者とに対する採用の基準が違っております。
私は、今日三公社五現業や民間産業の多くに、ある程度の給与引き上げが実現しつつある現状において、国家公務員、地方公務員に対する給与方針に何らかの変更を加えるべきではないかと思うのであります。国家公務員法にも、情勢適応の原則によって、社会一般の情勢に適応するように、勤務条件に関する基礎を変更することができみことになっております。
かつて私どもは参議院においてもまた衆議院においても、これを是正して、順次均衡のとれた、公平妥当なるところの給与方針を、また地域給に対するところの方針をとらせつつあったのであります。しかるに人事院の提案もありましたが、両院を通過したのを、予算の裏づけがないといってそのままほっておくというところに、給与体制、地域給におけるところの不公平が生じてきております。
だからそういうふうな形で、もうこれを今やらなければ間に合わないというものならばいざ知らず、政府の給与方針に近ずいて来ておる段階において、法律が通つたからと言つてこれをそそくさとやる、而も一月一日以降実施するというものに対して、まだ余裕があるのに、人事院の勧告の中の精神が生かされる期間が十分新たに設けられて来るというときに、これが出たということについては、我々としては誠に遺憾の意を表したいと思う。
労務費の支給に当り、給与方針の不徹底、経理職員の不注意などにより過払を生じたものがあり、又工事の施行及び役務の提供に関し契約又は経費の精算処置等が適切でなかつたため諸経費の積算が過大であつたり、物品の調達に当り材料の使用数量又は納入経費を過大に積算した事例が多いのであります。
どうしてもそれならそれに適当した給与方針をきめて行かないというと人が働いて行けない。ただ一つの、公務員としまして何も国の一つのあれで当てはめて行くというようなことでは、到底今の現業官庁としてはやり切れない、こういうふうに私は考えておりますがゆえに、電通と郵政との現業官庁には特殊の俸給表があつて然るべきである。
労務費の支給にあたり、給与方針の不徹底、経理職員の不注意などにより過払いを生じたものがあり、また工事の施行及び役務の提供に関し、契約または経費の精算処置等が適切でなかつたため、諸経費の積算が過大であつたり、物品の調達にあたり材料の使用数量または納入経費を過大に積算した事例が多いのであります。