2020-05-13 第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
○加藤国務大臣 もちろん、これまでも地域における特に結核医療の中心も担っていただいてきた、こういう経緯もあります。こうした新型コロナウイルス感染症を含めた感染症対策に取り組んでいただくことを当然期待しているわけでありますし、NHOにおいては、その根拠法において、国民の健康に重大な影響のある疾病に関する医療の向上を図るとされているわけであります。 今、具体的な中期目標云々というお話もありました。
○加藤国務大臣 もちろん、これまでも地域における特に結核医療の中心も担っていただいてきた、こういう経緯もあります。こうした新型コロナウイルス感染症を含めた感染症対策に取り組んでいただくことを当然期待しているわけでありますし、NHOにおいては、その根拠法において、国民の健康に重大な影響のある疾病に関する医療の向上を図るとされているわけであります。 今、具体的な中期目標云々というお話もありました。
その上で、結核医療も、周産期医療と同様に、これ一般医療とは全く異なる性格を有すると考えておりますけど、公立病院における結核患者の入院数、どのようになっておりますでしょうか。
○秋野公造君 へき地医療、それから小児、それから産婦人科、そして結核医療というような形で、公立病院の果たす役割というのは非常に大きいと思います。こういった不採算あるいは特殊部門、こういった医療の提供などが地域医療を確保していくためには非常に重要でありまして、今後ともこういった医療を公立病院が担っていくということを考えますと、しっかりみんなで守っていくことは重要ではないかと思います。
○政府参考人(大谷泰夫君) 国立病院機構におきましては、今御指摘ありましたように、結核医療など民間の医療機関では必ずしも提供されないおそれのある不採算の政策医療を提供しておりますが、結核医療など不採算部門を提供する個々の病院におきましては、一方で一般医療における上位施設基準の取得など医業収益の向上や効率的な運営に努めておりまして、病院全体で利益を出すことによりまして多くの病院で黒字を達成しているところであります
また、国の調整交付金につきましては、普通調整交付金により所得格差を全国レベルで調整を行い、特別調整交付金により災害や原爆医療、結核医療等により医療費が多いなどの特別の事情がある市町村に対して交付をしております。
○政府参考人(外口崇君) 御指摘の南横浜病院につきましては、この病院の政策医療であります結核医療の実績の著しい減少や地域の医療機能の現状、経営改善の見込みが極めて厳しいこと等を踏まえ、本年四月八日に今年中の廃止が決定されたところでございます。
しかしながら、結核医療体制の確保というものはこれは結核対策上大変重要でありますので、今後、結核医療体制の後退が生じないよう、これは分析を加えながら慎重に対応していきたいと考えております。
○政府参考人(外口崇君) 結核病床に対する診療報酬上の取扱いについては、現在、看護配置、看護師比率、平均在院日数その他の事項につき結核病棟入院基本料として評価するなど、結核医療の特性に応じ様々な評価が実施されているところであります。
厚生科学審議会感染症分科会の審議におきまして、いろいろの結核医療に携わる方々の意見を伺い、あるいは岡部参考人のような専門家の方の意見を伺ったのでありますけれども、結核医療の現場にいらっしゃる医師や看護師の方々、それから結核の予防、治療に関係する学会の方々、それから地域でその最先端に立つ保健所の所長さんたちからは、非常に強い懸念と反対の声が出てまいりました。
膨大な不法滞在者を抱えるアメリカにおきましても、これは大変重要な労働力として、結核医療費の負担を行っているということであります。 我が国の結核罹患者に占める外国人の割合というのは、今のところ三%程度ではないかというふうに見られていると聞いておりますけれども、これは年々増加していて、潜在的な患者というのはもっと多いのじゃないかとも言われております。
連合会病院の果たしてきた役割ということで申しましても、あるいはエイズ拠点、結核医療、小児救急医療等、さまざまな貢献をなしてきているというものがございまして、そういったことを踏まえましても、この病院経営ということについてのあり方ということを考えていく必要があるというふうに考えておりまして、連合会に対しましてもそのような指導を行っておるところでございます。
三 結核患者の高齢化、合併症や多剤耐性結核など専門的かつ多様な医療が必要とされる患者の増加に対応するため、結核医療について、診断方法、治療技術等の医療の進歩も踏まえ、入院の期間やその適正な手続きの整備、結核病床の機能など入院治療のあり方や、予防内服の位置付け、実施基準の策定など発病前治療のあり方に関し、患者に適切な医療を提供するという観点からの検討を進めること。
