1960-12-22 第37回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
しかしながら国防も国力の発展の一翼をになうという立場から考えますならば、いずれに重を置くかということから考えましても、工業発展、経済力伸張という立場に立って、これは芦屋でなければならないはずは私はないと思う。
しかしながら国防も国力の発展の一翼をになうという立場から考えますならば、いずれに重を置くかということから考えましても、工業発展、経済力伸張という立場に立って、これは芦屋でなければならないはずは私はないと思う。
それから、工場ができることは国の経済力伸張という点からけっこうなことなんですが、工場あたりがすぐ学校の近くにできて、じゃんじゃん音をたてている。それから一番嘆かわしいのは、基地におけるジェット機の音ですが、これは日本だけで解決できない問題ですが、こういう教育の場における騒音というものはゆるがせにできぬことだと思うのです。
でありますから、日本の経済力伸張の基本も、外国貿易の伸張というところに大きなウェートがかかっておりますので、科学技術庁といたしましても、経済五カ年計画の建前から、どういうものを作り上げていくことが、日本の外国貿易を伸張せしめる原動力になるかというようなところに特に重点を置いて、行政をやらなければならない、かように考えております。