2005-02-23 第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第3号
元の事情というんですか、地方が東京につながらなければいけなかった状況というのは、明治維新以降というか、我が国の一定の経済ポテンシャルが高まるためには必要なことであったと思いますけれども、もう鹿児島にとってみると、鹿児島空港から東京に来るよりは、目の前に上海があるわけで、そこまでの距離ははるかに、実質距離で東京に来る半分しかないわけですから、ダイレクトにそちらとつながるということがあってもいい。
元の事情というんですか、地方が東京につながらなければいけなかった状況というのは、明治維新以降というか、我が国の一定の経済ポテンシャルが高まるためには必要なことであったと思いますけれども、もう鹿児島にとってみると、鹿児島空港から東京に来るよりは、目の前に上海があるわけで、そこまでの距離ははるかに、実質距離で東京に来る半分しかないわけですから、ダイレクトにそちらとつながるということがあってもいい。
中央の主力の産業が幾ら強いといっても、全体の年金の制度を維持するほどの強さにはなくなってきているというのが今日の状況なので、どれぐらい譲るものを譲って可能な状況をつくっていくかということが私たちが考えなければいけない課題になっているという意味で、問題認識として、そういう問題認識に立ってしまって経済ポテンシャルだけ考えれば、周辺のアジアの国々の人たちとまともに向かい合うような経済体制をつくれば私たちはそれなりに
それほど東京には人が集まり過ぎた結果、交通事故、混雑、そして犯罪、治安の問題、さまざまな問題が起きてきて、本来東京が持っていた秩序正しい、そして経済ポテンシャルを持っているという、そういう機能が少しずつ失われつつあります。 それを何らかの形で補っていくために、たくさんあるうちの幾つかの機能を分散させていくということについては、多くの人がそのことを悪いとは考えていないと思います。
そういう意味合いで全世界を見ました場合に、いま豊かさ、貧しさという表現を使われましたけれども、そういう潜在的な経済ポテンシャルという点に着目をした場合に、一体日本の国は、ニクソン大統領から超大国といわれるものではないと私は思うのですが、いかがでしょう。