2009-06-16 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
まず最初に、これは大臣にお聞きしたいわけでありますけれども、改正法で描いている農業経営像とは一体何なんだということなんです。 これらと関連しまして、これは日本国際フォーラムというのがあるんです。ここのメンバーは学者であったり、それから経済人であったりしておられます、官僚のOBの皆さんも加わったり、多彩なメンバーが加わられております。
まず最初に、これは大臣にお聞きしたいわけでありますけれども、改正法で描いている農業経営像とは一体何なんだということなんです。 これらと関連しまして、これは日本国際フォーラムというのがあるんです。ここのメンバーは学者であったり、それから経済人であったりしておられます、官僚のOBの皆さんも加わったり、多彩なメンバーが加わられております。
○津川委員 農業の方でも、望ましい経営像というもので、年間労働時間や生涯所得が他産業並みというような具体的なものも出していますので、できればそういったイメージしやすいものを出していただきたいと思います。
多分法人経営、我々農業生産法人、青色申告もずっとやり、努力すればもうけられるという経営をいかに育てるかということについても努力をしてまいっておりますが、いずれにしましても、将来の農業経営像はやはり家族農業経営が主体になっていくと思います。
新政策におきましても、稲作一本やりということではなくて、麦、大豆を含めた土地利用型の農業ということで経営像を描いているところでございます。 その中で特に厳しい需給事情にあるわけでございますが、大規模農家につきましては生産調整によります米価の安定ということのメリットが極めて大きいということで、こういういわば需給事情をのみ込んだ経営ということが必要になっているのではないかと思います。
それから、それよりも規模が大きい層、例えばフリーストールとかミルキングパーラーを導入している経営でございますが、そういった経営体のモデル的な経営像、それから逆にコスト志向と申しますか、できるだけコストの低減を図る経営として、放牧を主体にした経営像も示しております。
私ども、今回の基本方針の中でモデル的な経営像をお示ししておりますが、このモデル的な経営像の実現しているコストは大体現在の平均的なコストの七割ないし八割、つまり二割から三割コストの低減が既に図られるというモデル経営像でございます。私どもの実態調査の分析では、このお示ししたモデル経営像、大体現在の酪農家の方の上位の二、三割の方がほぼ実現しているというふうに私ども承知をいたしております。
同時に、酪農と肉用牛の近代化基本方針を策定した際にも、そうした国内生産の維持発展、安定的な発展ということで、それを裏打ちするということで、近代化基本方針の中では、モデル的な肉用牛の経営像もお示ししたわけでございます。それは決して遠い目標ではなくて、現在の酪農経営の方々の中で上位二、三割の方が実現しているような経営体を指標としてお示ししたところでございます。
私は、きょうはもうこの問題で議論をする気はありませんから余り深追いしませんけれども、例えばマイペース酪農の問題についても、私は、皆さんが実現可能な経営像ということで示されているこのマイペース酪農の姿そのものが、実にいいとこ取りの数字並べになっているということも調査しております。
と同時に、近代化基本方針の中では、国内の生産の伸びとあわせまして、モデル的な経営像を示してございます。これは、一つの基準といたしまして一千万程度の所得が上げられる農家像ということで、具体的なモデル経営像を示してございますけれども、このモデル像も、決して高い目標水準を置いたわけではございませんで、現在の酪農家の方々の中で上位二、三割の方々が実現しているような農家像を示したつもりでございます。
先生が、近代化基本方針につきまして、酪農経営で七割から八割の水準、肉用牛経営で六割から七割の水準へのコストの削減を目指すということを御指摘になりましたが、私ども、このコストの削減につきましては、同じ近代化基本方針の中で、それぞれの経営別のモデル経営像をお示ししてございます。
したがって、稲作プラス野菜とか稲作プラス畜産とか、あるいは単品で稲作でやるということになりますれば十ヘクから二十ヘクということになろうかと思いますけれども、そういうことでやはり基本的には、望ましい経営像というものを、経営体というものをどうつくり上げるかということが基本だという認識を私は持っております。
