1948-06-10 第2回国会 参議院 本会議 第47号
而もインフレーションの高進によりまして、地方財政も亦物件費も人件費も著しく膨張いたし、又地方自治法の制定によつて、いろいろなる所要経費が急増いたしまして、地方財政は極度に窮迫しておる現状にあるのであります。然るに、國民の大部分は、國税だけさえ今日の段階におきましてはなかなか背負いきれない状態になつておりまして、地方財政の新規財源を求めることは容易ではないのであります。
而もインフレーションの高進によりまして、地方財政も亦物件費も人件費も著しく膨張いたし、又地方自治法の制定によつて、いろいろなる所要経費が急増いたしまして、地方財政は極度に窮迫しておる現状にあるのであります。然るに、國民の大部分は、國税だけさえ今日の段階におきましてはなかなか背負いきれない状態になつておりまして、地方財政の新規財源を求めることは容易ではないのであります。
國民所得を一兆九千億といたしましても、いろいろな経費を差引いて尚四千九百二十億の赤字ができます。更にこれに項目を調整しましても一千八百億円の赤字ができます。更にこれを別の観点から見ますと、政府の策定しておる第十四半期の資金計画から見ても二千億の赤字がありますが、これを1年に直しましたらば千六百億円程度になろうと思います。
これをば嚴重に査定いたしまして、妥当でないと認められる経費はこれを除きまして、その査定した原價を基礎といたしまして炭價決定の要素としておるような次第であります。商工省におきましては國家管理実施を期といたしまして、原價計算につきましては関係方面とも密接なる連絡を取りまして、嚴重なる監査を実施いたしまして、只今御指摘のような弊害があるならば十分に除去して参りたいと思う次第でございます。
地方警察費國庫負担金二十八億九千七百九十余万円、住宅復興資材費十八億九千七百三十余万円、政府出資金百八十九億七千三百五十余万円、國債費七十五億二千二百八十余万円、同胞引揚費五十二億三千九百九十余万円、小学校教員給與國庫負担金八十七億四千百三十余万円、新制中学校実施費四十四億四千二百七十余万円、定時制高等学校実施費五億二千三百余万円、盲聾唖教育義務制実施費二千百三十万余円、生活保護費七十四億八百三十余万円、國民健康保險関係経費五億六千四百八十余万円
このうち大部分がこの賠償管理物件の維持保管に要する経費でありまして、撤去に要する経費は大体前年度とそう大した殖え方ではないというふうになつております。これまた終戰処理費と同時に、資料を配付いたしまして、その際御説明いたしたいと思います。 それから連合軍財産返還費は、昨年度は一億五千二百万円でありますのが、今年度は十六億円というふうに、相当に殖えてきておるのであります。
その他の欄にまいりますと、補充費、利子、公債発行較差、予備費とありますが、補充費と申しますのは、事業を運営いたします上に必要な、いろいろ電信、電話等の設備や、機械等の修理、あるいは取換えをいたします経費を損益勘定でもつのでございます。
○大野(勝三)政府委員 実はこの問題につきましては、まだ私自身お答えするのは適当ではないと思うのでありますけれども、現在考えられております機構の改革は、組織をいろいろに統合したりなんかはいたしますけれども、そのために特別に人を増するとか、あるいはそのために特別に経費を必要とするといつたような内容を含んでおらないものでございますから、從つて予算的には別に影響を受けない。
○大野(勝三)政府委員 その点はまさにお説の通りでございますが、それは現在すでに引続いてやつております逓信講習所の運営の経費といたしまして、およそ二十三年度においてはこの程度かかるであろうという経費が予算の中に見込まれておりますので、その経費を使いまして、そのわく内で新訓練法による訓練を実施していくということになりますので、予算に関係がないことはございませんが、新訓練法の実施によつてそれがまた非常に
○大池事務総長 それから國会の衆議院予算であります、お手もとに刷物をお配りしてございますが、この中には國立國会図書館の経費も、一応図書館長からのお話があつて御認定を願つたのでありますが、その後正式にこの数字の整理のできましたものによつて、最近五月七日に図書館運営委員会を開かれたそうであります。その開かれたときの意見は、國立國会図書館の予算は一応両院の図書館運営委員会で審査をして決定する。
石田 一松君 成重 光眞君 田中 久雄君 中野 四郎君 榊原 亨君 林 百郎君 委員外の出席者 議 長 松岡 駒吉君 事 務 総 長 大池 眞君 ————————————— 本日の会議に付した事件 予算委員会公聽会開会承認要求に関する件 法案を付託すべき委員会に関する件 昭和二十三年度國会所管予定経費要求書及
