1957-10-10 第26回国会 参議院 建設委員会 閉会後第11号
ことに、結核慰者が三十一年度に四百五十名も出ておる。これは何かというと、結局仕事が多過ぎるということです。労働強化ということになるわけです。労働強化の一つの実態として言えるのは、現業官庁というものは、事業が終れば必ず配置転換されなければならぬ性質のものです。これは必然性がある。
ことに、結核慰者が三十一年度に四百五十名も出ておる。これは何かというと、結局仕事が多過ぎるということです。労働強化ということになるわけです。労働強化の一つの実態として言えるのは、現業官庁というものは、事業が終れば必ず配置転換されなければならぬ性質のものです。これは必然性がある。
結核慰者を入れる病床も足らず、住宅難のため、今なおガード下に住んでおる人たちもいる敗戦後の現実からすれば、一千三百億円の教育予算は満足していいも一のと思う。 地方自治権も尊重せねばならぬが、教員の五十才停年、女子教員の四十五才勧告退職ということは文部省として考えていない。
厚生委員はこれについては絶えず苦労をいたし、明年度には病床も増し、且つ十二分に発病前の調査まで、全国的にいろいろ結核をなぐしようとしておる際に、警察予備隊ともあろうものが結核慰者を無條件で追つ拂うなどということはあり得べからざることであり、何という乱暴なことであるか。私は国民に対してもこれは相済まぬことであると思う。而もその責任は健康診断、身体検査を行なつて入れたのであります。