これから先酪農のどういう経営像というかあるべき姿というのを新農政の中で描いていくのか、そこが問題だと思うのですね。農家の皆さんだれでも言いますよ、「貧乏には耐えてみせる、しかし将来が見えてこぬことに耐えられないんだ」と。
経営体ができないと経営像は描けないという問題がある。 ですから、この点をこの期間の中でどうするかということについては、やっぱり現場感覚をよく吸い上げて、農政審議会だけじゃなくして、今の農水省の事務方以上にベテランはいないのだから、現場感覚を十分プランと政策に反映させる手だてを講じてもらいたいと思うんですが、どうですか。
実は、あと八年の間にどうしても曲がりなりにも望ましい経営体を、経営像をつくっていかなきゃならない。地帯類型別に、あるいは作物類型別にしていかなきゃならないという大きな制約があるんです。その制約の中で、プランニングをずっと継ぎ足していく、それから施策を五月雨式に出していくということになると、たちまち八年は過ぎてしまう。そうすると、その間に農家はだんだん参ってしまうと思うんです。高齢化は進んでいく。
そして、しかも望ましい経営像なり経営体像を示しておられますが、我が国の急峻な地形からして分散錯圃の縮図になっております中山間地帯、この展開方向には余り触れられていない。この大きなポケット、偏り、これをどのように埋めていくかが今後のプランニングのポイントだと思いますし、もう一つ、今のような中山間地、都市近郊、それから平地、これだけの類型でとらまえていく。
またこれは検討中でございますが、議論の素材として先般お示ししたこれからの農業の経営像の展望の中でも、いわゆる現在の中核的農家等が将来どうなっていくんだろうかというものの試算もお示ししているわけでありますが、これらもそういう意味ではある程度、今ある農家の現状から見て将来を考えた場合こんな形になるのかな、若干その経営規模等を、例えば土地利用型で十ないし二十ヘクタールくらいを経営する経営体というふうにとらえてみた
そのためには、一定の経営のあり方といいますか経営像を示すということも必要だろうというふうに考えております。 具体的に言えば、いわば労働時間が他産業従事者並みで、かつ、これは年によって農産物の場合所得の変動がございますから、生涯所得で考えて大体他産業従業者並みというようなことが描ければいいなというようなことも中で議論をしているところでございます。
そういう意味では麦作の経営像というか、今長官は御自分の所見として生産地帯というか主産地というかそういうものの形成を軸にしてということを言われたようでありますが、そういうふうになると、やはり土地の問題などが非常に大きな経営改善の中心になっていくと思うのです。そういったものについての方向づけがどうも私ども正直言ってまだわからないのですよ。
そこで、こうした今までの農政を顧みて、農政審の答申は六十五年から十年間に九十万ヘクタールの農地の移動を目標にし、中核農家の経営像として稲作は五ヘクタール、酪農は八ヘクタール、肉牛王ヘクタールのあの面積を描いていますが、このような規模拡大、構造政策だけで名実ともに中核農家の育成にはならない、私はそのように思うのであります。
○村沢牧君 構造政策を進める上で、先ほど私が申し上げました農政審の答申、九十万ヘクタールの農地の移動、あるいは中核農家としての経営像が今後の農政としてやはり正しい指摘であるのか、これだけの移動ができるのか、その辺についてはどうお考えですか。
そして中核農家の経営像として稲作は五ヘクタール、酪農は八ヘクタール、肉牛は五ヘクタールぐらいの面積を目標としている。あるいは臨調も土地利用型農業の体質改善をして、中核農家へ農地の集積をするような構造政策をしなさいと言っている。
そういうものもそれとして意味はあるわけでございますけれども、単に作物別の面積を地域別に配分をするというだけでは、そこで描かれますところの実際の農業像というものが立体感をもって浮かんでこないという問題もございまして、私どもの今後の検討課題といたしましては、主要な農業生産地域別に作物の構成がどういうことになっていくのか、そこで営まれるところの農業経営の経営像と申しますか、農業構造と申しますか、そういうものがどういうものとして
それからさらに今後の農地、農業政策、 〔委員長退席、理事青井政美君着席〕 これはいま基本的に大臣がおっしゃられたことで、大体方向というものはこれから出されてくるというふうに思いますが、将来の農村経営像とのかかわりにおいて、いま事務局が考えてみえる、そういうところをお聞かせをいただきたいと思います。
そこでどういうふうな具体的なものを、いわゆる経営像として持っておられるかということを言っておるのです。