1948-05-21 第2回国会 衆議院 農林委員会 第7号
私は、開墾はもちろんなすべきでありますが、こうした放漫な開墾計画というものをさらに一應檢討してみて、そうして実際経済的に十分採算のとれるような開墾計画を建てていただきたいと思うのであります。同時に土地の改良事業であるとか、あるいはその他の増産の方面にこの資金をまわしていただくならば、むしろ実際的な効果が食糧増産の点において現われるのではないかと思うわけであります。
私は、開墾はもちろんなすべきでありますが、こうした放漫な開墾計画というものをさらに一應檢討してみて、そうして実際経済的に十分採算のとれるような開墾計画を建てていただきたいと思うのであります。同時に土地の改良事業であるとか、あるいはその他の増産の方面にこの資金をまわしていただくならば、むしろ実際的な効果が食糧増産の点において現われるのではないかと思うわけであります。
なお從來相当効果のありました補助開墾につきます、補助費について、今経済安定本部、大藏省とも折衝中でありまして、本予算の中に補助開墾に対する補助はできるだけ私どもの主張を通しまして、補助開墾の点はさらにこれを強化してまいりたいと思つておるわけであります。 それから開墾、開拓については量より質を選べという御意見でありますが、ごもつともであると思います。
やはり金額の点においても、また予算全体に対する比重からいつて、その團体にとつては相当大きな経済上の問題であるというようなものをここでは予想をいたして、特に重要なことを申しておるのでありますから、やはりそれぞれの具体的な事例について申し上げませんと、抽象的には今御例示になりましたような問題がはいるか、はいらないかということは、ちよつと申し上げにくいと思います。
從つて独占禁止法に触れるような集中的な経済事業は、行えないということになると思うのであります。 それから今度は、逆に市町村が自分で独占禁止的な條令を設けて企業を縛ることができるか、こういう御趣旨のお尋ねでありますか。
○鈴木(俊)政府委員 ちよつと御質問の趣旨をはき違えておるか存じませんが、市町村が今までに経営いたしておりました事業に対して、独占禁止法が適用になることになる結果、市町村の利益と申しますか、いろいろな経済状態を崩壞せしめる心配はないかというお尋ねでございますか。
しかしその援助たるや決して経済の再建によつて日本がさらに軍國主義的な侵略的な國家になる基盤るつくるのではないのだ、どこまでも平和國家として自立自存の民族になる、そのための経済再建であり、また連合國の援助の目的はそこにあるのだ、こういう意味を述べたものと了解しております。
○高瀬委員 ただいまの御答弁はごもつともでありますが、特に日本の自立経済を達成する点について、平和的基礎に立つてということがあるのであります。
○安東委員長 それでは次の陳情、第一六七号、關東一都九縣議会から、経済危機打開の方法としては外貨の導入によるほか方法はないと考えられるから、政府は連合軍に対しクレジツト設定を懇請し、わが國を経済危機より救われんことの陳情が出ております。つきましては最近の外貨導入の問題を経済安定本部副長官の堀越禎三君より聽取いたしたいと思います。
――――――――――――― 五月十八日 政府職員新給與実施に関する法律案(内閣提 出)(第六一号) 同月十日 陶磁器製タイルの物品税改正の請願(早稻田柳 右エ門君紹介)(第五四〇号) 農業会の金融債券補償に関する請願(伊藤恭一 君外一名紹介)(第五六八号) 常磐炭鉱に対して過度経済力集中排除法の指定 を解除する請願(關内正一君紹介)(第五七二 号) 教育映画のフイルムに対する物品税免除
○森(直)委員 本請願の要旨は、山形縣西置賜郡津川村は面積十一万里にわたる廣大な村であるが、郵便物の集配事務は村の東伴にある津川郵便局で取扱つているので、村役場所在地たる市野々まで八キロもあり、村の大半を占める今部地方までは二十キロもあつて、郵便物の遅配はなはだしく、地方民の文化の向上、経済の発達に多大の支障を來している。ついては市野々郵便局に集配事務を開始されたいというのであります。
○森(直)委員 本請願の要旨は、栃木市は縣南地方の政治、経済、文化の中心地であり、栃木郵便局は一市三村をその集配区域とし、職員の数も二百二十余名に及んでいるが、局舍が三箇所に分散し、公衆の利用上まことに不便である。ついては速やかに綜合局舍を建設されたい。なお電話設備においても旧式な磁石式單式制を改め、自動式又は共電議に変更されたいというのであります。
○五坪政府委員 この箱石局に集配事務を開始するということになりますと、大きな村ではありますけれども、この村に三箇所集配局ができることになるので、他の二箇所の集配区域も小さくなりますし、また箱石局の集配区請もきわめて狹小なので、経済上いろいろな点を考慮いたしまして、ただちに実現することは始難ではないか、かように考えております。御了承を願いたいと思います。
○國務大臣(栗栖赳夫君) 政府は實は組閣以來、當面り經濟危機を突破する對策の外に、それに加えまして、奬來に向つて日本の経済を回復して行く、こういうことの方策と目標とを決めたい、こう思つたのであります。そこで當面の危機對策につきましては、すでに総理の施政演説その他にも現われておるのであります。
