1991-03-04 第120回国会 参議院 予算委員会 第6号
まず、制裁の実施につきましては、これは決議六六一が国連加盟国に対する経済制裁実施の義務を課しまして、そのほかに国連加盟国でないスイス等も、この決議を受け入れてそれに参加いたしました。また、決議六六五それから六七〇という二つの決議が、それぞれ海上及び空域においてこの経済制裁の実効性を担保するために加盟国が必要な措置をとるということを規定をいたしております。
まず、制裁の実施につきましては、これは決議六六一が国連加盟国に対する経済制裁実施の義務を課しまして、そのほかに国連加盟国でないスイス等も、この決議を受け入れてそれに参加いたしました。また、決議六六五それから六七〇という二つの決議が、それぞれ海上及び空域においてこの経済制裁の実効性を担保するために加盟国が必要な措置をとるということを規定をいたしております。
○説明員(渡辺允君) 私から申し上げるまでもないかとは存じますけれども、今回のイラクのクウェート侵攻の問題がまず安保理に即日提起をされまして、そこでこの問題は国際の平和と安全に対する侵害だという認定を安保理がいたしまして、その後国連憲章第七章の四十一条までの、つまり非軍事的なあるいは平和的な解決を目的として、先ほど御指摘のように、経済制裁それからその経済制裁実施のための決議が採択されておるわけでございます
私、お尋ねいたしたいのですが、八月二十五日の国連安保理事会で採択された決議六六五、これは多国籍軍がイラクに対してどのような武力行使を行ってもよいということを容認したものではなくて、イラクへの経済制裁実施に当たって必要となるかもしれない個別の状況にふさわしい措置、すなわち個々の船舶の臨検などに当たっての必要最小限度の実力行使を容認したものであって、それ以上のものではないというふうに思いますが、いかがでございましょうか