1961-03-04 第38回国会 衆議院 予算委員会 第20号 私は、従来不当に長く押えられてきた国鉄運賃のこの程度の合理的改定は、経済成長政策達成上むしろ当然と考えます。また、生産性の向上によって賃金の上昇を吸収し得ない、たとえばサービス部門における手間賃等の適正な値上げは、これらの職業に従事する人々の所得の増加という点からも、これを容認するにやぶさかではありません。 上林山榮吉