それからもう一点、結核予防法にかかわって坂口大臣にお尋ねしておきたいんですが、結核医療の場合、結核病床がなくなると結核を診るお医者さんまでいなくなっちゃうという事態が起きております。
本法律案は、近年の結核罹患率の動向、結核医療に関する知見の蓄積、結核患者の発生に係る地域格差の拡大等、結核を取り巻く環境の変化に対応し、結核の予防のための総合的な対策の推進を図るために、予防接種の前に行われるツベルクリン反応検査を廃止するとともに、健康診断の見直し等を行おうとするものであります。
しかしながら、結核は依然として我が国最大の感染症の一つであり、近年では改善傾向に鈍化が見られることから、結核の罹患状況の変化、予防接種や結核医療に関する知見の蓄積等、結核を取り巻く環境の変化に対応した新たな対策の推進が求められております。 こうした状況を踏まえ、予防接種の前に行われるツベルクリン反応検査の廃止や健康診断の実施方法等の見直し等を行うこととし、この法律案を提出した次第であります。
○松井孝治君 もうその議論をし出すと時間が掛かりますからやめますけれども、ただ、そうだとすれば、局長通達というのは結核医療に関するものであって、この局長通達を金科玉条にして割引診療を認めないという議論も成り立たないと私は思うわけでありますので、その点は指摘させていただいて、次に進みたいと思います。 株式会社の医療参入について、これ、自由診療の分野についてということで本部決定がなされています。
特にその中で、結核医療で一割引き二割引きという、結核医療をできるだけ多くの方に受けていただきたいので一割引き二割引きの割引制度を取っていたわけですね。その部分だけ割引制度を取っていました。
○政府参考人(河村博江君) 国立病院・療養所というのは、地方自治体あるいは民間で担うことのできない医療であって、国の医療政策として行うべき医療を引き続き行っていくということでございまして、結核医療につきましてもそういう観点から取り組んでいきたいというふうに思っております。
私どもは、結核医療につきましては、ナショナルセンターに準じた形での高度専門医療施設というふうに定めまして、ネットワークの頂点施設として、臨床研究も含めて、充実強化を図っていきたいと思っておるところでございます。
○河村政府参考人 結核医療につきましては、本年三月の再編成計画の見直しにおいて、先生御指摘のような多剤耐性結核等への対応を含みます専門医療の実施体制を充実強化するということで、原則として都道府県ごとに一カ所に施設を集約して、それの政策医療のネットワークの頂点としては国立療養所近畿中央病院、そういったものを定めまして、呼吸器疾患の政策医療のネットワークを構築する中で体制の強化を図っていきたいというふうに
それは、差額ベッドの拡大による患者負担増大の問題、現在の結核医療であるとか、難病や重心、筋ジス、感染症、こうした長期にわたる入院を余儀なくしている医療の切り捨てが浮かび上がってくるというふうに思います。こうしたことは、国立病院・療養所と同じように、国や自治体から財政補助を受けて運営をしている他の公的医療機関にも波及をしていくのではないかというふうに思っているところであります。
○公述人(遠山亨君) 結核医療について報告がありますように、撲滅をしたという状況を言われておりましたけれども、逆に三十八年ぶりに前年度を罹患者が上回るという状況が示されてきております。厚生省は空きベッドの結核の病床をことごとく閉鎖してまいりました。この閉鎖の病棟のベッド数はもう五千を超える数になっております。
そこでちょっと伺いたいんですけれども、先ほど結核医療のお話とそれから山間僻地、離島の問題がありました。こういうところについては独立行政法人化なのかそれとも廃止という方向なのかということが一つ。 それから、神奈川県の県内の状況がありましたけれども、廃止された場合にそこの地域の医療というのは何かかわりの施設が責任が負えるという体制は別途つくられるという手当てが何かされているものなのかどうか。
広域圏の結核医療の拠点型医療機関としての役割。結核に関する情報の収集、分析と提供、公開。それから、再興感染症としての結核研究の推進。七カ所出てくるんですね。 これは、結核対策にとって国立病院・療養所が果たしている役割がいかに大きいか、結核対策の中心とも言える役割を果たしているということをまさに物語っているんじゃないかというふうに思うんです。
このやり方でいけば、結核医療の分野で国に直接属する医療機関が皆無になってしまう。このような事態は避けるべきではないか、こう思いますが、いかがですか。 〔委員長退席、岩永委員長代理着席〕
現状におきましては、保健所なり結核医療機関における体制は十分でないというふうに判断しておりますし、また、治療の成績にいたしましても、さらに集学的な治療体制を確立いたしまして、医療体制の整備が必要だというふうに考えております。