1983-03-30 第98回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
また、政府が原油値下がり以前に公表した五十八年度の経常収支見通しは九十億ドルの黒字。通産省では一バレル当たり五ドルの原油値下げで初年度貿易収支の黒字幅が四十四億ドル、こういうふうに拡大をすると言っておりますし、それから日経NEEDSの試算でも、経常収支の黒字幅は四十九億ドル増大する、こう言っております。
また、政府が原油値下がり以前に公表した五十八年度の経常収支見通しは九十億ドルの黒字。通産省では一バレル当たり五ドルの原油値下げで初年度貿易収支の黒字幅が四十四億ドル、こういうふうに拡大をすると言っておりますし、それから日経NEEDSの試算でも、経常収支の黒字幅は四十九億ドル増大する、こう言っております。
そういうことを考えますと、政府はできるだけ早く見通しの修正を行って国際信用の回復を図るべきであると思うわけですが、昭和五十三年度の経常収支見通しを改定されるつもりはないかどうか承っておきたいと思います。
○近江委員 この昭和五十二年度の経常収支見通しの見込み違い、こういうものは当然五十三年度の経常収支見込みにも影響してくるわけです。当面、昭和五十三年度経常収支六十億ドルの黒字、非常に心配ですね、これはもう全然変更される意思はないわけですか。
国際収支問題で、経常収支見通し七億ドルの赤字は、国際的な公約となっておるんですか、そこの点をひとつ改めてお聞かせいただきたいと思います。