1984-01-19 第101回国会 参議院 決算委員会 第2号
なお、このほか、最近三年ばかりを申し上げたいと思いますが、不当事項としては計二十四件を決算検査報告に掲記しておりますけれども、これらのうちには工事の施工不良、それから工事費、役務費の積算過大、こういった従来からの指摘タイプに属するものもありますが、そのほか、特に国鉄経営の現状を踏まえまして、業務執行体制等に踏み込んで検査を実施いたしまして、その結果として業務の効率的な運営に起因する不経済事項、こういう
なお、このほか、最近三年ばかりを申し上げたいと思いますが、不当事項としては計二十四件を決算検査報告に掲記しておりますけれども、これらのうちには工事の施工不良、それから工事費、役務費の積算過大、こういった従来からの指摘タイプに属するものもありますが、そのほか、特に国鉄経営の現状を踏まえまして、業務執行体制等に踏み込んで検査を実施いたしまして、その結果として業務の効率的な運営に起因する不経済事項、こういう
それから、各国の会計検査院の検査報告には、年間の活動報告的なものとか不経済事項等の指摘にとどまるもの、問題点の提起を含むもの等多種にわたっておりますが、本院の検査報告については、会計検査院法二十九条にその記載事項が定められている関係もございまして、全面的な改変はむずかしいのでございますが、今後ともそういった特記事項の拡大その他の方法によって検査報告の内容を御趣旨の線に沿うて充実すべく努力してまいりたいと
附録算式の中の経済事項を勘案し、というのでありますから、勘案事項は、農民に不利な条件で鉛筆をなめてやるのも勘案事項だし、こういう格差は、やはり勘案事項で弾力的に解消していかなければならない。やれるんじゃないですか。無理に法律や制度を変えなくても、あなた方の能力と判断でやれると思う。私はそう思います。勘案というのは、安くする勘案だけではないはずです。
そこで、先ほど申し上げました不当事項というものも、要するにこれは不経済事項でございまして、今後同種の事例を繰り返さないようにという期待をもちまして掲記をいたしているわけでございますが、さらに、先ほど最後に触れました会計検査院法三十四条によります改善の処置要求、これは単に個々の不当事項を指摘するにとどまらず、さらに将来に向かって予算が効率的に使用されるよう、そういう意味合いをもちまして十四件の処置要求
不経済事項については、検査院でも従来はいけないものはいけないとしておったわけでございますが、今後さらにそれに力を入れてまいりたい、こういうわけでございます。 それから、先ほど道路関係等のお話がございましたけれども、まことにごもっともな御指摘でございまして、事実われわれも、当事者の怠慢によるのか、あるいは、いかなる事情で所期の計画ができないのかというようなことは、やはり調べております。
日本はなお延長すべきであると主張したのでございますが、輸出国のほうが、いや、ケネディラウンドで話が進んでいるのだから、もう延ばす必要はないという立場をとりまして、最後に、輸入国であるイギリス等も同調いたしましたために、現在の一九六二年の小麦協定は、理事会その他行政規定と申しますか、理事会がいろいろ小麦貿易の統計資料を集めたり、そういうことをしておりますから、そういう機能だけを残しまして、いわゆる経済事項
この時期におきましては、国政百般の乱れにつれまして、会計経理の面も著しく紊乱をきわめましたので、国会におきましても不正事項、不当事項、不経済事項というようなものの絶滅が、当面唯一の目標だったわけでございます。
○説明員(保岡豊君) 執行におきまして不経済事項、不当事項、違法事項があればこの検査報告において指摘することはもちろんでありますが、予算そのものにつきましては国会でおきめになったことでもあり、執行についてわれわれの方が予算通りに執行されているかどうかを検査いたしておる次第でございます。
そういうような国政の実情下において、ここにこれから約一兆億もかかるところの防衛庁の老朽化したというところの更新計画を、来年度あたりからスタートするということは、昭和三十三年度の決算の執行結果、繰越金が多いとか、それから不経済事項、それから是正事項というものがかなり指摘されて、一番件数としては多いのです、内容的には。
世間、この問題に対しまして説をなす者は、この種の条約に経済事項を加えることは本筋じゃない、元来経済関係は、通商航海条約あるいは友好条約等で善処すべき問題であって、この条約で特に経済事項を挿入いたしたものは、この条約が軍事的性格を持っておる、それをカムフラージュするものである、かように説をなす者があるのでありますが、これははなはだ条約の精神を歪曲された議論であると、私自身はかように考えておるのであります
