2001-05-22 第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自然との共生も男女共同参画も構造改革ではないというようなお話でしたけれども、これは経済開発優先から、自然を大事にしながら自然と共生するというのは、大きな社会の私は構造改革だと思います。仕事と育児と家事を両立させていこう、男女共同参画の時代を実のあるものにしようというのは暮らしの構造改革とでも言っていいほど、これからの時代に大きな私は構造改革だと思っています。
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 自然との共生も男女共同参画も構造改革ではないというようなお話でしたけれども、これは経済開発優先から、自然を大事にしながら自然と共生するというのは、大きな社会の私は構造改革だと思います。仕事と育児と家事を両立させていこう、男女共同参画の時代を実のあるものにしようというのは暮らしの構造改革とでも言っていいほど、これからの時代に大きな私は構造改革だと思っています。
そしてさらに、総理の三原則に基づき具体的な一、二の共同開発プロジェクトの実現が必要だと述べ、経済開発優先の姿勢を強めています。エリツィン大統領も、九月十八日、島は返せない、社会の理解が得られないからだと述べ、さらに、この問題は次の世代、次の世紀に解決されるだろうと発言をいたしております。
あるいは開発といっても経済開発優先であるという意識を持つのは当然であると思うわけであります。 第二に申さなければならないことは、この法律の基本的な欠陥は、企業に対する、資本に対する規制がないということであります。今日、資本や企業に対する規制なくして開発が計画的に行なわれるということはあり得ないことは、これまでの教訓から明らかなのであります。
これはまさに経済開発優先主義じゃありませんか。こういうようなやり方では、もう全然なっておりません。港を認めることは、すでに後背地の設置を認めることです。こういうようなやり方はもうすでに日本では禁止になっているはずなんです。どういうわけでこれを認めたのか。いまだにむつ小川原の開発を認めておらない。志布志湾、これとて重大な問題であって、これも認めておらない。
幸いにいま日本の国の政治は、御承知のように経済開発優先の方針から方向が変わりまして、人間尊重の方向へ歩みを進めております。われわれはこの政治の姿勢を変えることなく、さらにこの強固な基礎を築きまして、この人間尊重の精神の政治をあくまで進めなければならないと思います。
ところが、長官もお触れになりましたように、経済開発優先で、そういう巨大企業の開発意欲にかりに政府が引きずられていく、こういうような愚だけはぜひきびしく考えていただきませんと、結果においてはたいへんな荷物を国民が背負い込むことになる、実はこういう感じがするわけなんです。