1984-03-10 第101回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
テレビの方は私は残念ながら見る機会はございませんでしたけれども、予算委員会の総括のときにも何回か私も申し上げたと思いますが、日本の国は単に経済的、貿易的だけで世界との摩擦が出てきておるのではなくて、日本人の生活様式あるいは物の考え方、こうしたものが西洋との間に若干というよりかなりの隔たりがある。
テレビの方は私は残念ながら見る機会はございませんでしたけれども、予算委員会の総括のときにも何回か私も申し上げたと思いますが、日本の国は単に経済的、貿易的だけで世界との摩擦が出てきておるのではなくて、日本人の生活様式あるいは物の考え方、こうしたものが西洋との間に若干というよりかなりの隔たりがある。
進める方法は各国別に進めること、賠償問題をどんどん片づけていく、各国との間にさらにそれをたぐっていって経済的貿易進出その他の実際的の措置を講じなければなりませんので、そういうふうにやっておるわけでございます。また各国別にやるだけではいけません。経済問題は世界的の国際的の事項が非常に多うございます。ガットの問題であるとか、国際連合の諸問題というものもむろんございます。
従いまして私どもといたしましては、若し講和会議が当てどもなく延びておるというような情勢に対しまして、漫然と現在のような政治的自由もなく、経済的貿易の自由というようなものも殆んど見られないというこの不自由な状態で漫然と時日を経過するということは、單に私ども日本人の不幸であるばかりではなく、これは占領軍当局におきましても決して利益はことではないと考えます「それでこういうような新事態に対処するために何か特別