2010-03-23 第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
本土と沖縄の経済ギャップを埋めるために、これまでよりはるかに真剣で本質的な努力を払わなければならないのではないかと。そのことを国民に理解していただいて、一丸となって沖縄をアジアの交流基点とし、そして繁栄する島々とするというその決意が大臣におありでしょうか。
本土と沖縄の経済ギャップを埋めるために、これまでよりはるかに真剣で本質的な努力を払わなければならないのではないかと。そのことを国民に理解していただいて、一丸となって沖縄をアジアの交流基点とし、そして繁栄する島々とするというその決意が大臣におありでしょうか。
○海部内閣総理大臣 御指摘のように、数年前、日本とアメリカとの貿易のインバランスが五百億ドルの大台が三年間続いたときに大変な経済ギャップができてきた。それを背景にして日米の構造協議を行って、最近では対米黒字の数は確実に減少してきております。これは過去三年間の日本の輸入拡大の努力、内需振興の経済政策の努力の結果でありまして、経常収支の黒字も三年間で日本は五百十億ドル下がっております。