これは國家経済上そういう經濟の活動、或いは経済行爲というものがどういう重要性があるかないかということも考え、或いはこの實効を擧げる上においてどういうような點が簡便かどうかという點をも、諸般の事情をも考慮して、その方式を考えたいと思うのであります。方式につきましては十分その實行性の富んだ而も効力を擧げ得るような方式をも考えたいと思うのであります。
なるほど複数であるけれども、はたして二十数箇所の荷受機関を設ける必要が当時あつたかどうか、これは経済行為を営む團体として採算がとれぬ問題であれば、根本から解決策が講ぜられなければなりません。
特にドレーパー氏も言われましたように、今度相当日本の経済を復興させてまいりますためには、今までの統制方式につきまして思い切つた檢討を加える必要がある。特に水産物のような技術的にも非常に困難なものにつきましては、現在の配給統制につきまして、根本的な改革を要するのではないか、こう思うのであります。
これは今度経済安定本部から発表せられました経済復興の第一次試験というものを見てみましても、私はその感に打たれるものであります。
第一の農業の復興計画に対しまして私の基本的の方針はどうかという御質問、やはりこれは私の私的見解を述べることははなはだ如何と思いますが、今お尋ねの点につきましては、一應形式的の答弁に終るかもしれませんが、御承知のように、この点についてはさきに、設置されました経済復興計画委員会がございます。
バスに乘れば一時間かからぬという所もずいぶんあるのでありますが、そういう所も日帰りもできないというようなことで、非常に困つておる土地でございまして、三洲バスとしても、この路線なんかはとうてい経済路線のうちにはいつていない線でありまして、困つておるような状態になつておるのであります。こういう所はどうしても省営でやつていただかなければ、とうていこの土地の者は惠まれないのであります。
その要旨は、函館奧尻間の命令航路は戰時中船舶不足のため廃止されたのでありますが、本航路による海上運送は迅速かつ経済的であり、これが復旧は沿岸関係地方民の熱望するところでありましたが、來る四月からその運航が実施される予定であります。ついては当航路補助金五千万円を國庫の予算に計上されたいというのであります。
○重井委員 本請願の要旨は、茨城縣鉾田町より鹿島町を経て千葉縣小見川町に至る本路線の敷設は、両縣の交通はもとより、農産物の輸送に資し、かつ観光事業にも寄與する等、國家経済の復興に貢献するところ大であります。ついては速やかに本路線の敷設を実施されたいというのであります。
○参事(寺光忠君) 次は経済査察廰法案でございますが、これは予備審査の案でございます。内容は相当むずかしい法律のようでございますが、中央経済査察廰とか、地方経済査察廰とか、管区経済査察廰とかいうものを作りまして、経済査察を徹底的に行おうと、こういう法律のようでございまして、從來安定本部でやつておりました仕事を、この独立廰にやらせよう、こういうことらしいのでございます。
その後或いは建設院の設置法案において、又は海上保安廰設置法案において、更に又最近政府から提案されております経済査察廰の法案或いは中小企業廰の法案等におきましても、いずれもが國会の議決に感じて行政機関である政府はその法律案を提案されておるのであります。
今朝経済査察聽設置法案が予備審査のために決算委員会に付託されたのであります。併しその内容は治安及び地方制度委員会に密接な関連がありまするから、その委員会との連合委員会を開くことにいたしたらどうかと思いますが、御異議ございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
今朝経済査察廰設置法案が予備審査のために決算委員会に付託されたのであります。併しその内容は治安及び地方制度委員会に密接な関連がありまするから、その委員会との連合委員会を開くことにいたしたらどうかと思いますが、御異議ございませんでしようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○上林山委員 予算は数字が多いか少いか、その数字が適切に有効に組まれておるかどうか、それによつてはたして日本の緊迫せる経済その他の問題が解決されるであろうかどうか、この問題を予算で審議することを、当面の建前とすることは、承知しておりまするが、その背景をなすところの経済に対する考え、あるいは政治思想に対する考え方が背景になつて、これが有効にはたして推進されるかという判断の基本的な資料になるものと私は考
○芦田國務大臣 ただいまのお尋ねは、これを詳しく論義いたしますと、おそらく二十世紀初頭以來の思想の問題に端を発して、最近に至る世界の経済学説、あるいは実際の政治に論議しなければ決定されないような広汎な問題であると思いますから、さようなことを無論御質問になつておることではないと思います。
この点を明らかにしないと、私どもは民主党の政策の発表に対する批判、現内閣のやつていく施策に対する、いわゆる賛否の結論を見出すに困るのでありまして、この点に対しましての答弁を要求いたしますと同時に、あなたは今世界のどこにも自由主義経済を主とする、資本主義経済を主とする國はないかのごとく聞える答弁をされたのであるが、なるほど今日いかなる國といえども、いかなる政党といえども、十九世紀時代の資本主義、自由主義経済
