1985-06-07 第102回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
しかし、一番の根本は、民営化ということになった場合に、お互いの縄張りで突っ張り合うというのではなくて、共同をしていかにお客さんをふやして、いかにサービスをよくするかということの方へ、いわゆるポジティブの方角へみんなの経営精神が変わっていくということが私は非常に大きいと思います。
しかし、一番の根本は、民営化ということになった場合に、お互いの縄張りで突っ張り合うというのではなくて、共同をしていかにお客さんをふやして、いかにサービスをよくするかということの方へ、いわゆるポジティブの方角へみんなの経営精神が変わっていくということが私は非常に大きいと思います。
いろんな新しい開発事業というものをやっていくためには、一つの大きな組織でありますから、単に従来あるところの地方公共団体その他の組織だけでは足りない、やはり企業家的な経営精神でもってやらなければなかなか仕事が進まない。そういったときに、いま申し上げましたようなとかくの問題をどういうふうな形で排除していくかというのが大きな問題だろうと思うのであります。
ところが、スーパーというものがあの間隙を縫ってめきめきと肥えてきたのには、それだけの苦労と経営精神があって伸びてきたわけです。
○小峯委員 総裁に御所見を承りたいのでありますが、私は、公企業の経営精神という問題をたいへん関心深く勉強してきたつもりでありますが、特に総裁にその点で承りたいと思いますのは、総裁は民間企業の経営者として、もう自他ともに許すベテランでございます。
事は小さい問題かもしらぬが、これは独善というものの上にあぐらをかいた国鉄の経営精神だ。そんなことをだれが許しておくか。いままでもぼくは非公式にその説明を求めた。積極的に回答をした人は一人もいない。しかも、私は回答を求めているんじゃない。乗客大衆が納得する処置を要求していた。誤解してはいけません。どうしてこの汽車が料金が高くなったらおそくなるのか。その理由を聞いているんではない。
ということは、農家の共同経営ですから、この共同経営組織というのは、私どもこれを主張しておりますけれども、個々の農家がほんとうにこの共同経営精神を理解をし、そうして人間の調和というものが必要なんですね。非常に経営としてはむずかしい経営なんです。ですから、そういう面の指導ということが、私はこの公団ではちょっとできない。
無料でやるのは、ほかの道からいく方法があるのですから、わざわざ料金体系に新しいこういったものを入れるということは、どうも私は近代的な事業の経営センスから申しますと、やはり何といいますか、パターナルといいますか、非常にありがたい話ではありまするけれども、経営精神からいうと、むしろ私は邪道じゃないかということまで実は考える。
できるだけ保険料をとって、なるべく年金を支給したくないという方針は、市井の民間保険会社の経営精神と似ております。社会保障は営利事業でないということを銘記してもらわなければなりません。(拍手) 第三に触れておかなければならないのは、開始年令であります。
自己保全が先で、かんじんの経営精神の方がお留守になつているように私はとらざるを得ない。古い規程を改正する意欲に欠けておるのか、気がつかないでおつたのか、わかつてもやらないでおつたのか。常識から言つても、小さな個々の売店を取締るくらいな、古い鉄道始まつて以来の構内営業の規則の適用がこの会館に無理であることは、多年の経験を積んでおる鉄道の幹部諸君としては、もうすでに気がついておつたことだろうと思う。
○高瀬国務大臣 民有民営によつて企業の経営を活発化するという趣旨は、御了解ではないかと思うのでありますが、国有とか国家管理というものの企業意欲、経営精神というものが、非常に官僚化され、不活発になるということは、一般に認められておりますから、抽象的に考えて、国有とか国家管理と、民有民営との間に、企業精神、企業意欲の違いが出るということは、これは明らかではないかと思います。
これは戰時からの誤つたる経営精神が今日にまで続いているためではないでしようか。そうしてそれを改めないからではないでしようか。日本の鉄道運賃は戰前から專ら軍需資本、独占事業のために、より廣くは産業保護のために採算を無視して極めて低率に定められておりました。又戰時中軍事上の必要から鉄道は無理な仕事をするために、極めて多数の從業員が採用され、彼等にはいろいろの特権さえ與えられていました。