2012-11-07 第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
それから、経常収支。経常収支が為替レートに影響を与えるという議論がかつてありましたが、最近はない。最近は資本移動の方が大きいからね。昔はそういう議論がありましたけれども、今は経常収支はほとんど関係ない。 最も関係あるのが、おっしゃるように、物価水準とお金の量ですよ。それでよろしいですね。
それから、経常収支。経常収支が為替レートに影響を与えるという議論がかつてありましたが、最近はない。最近は資本移動の方が大きいからね。昔はそういう議論がありましたけれども、今は経常収支はほとんど関係ない。 最も関係あるのが、おっしゃるように、物価水準とお金の量ですよ。それでよろしいですね。
いま金利は、確かにアメリカの金利が若干反騰しておりますので、その影響も受けているわけでございますけれども、中長期的に円を決めておりますファンダメンタルズ、インフレ率格差あるいは経常収支——経常収支は、ことしは日本は黒字、アメリカは赤字だろうと思いますが、そういったことを考えますと、私は円というのは少し長い将来といいますか、少し先を見ていけば必ず強くなるものだというふうに見ているわけでございます。
われわれには何かあそこが聖域であって、一生懸命経常収支、経常収支でそっちの方ばっかりやって、先ほどみたいに総理大臣がいじめられる結果になっちゃうのですけれども、その辺も何か措置が私はできないことはないと思うのですが、これは総理大臣、少し措置をして、やはりドルのたまっているというものを軽くしていく、このことが必要じゃないですか。ただ自然現象に任せておくべきでは私はないと思うのです。