1982-04-14 第96回国会 衆議院 外務委員会 第8号
そのことをとやかく言うのじゃございませんが、そういう国際情勢下にあって、これから経済援助、総額としてはいまも一兆円近いものをこれから運用される、こういう立場でこれからそれらをさらにまだ大臣は増額させていかれるのか、あるいは細部を見てどういう御方針をとられるのか、一言最後に承っておきたいと思うのでございます。
そのことをとやかく言うのじゃございませんが、そういう国際情勢下にあって、これから経済援助、総額としてはいまも一兆円近いものをこれから運用される、こういう立場でこれからそれらをさらにまだ大臣は増額させていかれるのか、あるいは細部を見てどういう御方針をとられるのか、一言最後に承っておきたいと思うのでございます。
○二見委員 それでは話を変えますけれども、四十三年度の経済援助総額は十億四千九百万ドルで、DACのうちで第四位になったと大々的に報道されております。GNPの〇・七四%に達した、かなり高率である、高い額になっておる、こういわれておるわけでありますけれども、二国間政府ベースの援助額、これは四十二年よりもかなり減っているんじゃないかと私は思うのです。
同じことですが、その内容は、いわゆる経済援助総額にしても、一億ドルも減っておる。しかも臨時行政調査会のほうから指摘をされているように、経済協力基金にしても活用されていない。そういう実情が、現美の日本の外交の内容です。そして局だけはつくっていく、行政的にはそういうような姿をただとろう、これでは、内容、外形ともに一体的な姿として日本の外交の政策というものが明らかでないじゃないですか。
一九五一年度に日本向けに要求される経済援助総額(二億七千百万ドル)のうち八七%はアメリカの過剰物資の購入と輸送にふりむけられるのであり、その中には小麦の一億三千百万ドル、綿花および生綿の九千九百万ドル、油脂五百万ドルが含まれている。歳出要求と関連してさらに重要なことは、本年度に日本にあたえられる援助は、日本が占領軍にあたえる費用のドル換算よりも少なくないという率直な事実である。
一九五一年度、つまり昭和二十六年に日本向けの経済援助総額の二億七千百万ドルのうち、八七%はアメリカの過剰物資の購入と輸送に当てられる、」このようにドッジさんが言っておられるのであります。
対日援助の主要な援助物資であった食糧と綿花は、いずれもアメリカの過剰物資である、商品金融会社によってすでに買い上げられているが、これは現行立法によって買わなければならぬものである、その限りで、これは現在も将来も政府支出の増加を意味しない、対日援助計画の実質はこのように主として過剰物資であることを十分考慮すべきである、一九五一年度の日本向けの経済援助総額一億七千百万ドルのうち、八七%はアメリカの過剰物資
一九五一年度の日本向け経済援助総額二億七千一百万ドルのうち八七%は、米国内の過剰物資の購入と輸送に当てられる」と述べておる。またドッジ氏は次のようにも述べておる。「さらに重要なことは、本年度日本に与えられる援助が、日本が占領軍に与える費用よりも少ないという率直な事実である。
一九五一年度に日本向けに要求される経済援助総額二億七千百万ドルのうち八七%は、アメリカの過剰物資の購入と輸送に向けられたものであり、その中には、小麦が一億三千百万ドル、綿花の九千九百万ドル、油脂の五百万ドルが含まれている。歳出要求と関連してさらに重要なことは、本年度に日本に与えられる援助は、日本が占領軍に与える費用のドル換算よりも少ないという率直な事実である。