○淺沼委員長 ただいま事務総長から報告になりました昭和二十三年度國会所管予定経費要求書並びに昭和二十三年度國立國会図書館予算に関する事項を了承することに御異議ありませぬか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
即ちその審町議会で調査立案いたします項目は、行政と現業の分離、機構の整備に関する件、独立採算制その他会計制度の改善に関する件、技術の向上に関する件、電化の促進に関する件、作業の機械化その他能率の増進に関する件、増送計画の実現に関する件、遊体資材の整理及び経費の節減に関する件、尚外廓國体の檢討及び整備に関する件等を根本的に檢討を加えまして、改善をして参りたいと考えておる次第でございます。
然るところ、現在の日本再建のためには、各方面の國庫支出を要請されておるのでありまして、御承知のごとく、六・三制の実施のためにする学校建築費の補助、災害復旧のための経費、或いは地方財政に対する中央政府の分與金、到る処政府が支出を必要とする項目が並んでおる。
そのために、一面において國費の冗費を思い切つて削減するとともに、他面において、終戰処理費の一部及び治山治水事業のごとき、一時的な消費でなく、その資産及び施設があとに残つて生産的利用價値を有する部面の経費は、公債の発行によつて支弁することもまた妥当であるとわれわれは考えておりますが、政府の所見ははたしていかん。
しかるに、昨年度の実情及び本年度の予算におきまして明らかな点は、政府の財政方針が支出を抑えきれず、所要の経費を國民からむりやりに搾りとるということになつておるのであります。
近く物價改訂に伴い、人件費の高騰及び物件費の上昇が起りますれば、現行の五十銭補助貨幣は、一枚あたりの製造経費が五十銭を超えることが予想されます。そこで臨時通貨法の一部を改正したいというのが、本法案の趣旨であるわけであります。 第三の法案は、これは少し詳細に申し上げますが、議員内藤友明君外五名提案になる法案でありまして、農業協同組合云々という長い法案であります。
只今五十錢か出ておりますが、出ております五十錢は、今の賃金べースでありますと四十五錢の経費であります。これが三千八百圓べースになりますと六十五錢になりまして、五十錢を超えます。尚一圓は今度の新賃金ベースで六十九銭、それから三圓は七十二錢ぐらいでできるのであります。
只今商工省關係の政府委員の方から詳細の御説明がございましたので、特別な説明をいたすことは省きたいと思いますが、先ずこの檢査報告の百十九ページにございます「経費の年度區分をみだつたもの」、この件に關しましては只今御説明がございまして、將來十分注意するということでございまするので、特別な御説明を省きたいと存じます。
○川越委員 本請願の提出者は、岡山縣知事の西岡廣吉氏外二名でありまして、その要旨は、わが國三公園の一つである岡山縣後樂園は再三の水害とまた戰災に遭つておりますので、岡山縣においてはこれが復旧に努力をいたしておりますけれども、少くとも二百三十万円の経費を要する次第であります。ついてはその三分の一を國庫から何とぞ補助をされたいというのであります。
ただいま行政整理の面におきましては、各省を通じまして現業面でなく、行政面におきまして、一割五分の経費の節約を閣議でさしあたり決定をいたしておりまして、その実施に着手いたしております。現業面におきましては、仕事の量等に鑑みまして、必ずしも機械的な人員整理は行わないということを決定いたしております。
この事柄はやがて今後の國鉄の使用石炭の炭質の問題、経費の問題に大きな影響があるのですが、それがわかつておりましたならばお示しを願いたい。
○川島委員 しつこいようですが、この点についてもう一遍お伺いいたしたいのですが、その志免炭鉱で採炭されまする炭鉱の経費関係でありますが、それに対しては政府の價格差補給金がまいつておりますか。そういう方面を抜きにして、國鉄自身で消費者價格で志免炭鉱のものを受取つておるか、それとも價格差補給金がその中に加わつておるか、その点をひとつ伺いたい。
○川合委員 仰せの趣旨はよく了承しておるのですが、私どもも新聞を買います場合に、実際七十五錢か、八十五銭のもので、おつりをもらう人は十人のうち三人くらいあるようなのでありますが、実際に國家的に紙の節約という面から見て、また経費の面から見て、私は五銭、一銭というものは使用をなくすることが望ましいのではないかと思います。
仰せの通り五銭一銭等につきましては、日本銀行券の製造経費等も非常に高くなつておるのでありますけれども、ただいまお話もございましたように、実は配給物、それから税金等におきまして、一銭はあまりございませんが、五銭の方は使いますものでありますから、実は五銭の方につきましては、先般新しい模樣の、梅の図の五銭の日本銀行券を出しております。これが現在におきましてもある程度の需用がございますわけであります。
