1977-03-30 第80回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 このような環境のもとでは、政府が意図されておりますような経常均衡の保持といった国際収支目標は近隣窮乏化政策の最たるものとして非難され、OECD諸国間における経常赤字の共同負担ということが強く泊られる可能性が少なくないと存ぜられます。それにもかかわらず、わずか七億ドルの経常赤字しか見込まれていない政府の御方針が果たして貫かれ得るものかどうか、私には少なからぬ疑問でございます。 松本達治