1975-07-15 第75回国会 衆議院 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第8号
それから次の問題は、利用者が負担すべき原価は、経営生産力の持続的な維持を確保する額でなくてはならないということであります。国鉄の給付生産能力、経営生産能力を持続的な維持、その持続的と申しますのは、発展的な維持、拡張発展を考えるのではないのであります。持続的な維持と申しますのは、現存の経営生産力を同一の状態において永続的に維持する、そういう意味であります。
それから次の問題は、利用者が負担すべき原価は、経営生産力の持続的な維持を確保する額でなくてはならないということであります。国鉄の給付生産能力、経営生産能力を持続的な維持、その持続的と申しますのは、発展的な維持、拡張発展を考えるのではないのであります。持続的な維持と申しますのは、現存の経営生産力を同一の状態において永続的に維持する、そういう意味であります。
そこで農業の規模の拡大、近代的農業経営、生産力の増大、こういうものをはかるためには必然的に日本のそれでは農地はどうなるのか、農業戸数はどうなるのか、就業者はどうなるのか、そうして食料の需給等はどうなるのか、世界の農業の中でどういうふうに考えていかなければならないのか。こういうことが必然的に全部これは大事な要素になって私はくると思うのです。そういうことでお尋ねをしたのです。
併しそういうことをやりますためにも、先ず農業自身の方の経営生産力を高める。そうしてその生産力を高めることによつて農業経営自身の多角化を図るということが必要であります。それは單に農民の自由な意思に任せて置いて、そして又現在の農民の経済状態というものを前提として置いて、そしてその上でただそういうことをやれという掛け声だけかけたのでは到底できない。