その次に、あらためてつくるところのこの補助貨幣に要するところの、いわゆる設備資金、設備はどのくらいな経費で切りかえられるものか。なお一つ最後に造幣局の收支を改善し、という言葉がありますのに、実際面において五十銭は五十銭以上の経費がかかるということを提案理由に説明しておりますが、造幣局の收支を計数的に、また具体的にその差額をお聽きしたい。この三点をお尋ねします。
請願(山崎道子君紹 介)(第一一八二号) 地方教育委員会法に関する請願外八件(山本猛 夫君紹介)(第一一八三号) 地方教育委員会法に関する請願外一件(小島徹 三君紹介)(第一一八四号) 地方教育委員会法に関する請願外六件(馬越晃 君紹介)(第一一八五号) 地方教育委員会法に関する請願(明禮輝三郎君 紹介)(第一二〇八号) 新制中学校及び定時制高等学校建設資材の配給 並びにその経費國庫補助
しかしこのごろの政府のおやりになることを見ておりますと、予定されても途中で消えてしまつたり、またインフレ高進の際でありますので、途中で経費の関係で仕事が中断されるというようなことなしとも保しがたいのでありまして、さようなことにつきましても十分御留意いただきまして、万々違漏のないように、本請願を名委員長ひとつ御採択の御斡旋をしていただくと同時に、政府委員の方方におきましても、ただいま御説明ございましたように
せらるる産業復興及び國民生活向上の見地から、本土と九州を速やかに結び、運輸、交通の円滑はもちろん、通信、送電、水道等の合体を期しておる次第でありまして、完成後における本隧道の効果は、別册「関門隧道について」に述ぶるごとく、交通、産業、文化交流の大動脈となり、通行人運賃の節約、貨物積卸費節約、自動車利用率増加による利益、船舶の節約額等総合したる節約額は年間一億八千三百万円に上る構想でありますから、投資経費
それから委員会の関係の経費といたしまして、専門調査員を、一級官の専門調査員の外に二級官の専門調査員を要求いたしておりましたところ、これが四十名を要求いたしておりましたが、純増という点が非常に困難でありました関係で、三級官の現在の書記を三十六名を四十名にいたしまして、二級官の調査員三十六名を新規に認めて貰うということにいたしまして、二級官の調査員については全然影響はないということになりました。
○寺尾博君 この法律は不正農藥の横行が從來時折りありましたが、それを抑制するという点で非常に重要なものであることは申すに及ばないのでありますが、心配するべきところは、今考えられておるところの経費なり機構で以て、その取締が十分届くかどうか。殊に地方的にいろいろ時折農藥だの肥料だのには從來しばしばいわゆるインチキといつたような種類のものが出て、それが初めどこかでやはり相当拡まる。
しからば妥当なる運賃というものは、どういうものであるかといいますならば、これを平たく言うならば、経営者側においても経費を償い得るものであり、また利用者側にとりましても、大きく苦痛もなく支拂い得るものでなければならぬということが、私はその根本であると思うのであります。そこで今回この二十五割の引上げというものが、はたして公正妥当であると政府は認めてこういう提案をされたのでありますか。
予算面に現われました経費というものが適正なものであるか。損益勘定、收支予算についても、詳細にこれを研究する必要があると私どもは考えておるのであります。殊に行政整理の問題であります。また人員の整理の問題であります。これをはたして誠意をもつてやつておられたか。なるほど終戰後二回にわたつて九万一千人の集團整理をなしたということがたびたび言われておるのであります。
それから行政整理面におきましては、ただいまのところ行政監督部面の方におきまして、すでに御承知のごとく一割五分の経費を節減することにいたしたわけであります。
それで少しでも経費の低い附添婦という者を、ときには傭入れる場合もございます。
今回の予算にも、現業と行政を経費の面において分離いたしまして、予算案におきまして、鉄道行政監督面の経費を別に約十四億円を見積りまして、これは別途皆さんの御審議をお願いすることとなるのでございます。
生産復興の経費にいたしましても… [発言する者あり]
從つて、占領の実施に必然必要とする経費ではない、それゆえに、もし経済復興援助のために経費が必要であるとするならば、政府はあらためて國会に向つてその許可を求めるべきであるというのが、一つの理由であつたこことく見えます。
このうち現在製造しておりますものは、五十銭の黄銅貨のみでありますが、最近の物價情勢から申しますれば、從來の五十銭の補助貨幣では額面價格が低きに過ぎ、日常取引に不便でありますので、これよりも高額面の補助貨幣を発行することが、日常取引の便利を増進するゆえんであると考えられるのみならず、近く物價改訂に伴い、人件費の高騰及び物件費の上高が起りますれば、現行の五十銭補助貨幣は、一枚当りの製造経費が五十銭を超えることを