1948-07-03 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第14号
勿論國鉄が一企業として進む以上、原價計算に基く経濟運賃を以て仕事をするということは望ましいことでありまするが、只今も中村議員から話がありましたごとく、この旅客と貨物及び一般國民、この三者の負担の公正を得ておるや否や、又國民生活の安定の見地から言いまして、更にインフレ政策の上から言いまして、更に経濟復興の觀点から見まして、その他各種の今日の重要政策を勘案して、果してこれで適正なりや否やということが問題
勿論國鉄が一企業として進む以上、原價計算に基く経濟運賃を以て仕事をするということは望ましいことでありまするが、只今も中村議員から話がありましたごとく、この旅客と貨物及び一般國民、この三者の負担の公正を得ておるや否や、又國民生活の安定の見地から言いまして、更にインフレ政策の上から言いまして、更に経濟復興の觀点から見まして、その他各種の今日の重要政策を勘案して、果してこれで適正なりや否やということが問題
一、利 益 輸送力諾制度の整備拡充を図り、以て現下の経濟危機を突破し、併せて將來の経濟復興を推進する。 一、方 法 関係者から説明及び意見を聴取し、資料の提出を求め、且つ必要に應じて奥地調査を行う。 一、期 間 今期國会開会中右本委員会の決議を経て参議院規則第三十四條第二項により要求する。
殊に多額の賠償問題を背負つていかなければならないし、戰後の経濟復興のためには、國民あげて最大の努力を払わなければならないときでありますから、経濟復興に最大の努力を払うべきことはもとより當然であります。
從いまして経濟復興、産業復興ということに力點を入れつつ、建設的な方面をにらみ合わせていくのでありまして、今どこにこういう事業があるから、その事業に失業者を救濟する、こういうことをお答えするのはちよつと待つていただかねばならぬと思ます。