1958-03-03 第28回国会 衆議院 予算委員会 第16号
結核対策を強力に推進し、五ヵ年計画をもって社会病としての結核禍を根絶する。このため結核対策本部を設け、予防、治療、後保護に至る一貫した対策を確立し、特に治療費は全額国庫負担をもって強力に推進する。 (三)、国民年金対策。全国民の生活保障の見地に立ち、当面国民全体を対象とする左のごとき国民年金制度の実施に着手する。イ、六十五歳以上の老令者に対して二万四千円の年金を支給する。
結核対策を強力に推進し、五ヵ年計画をもって社会病としての結核禍を根絶する。このため結核対策本部を設け、予防、治療、後保護に至る一貫した対策を確立し、特に治療費は全額国庫負担をもって強力に推進する。 (三)、国民年金対策。全国民の生活保障の見地に立ち、当面国民全体を対象とする左のごとき国民年金制度の実施に着手する。イ、六十五歳以上の老令者に対して二万四千円の年金を支給する。
ついては、北海道を結核禍より護り、あわせて療養所を軽快して退所する結核患者の再起をはかるため、職業補導と健康管理を内容とする後保護施設を札幌市に設置されたいというのであります。 —————————————
この陳情は、昭和二十二年四月、日本医療團より厚生省へ移管せられた飛騨地方唯一の結核診療所高山荘を絶対に整理せずに、飽くまで國立療養所として急速に完備し且つ強力に運営されたいことを、結核禍に悩む飛騨地方民衆のためにこれをお願いすると、高山市長外数名の者から者から陳情に及んでおるのであります。飛騨地方は厳寒積雪のため半年近い冬籠りの非衛生的家屋内生活を余儀なくせらるるのであります。