1981-04-27 第94回国会 参議院 安全保障特別委員会 第4号
そこで、三海峡におけるソ連艦艇の動向につきましては、過去五カ年間の平均、たとえば対馬海峡百五十隻、津軽海峡五十五隻、宗谷海峡百五十五隻の計年間三百六十隻でございますが、最近注目されるものといたしましては、昨年及びことしにおいて宗谷海峡において行われました結氷期における航行訓練と、ただいま外務省からお答え申し上げました四月二十二日の青森沖における射撃がございます。
そこで、三海峡におけるソ連艦艇の動向につきましては、過去五カ年間の平均、たとえば対馬海峡百五十隻、津軽海峡五十五隻、宗谷海峡百五十五隻の計年間三百六十隻でございますが、最近注目されるものといたしましては、昨年及びことしにおいて宗谷海峡において行われました結氷期における航行訓練と、ただいま外務省からお答え申し上げました四月二十二日の青森沖における射撃がございます。
○岡崎政府委員 訓練といえば訓練でございますが、結氷期と申しますと若干語弊があるのでございますが、流氷が多くて航行が非常に危険な時期におきまして、沿海州の基地から千島方面に向けての海上連絡、それを試行したもの、試しに行ったことが主要な目的であったというふうに解析しております。
○神田委員 この問題は、北方領土における外国軍の問題に対する、いわゆる防衛庁を中心とした日本の監視体制がどういうふうにとられているか、こういう問題とも関連をするわけでありますから、そのことにつきましても御質問したいと思っておるのでありますが、それに先立ちまして、三月の二十八日からオホーツク海におきまして結氷期の航行訓練を実施した、ソ連艦隊が結氷期訓練をしたという報道もされているわけであります。
しかも結氷期になっても帰らないという情勢、これはやはり私は国民の前に明らかにする必要があると思って公表した次第でありまして、これはいたずらにソ連の脅威をあおり立てたわけではございません。
○岡崎政府委員 国後、択捉両島に関しましては、択捉島の単冠湾は不凍港でございまして、結氷期中でも津軽海峡を通る船舶の通航はあったわけでございます。これは結氷期中も若干ございましたし、また今後もますます種々の航空機、艦船の往復があるというふうに予想しております。ただ、その結果、基地の建設がどのくらい進むか、これはやはり時日をかけないと確認できないものと思います。
防衛庁は本年一月の下旬に、御指摘のとおり結氷期を迎えまして、昨年の夏以来国後、択捉両地域に戦車及び火砲を含む相当規模のソ連地上軍が配備され、基地の建設が行われていると発表いたしました。その後、結氷期の間でございますけれども、若干の基地の建設が継続していたようでございます。
○国務大臣(山下元利君) わが国固有の領土であります国後、択捉両島地域に、昭和三十五年以来、国境警備隊程度のものでありましたところが、昨年の夏以降、相当数のソ連軍部隊が増強され、基地が建設せられたということ、そのことが、私どもとして情報を収集しておりましたところ、結氷期を迎えて一応その動きが一段落いたしましたので、その機会において確信の持てるところにおいて公表した次第でありますが、国後島には地上部隊
最初に公表したときと、ちょうど向こうは、それはもう一々申し上げるまでもないことでございますけれども、結氷期に入りまして動きもとまっておりますし、その後も動きは結氷期でとまっておりますわけでございますが、現在のところ変わっておらないと思いますし、そうしたことにつきましては、これは私は米軍も同意見ではないかと思うわけでございますが、以上をもって御理解賜りたいと思います。
○山下国務大臣 私は、このたびその両島地域におきますところのソ連の状況について公表いたしましたのは、繰り返し申すようでございますが、結氷期を迎えましてその動きが一段落いたしております、この機会におきましての状況を申し上げたわけでございます。
○政府委員(岡崎久彦君) 建設の状況につきましては、結氷期が終わって以後の本年の四月下旬でございますか、それ以後の動きについては、これは推測の域を出ませんでございます。ただ、われわれが注目しました事実としましては、冬雪が降ってからでも建設はかなり進んでいるように見受けられました。
○秦豊君 それから、さっきもちらっとあったんだけれども、いま長官の決断で発表したと言われた、結氷期になったから。いまの基地建設というのは国後、択捉両島に及ぶものか、それが一つ。それからもう一つは、いまのはほんの序盤でこれから本格的な基地建設が始まるというふうな理解の方が実態に近いのか。