(一) 綱紀の粛正 各省各庁及び政府関係機関における各種の法令、予算違背及び不経済事項が繰返し行われており、又公務員の不正行為は関係当局の努力にも拘らずなお少なく、中には監督者自身によるものが見受けられ、公務員の問における公金公物軽視の風潮がなお強く、国民べの奉仕に対する信念の不足が痛感される。
また、依然として、各種法令、予算の違背事項あるいは不経済事項が繰り返し行われており、公務員の公金軽視の風潮がなお強く、国民への奉仕に対する自覚の不足が痛感されるのであります。内閣及び関係当局は、職員の教育訓練を充実するとともに、上司もみずから高潔を持し、確固たる信念と決意をもって責任の追及をさらに厳正にし、もって綱紀の刷新に努むべきであります。 第二は、制度及び運営の整備改善であります。
又各種の法令予算違背及び不経済事項が繰返し行われており、公務員の間における公金軽視の風潮がなお強く、国民への奉仕に対する自覚の不足が痛感される。これは一面職員の素質、能力の欠如に因ること勿論であるが、更に根本に遡れば全般に公務員としての心構及び責任観念が稀薄なこと、信賞必罰による人事管理も不適切なことに因るものと認める。
その大部分は国費を支出するのに当って、関係者が当然しなければならぬ調査や、あるいは手続を怠っておる、粗雑な計算をした結果生じたいわゆる不経済事項というものが多いのであります。これは裏を返して言いますというと、各省等の役人が、法律や政令などは十分心得ておりながら、実際の仕事をする場合に、大切な国費を他人の金を使うような気持で十分な注意は払わぬ。こういう風潮が非常に濃厚である。
また、防衛庁におきましては、本年度における支出済歳出額は七百十九億余円に上り、二百三十四億余円を翌年度に繰り越しておりますが、工事の施行、物資の調達等に当り、基本計画や経費の積算等基本的事項について検討不十分なままに、取り急いで実施に移すなどのため、各般の不経済事項が多数発生しておりますことは、調達機構等の運用の不備と、予算消化を急ぐ余り、予算の執行に慎重を欠く傾向が存するためと考えられるのであります
しかしその当時は不当という文字はなかったのでありますが、これは広い意味において予算の趣旨に反する、規定に反するであろう、だから不経済事項も会計検査院が批難事項として取り上げることができるというようなことで、政府及び会計検査院が終りには一致しまして、自来大正を経まして不経済事項が取り上げられてきたのでありますが、ちょうど終戦後昭和二十二年に会計検査院法の大改正をいたす時分に、私どもも参画いたしたのでありまするが
それで昨年各省に対する警告決議を出しましたが、大蔵省に対しては「昭和二十八年度決算において各省各庁に多額の繰越を生じ、又幾多の不経済事項が行われた事実に鑑み、三十一年度総予算の編成に当っては厳密合理的な基礎に立ち必要な調整を行うべきである。」、こういう決議がなされました。
昭和二十八年度決算において各省各庁に多額の繰越を生じ、又幾多の不経済事項が行われた事実に鑑み、三十一年度総予算の編成に当っては厳密合理的な基礎に立ち必要な調整を行うべきである。 以上が大蔵省に対する警告であります。
それから次が千五百四号から六号までの食糧の輸送についての不経済事項であります。食糧の輸送は御承知のように、これは全国で毎年非常にたくさんの件数が行われておるのであります。それであとから私どもが検査いたしますと、一応批評をする余地のあるもの、もう少しうまく輸送ができたのじやないだろうかと思うような事項は、実は相当に多いのであります。
○高良とみ君 この一般協定が財政経済事項の支払に関する件等を中心として未決定である。これに対しては非常に遺憾でありますが、今回この裁判権の移動に関してのことは、問題はむしろ小さいことであつて、若し均等原則を守つて行くならば、敢えて北大西洋条約なみにすると言わないでも、このことは小さい問題だと思う。
○高良とみ君 よく苦衷のおありになるところはわかるのでありまするが、願くば財政経済事項のみでなく、それからこの裁判権の移動のことばかりでなく、もう一つ根本に遡つて日本における国連軍の配置に関し、その権限に関してはつきりした協定を一般協定の中にお入れになることを希望すると共に、それについての厳密なる国会承認を求めることを条件とされんことを希望する次第であります。どういうお考えでありましようか。