それから今日の保險料というものが甚だ今日の経済諸事情から見まして低き状態にある。そうして医療費というものが非常に高まつて、医療費の高きに比して保險料の徴收が少額であるということが組合の経済をして困難ならしめておるのでありますから、この点は又同時に國民健康保險法の趣旨の徹底が足らないために、保險料を増徴することができない事情も併せてあるわけであります。
農林大臣に対する質疑は各派から相当ございますが、時間の関係がございまして、本日午後は経済閣僚懇談会があつて、特に米價問題を中心の閣議だそうで、農林大臣としてはどうしても出席しなければならぬので、農林大臣に関連します質疑は明日午後続行いたします。午前中はこの委員会は他の委員会が使用するそうでありますから、午後にいたしたいと思います。
今その具体的な数字をあげまするために、経済安定本部、大藏省及び農林省の事務当局がその具体的数字について檢討中でありまして、それがまとまりますれば、いずれ経済閣僚懇談会並びに閣議を経まして、これを正式に決定をして、できるだけ生産者の面におきまして無理のない補整を行い、また一般物價に対して非常に極端な影響のないような数字に決定をいたしたいと、せつかく考究中でありまして、ある程度の案はできておるのでありますが
実は午前中申し上げました通り、ただいま政府におきましては、物價改訂に伴つて米價問題をどうするかということで、経済閣僚懇談会を開いて、おります。つきましては、本委員会として農産物の價格の問題、特に米價の問題について、一應この経済閣僚懇談会に対して意見を申し入れておきたいと思います。
アメリカはスミス大使を通じてソヴイエト政府に送りました覚書の中で、アメリカが現在の外交政策を今後も実行していく、またアメリカの今日とつている強硬政策というものは、國内における選挙というようなものでは影響されない、同時にアメリカの経済がいずれパニツクがくるというようなことを言う者があるが、何らそういう心配はないのであつて、結局アメリカとソヴイエトとの関係というものが惡化している現在の状態というものは、
次に松島丸事件でありますが、松島丸事件と申しますのは、この事件の発端は、最高司令部経済科学局から農林省の水産局に通知がありまして、同局係官から千葉地方檢察廳木更津支部宛に告発があつたことに始まつております。告発から現在に至るまでの経過をかいつまんで申しますと、本年の一月四日に、千葉地方檢察廳木更津支部は、農林省水産局漁業監督吏員甲藤健夫から、昭和二十二年十二月二十四日附書面を以て告発を受けました。
これは一應都会地の戰災の所に重点を置いておりますが、これ以外の農村につきましても、産業復興また経済開発というようなことで、農漁村につきましても、できるだけ新増設を行いたい方針であります。農村の組合等につきましても、優先的に架設をいたしまして、農村文化及びただいま申しました経済復興に役立たしたいと考えておる次第であります。
政府の提案理由の説明をまつまでもなく、電話は一國の産業経済の根本をなすものでありまして、予算がないからといつて、電話工業を中止することは絶対にできないのであります。しかるにわが國國家財政の関係から、一般公債の発行高が非常に制限されました結果、加入電話等の復旧新設に充てられるものがわずかに四億円。その結果政府が電話使用者から直接借り入れて、電話の復旧をせられるというのが本案の要旨であります。
併しながら今日の制度においてはこれを如何ともすることができないという実情にあるので、このままに推移するならば、地方の財政が、金融その他一切が経済の面に至るまで破綻を來すような実情にある今日、何か政府がこれに対して考えておらんか。前段に申上げたような、國の財政法第七條によるような、それに似たようなことを一つやつたらどうか、こう考えるのであります。
豊君 木内 四郎君 佐々木鹿藏君 飯田精太郎君 岡部 常君 奥 むめお君 河野 正夫君 高田 寛君 東浦 庄治君 渡邊 甚吉君 國務大臣 大 藏 大 臣 北村徳太郎君 政府委員 経済安定政務次
総理府におきましては、減少となつておりますが、これは経済監視所というものを五月一日から発足するという目標のもとに、五月分の予算にその必要な金額八千四百五十五万円というものを計上してあつたのでありますが、法律案が未だに進行いたさない関係上、かりに六月にそれが実施になつても、五月分の経費を使うという建前のもとに、これを減らしたのでありますその他多少の出はいりがありまして、かような金額となつております。
○松岡議長 実は皆さんの所にもそういう陳情があつたかどうかしりませんが、私今思い出したのですが、経済安定本部のもとに民間の委員を加えた査察委員会というものができております。産別の人なども委員になつておるのだろうと私は想像しておりますが、民間からもそういう委員が出ております。
○大池事務総長 一番最初に御決定を願いたいと思いますのは、経済査察廰法案が参つておるわけであります。この経済査察廰法案の付託委員会を御決定願いたいと思つております。行政機構という面から見ましても、当然決算委員会に行くわけであります。