それが冬になりましていろいろ具体的な情報がふえてまいりまして、これはどうも地上部隊の派遣に違いないという確信がだんだん深まってまいりまして、それでちょうどその時期に結氷期がもう後一週間で来る、結氷期がまいりましても派遣された部隊が帰る気配がない。これが建設部隊ならもちろん帰るのでございますけれども、これはどうも越冬する様子である。これならもう地上部隊であると確信を持って結論できる。
そして昨年夏以来の動きをなぜ今日において公表したかということにつきましては、われわれも的確に情勢は把握いたしておりましたが、ようやく結氷期を迎えまして、それで一応ソ連軍の動きも一段落いたしましたので、この機会に、それまでにおいて得られた資料によりまして、判断によりまして公表いたしたわけでございまして、なおこれにつきましては、春になりまして氷が解けるとかいうふうになりましたらまた動きが出てまいろうと思
現在、その規模、種類等につきましては引き続き確認の努力はいたしておりますけれども、大体一月の末になりますると結氷期になりまして、宗谷海峡が通航ができなくなるようでございます。
○政府委員(橋本利一君) まずサハリンのケースでございますが、昨年の九月に第一号井で試掘に成功いたしたわけでございますが、その後、結氷期に入っておりますので現在休んでおりますが、ことしも氷が解けるのを待って引き続いて試掘を進める、こういう見通しでございます。
詳しい運航状況につきましてはわかりませんが、毎年結氷期におきまして、普通の砕氷船の数倍にわたる能力を発揮して、非常に大きな北氷洋における運航の確保に役割りを果たしておる、このように伝えられております。
それから七日の午後バートン・アイランド号と会合いたしまして氷海へ進入して間もなく、氷盤間にパンケーキ・アイスというのが密集いたしまして、また今のリードの水面には半日くらいの間に厚さ約十センチのニュー・アイス、ことしの新しい氷でありますが、それが張り詰めてきたということから想像いたしますと、すでにこの付近は結氷期に入っておることが明らかであるのであります。
本請願の要旨は、去る九月下旬ソ連三十トン級の油送船が北海道野付半島に漂着し、現地村当局は拾得物として保管しているが、日本漁船の北海操業について、ソ連が友好的取扱いの措置をなしている現在、国際間の刺激を避けるためにも、これが措置は遺憾であり、現地も冬季の結氷期を迎え該船の保管に困難を来している。ついては、漂着ソ連油送船を急速かつ円満に返還できるよう措置されたいというのであります。
いわゆる東海道並行線に関します高速道路をつくりますときに、土地収用に関する当局のお考えは、どういうお考えを持つておるかということを、十分御研究願うと同時に、この中央国土開発道路は、荒地であります、荒野でありますから、降雪期あるいは結氷期の場合には、どういう結果が生れて来るかということも、十分建設省と田中社長との間におきまして御研究を願いたい。
北海道方町はすでに結氷期に入り、底びき漁業の出漁船も少く、本年に入りましてまだ拿捕、襲撃等の事件は発生いたしておりません。 東支那海方面におきましては、現在主として上海東方及び南東海域に底びき及びトロール漁船が常時約三百隻程度操業しておるようであります。中共漁船の進出が最近著しく、これらのうちの武装漁船によつて、最近拿捕、追跡事件が頻発しております。
特に結氷期に入つておるので、配船等について、かかる事情をも考慮して準備を行われておるかどうか。なお、引揚げ後の援護対策に万遺憾なきを期しておるかどうか。その具体的方途いかん。特に引揚者の住宅の問題、就職問題、子弟の教育問題等に対する対策について、厚生大臣から納得の行くような御説明を承りたい。
それからもう一誠の問題は、丁度ナホトカの港はその結氷期に際しましても、この高砂丸が易々としてその港に着き得た、勿論これに対しましては四十センチ、或いはそれ以上の結氷した個所も見受けたのでありまするが、幸い碎氷船、而も碎氷船もあまり大きくなく、二百トンぐらいの碎氷船で以て容易にこれを破碎することができる。
更に冬期結氷期に対して碎氷船三ばいを提供をするという申入をしたことを向うにおいでになつてお聞きになつたことがありますか。
前回の委員会におきましても申し上げたように、現在の協定で月五万を歸すということになつておりますが、これから始まつたとして、結氷期までに五万の割合でかりに行きましても、この前の政府のお話では四十九万何がしというものは残つておるということでありまして、全員帰還ということは不可能になります。
引揚問題は、昨日矢野委員が相当述べられたということを聞いておりますから、この点は省いて、ただ引揚問題が如何に深刻であり、すでに十二月は結氷期のためにソ連の方からは配船の通知が來ていない。して見れば又明年四月まではもはや帰還はないと思われるのでありますが、四十万になんなんとする未帰還者がソ連において又々三十度、四十度の零下の寒さで強制労働に服さなければならない、誠に断腸の思いがあるのであります。