1992-04-16 第123回国会 参議院 外務委員会 第5号
○猪木寛至君 昨日、私の机の上に「経済協力参加への手引き」という本が来たのですが、その前に、実は前々回の委員会でトルクメンについてちょっと質問をさせていただきました。できるだけ早く外交関係を結んでほしいというお願いをしたわけですが、ちょっと先ほどニュースが入って、近々そういうことになりますということが入ったのですが、ちょうど兵藤局長おられるので先に聞いておきたいと思います。
○猪木寛至君 昨日、私の机の上に「経済協力参加への手引き」という本が来たのですが、その前に、実は前々回の委員会でトルクメンについてちょっと質問をさせていただきました。できるだけ早く外交関係を結んでほしいというお願いをしたわけですが、ちょっと先ほどニュースが入って、近々そういうことになりますということが入ったのですが、ちょうど兵藤局長おられるので先に聞いておきたいと思います。
日本政府が進めようとしていることは、戦争への具体的な経済協力、参加にほかなりません。このような戦争への政府の積極的な関与がどうして憲法のこの精神に違反しないというのでしょうか。これは、憲法の精神の逸脱であり、はっきりした答弁を求めるものであります。 また、政府は、国際緊急援助隊を利用した要員派遣、邦人保護や難民救援のための航空自衛隊輸送機派遣などを検討するとしています。
問題は、大臣、やはりこの債務救済の無償援助は要するにこれは——外務省が監修されていますね、この「経済協力参加への手引き 外務省監修」となっている。これにも書いてありますが、要するに、何といいますか、問題のアンタイドのキャッシュグラントですね。ここに問題がある。アンタイド、これはしばしば国会で問題にしたところです。
そういう意味でお聞きしたいのですが、実は「経済協力参加への手引」というのがあります。この「経済協力参加への手引」で見たときに、これは円借の問題でありますが、このメカニズム、円借の仕組みというのを見ますと、これは相手国の要請によって検討が始まることになっておりますよね。
そこで、「経済協力参加への手引き」これは大変立派な、いいものですね。ちょっと見てみました。その九十五ページにこうあるのです。 「借款のアンタイド わが国は、一九七五年一月一日以降、原則として」DC(開発途上国)アンタイド借款を供与することとし、さらに七八年度新規プレッジ分よりは、借款の質的改善を図る見地から、一般アンタイ化を基本方針として実施に移してきている。」