2011-07-27 第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第31号
財務省からささやかれたのではないかというふうなコメントをなさる向きもございましたけれども、財務省がかかわる前に、私及び友人とともにこういうのを書いた次第で、それは現在の大きな経済財政環境を考えた場合に、この復興というものを我々が責任を持って同世代で支え上げるということの必要から論じた次第でございます。
財務省からささやかれたのではないかというふうなコメントをなさる向きもございましたけれども、財務省がかかわる前に、私及び友人とともにこういうのを書いた次第で、それは現在の大きな経済財政環境を考えた場合に、この復興というものを我々が責任を持って同世代で支え上げるということの必要から論じた次第でございます。
そのときにおいでになった国土交通省それから財務省、両省の副大臣は反対ですと答えましたし、それから、おいでになった大臣は、決めた当時はそれなりの合理的な理由があったと思いますけれども、現在はそういう経済、財政環境にはございません、ことしの九月でありますが、こういうふうにはっきりと言っておりますので、ですから、国会と政府が全くちぐはぐだというのは、これは絶対国民の合意形成なんかできません。
現実に、先日タウンミーティングが宇都宮でありましたが、そのときにおいでいただいた政府関係者は、具体的な名前言うと怒られちゃうかもしれませんが、二人の副大臣は反対だと、こう表明いたしましたし、もう一人の大臣は、決めた当時はそれなりの合理的な理由があったのかもしれないけれども、現在はそういう経済財政環境にありませんと明確に答えておりました。
この結論におきまして、環境税の導入を含む税制のグリーン化につきまして、各国はおのおのの国における経済、財政、環境の諸条件に応じつつ、その税体系のグリーン化の機会と可能性について検討すべきであるとしておるところでございます。
むしろ今回の輸入促進税制は、逆に既存の税収見積もりをいささか削らざるを得ない状況でもありまして、そういう中で、まさにやむを得ない目下の経済財政環境の中で今回の補正予算を組まざるを得なかった、そのことが公債発行を決断をせざるを得なかったということであります。
特に、率直過ぎることをおそれながらあえて申し上げるのでありますが、経済財政環境の変化の激しい昨今でありますから、一年後にも現在のような行革ムードが維持できるかどうか、心もとない気もしております。その場合に、必要な制度の改革等を徹底させることなしに事態がうやむやになってしまい、後世に悔いを残すことをおそれるものであります。
地方財政は、いまや転機にある経済、財政環境のもとにあって、自主財源の伸び悩み、人件費を初めとする義務的経費の増高、超過負担の増大等によってその硬直化が進み、本年度予算編成に当たっても少なからぬ影響を受けたわけであります。今後の財政運営は容易ならざるものを感ずる次第であります。
(拍手) ところで、このようなたばこの小売り定価の改定と酒税の増徴を内容とします両改正案につきましては、最近のきびしい経済財政環境に照らし、また今後の健全な財政政策の運営に資するため、まことにやむを得ざる措置と考えられまするが、他面これら嗜好品に対する負担の調整は、結果として広く一般大衆に影響するところが少なくないものと思われますとともに、間接税等の改正は、いわゆる租税の逆進性に関連するものでありますので