1947-12-05 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第33号
これは何年とか年限を切るわけにはいきませんけれども、當分はわが國の祖阪建のために、経濟状態を隆盛ならしめるこの大きな仕事とにらみ合わしていく間は、建設院でいくことが至當なりと信じております。
これは何年とか年限を切るわけにはいきませんけれども、當分はわが國の祖阪建のために、経濟状態を隆盛ならしめるこの大きな仕事とにらみ合わしていく間は、建設院でいくことが至當なりと信じております。
私は現下の経濟状態をにらみ合わせまして、やたら省をたくさんつくる必要はない。殊に行政機構が全面的に改革されてないのです。
世界的な経濟状態、特に敗戦の苦痛をなめております日本の経濟状態が、非常な労苦をこれからも續けなければならないということは、きわめて明白であろうと思います。明年になつてすぐよくなるはずもありません。殊に多額の賠償問題を背負つていかなければならないし、戰後の経濟復興のためには、國民あげて最大の努力を払わなければならないときでありますから、経濟復興に最大の努力を払うべきことはもとより當然であります。
最近の帰つて來る人達の例を見ましても、今日のような特に困難な経濟状態の中にありまして、依然として持帰金は一千円、或いは兵隊の持帰金は三百円といふえうな状態でありまして、その上にそれぞれ職場に就けば翌日から直ぐ税金がかけられるというふうな不公平な扱いを受けておりますので、この際曾つて戰災者が一ケ年間の免税の特典を與えられたことく、今後引揚げて來る人達に対しましては、引揚げの日から一ケ年間各種の税金を免除
從つて、政府としては、勞働者の要求に基いて國の財政、或いは各企業ごとの経濟状態に應じて、その要求を受け入れられる程度においては、最善を盡して行きたいと思うのでございまするが、この際、資本攻勢を豫想して、そうしてこれによつて資本家を抑えるとか、勞働者を、特にこうしようというようなことは、今のところは考えておらない次第であります。