1999-02-16 第145回国会 衆議院 予算委員会 第14号
そうであるならば、それよりも第一に、出させてもらった自己査定とか経営健全性確保計画の計数を、現に検査や考査をやっておられる省庁の専門家に見てもらって、その結果を、それぞれのメンバーである大蔵大臣や日銀総裁からチェックの結果を教えていただいて討議をしていこう、こういう仕組みであったわけでありますから、そういうことであります。
そうであるならば、それよりも第一に、出させてもらった自己査定とか経営健全性確保計画の計数を、現に検査や考査をやっておられる省庁の専門家に見てもらって、その結果を、それぞれのメンバーである大蔵大臣や日銀総裁からチェックの結果を教えていただいて討議をしていこう、こういう仕組みであったわけでありますから、そういうことであります。
そして後、優先株式千三百億円とローンの四百六十六億円については、経営健全性確保計画も適切であると当時の委員全員で意見が一致いたしまして、議決を見、閣議決定を見た後、資本注入に及んだということでございます。 先ほど先生御指摘のありました、海外の飛ばし、海外の隠し資産があるかないか、そのようなことについては、ヒアリングの中では直接出なかったと思います。
確かに、今私どもが議論しておりますのは、先ほど申し上げましたように、一つは、引き受け等をしたときの議事録だけではなくて、もっと広く、審査基準を決めたときあるいは経営健全性確保計画の内容を決めたとき、そういうものについても議事録を公開することにしよう、これはもう既に決定を見たところでございますが、あと時期について、なお詳細に先ほど申し上げたような理由で検討を続けているということで御理解をいただきたいと
先生御指摘の本年三月期の資本注入に対して、経営健全性確保計画というものを出していただいて慎重に審査をいたしました。先ほど条文をおっしゃられましたように、審査委員会としては履行の状況をフォローし、場合によっては公表するということが、この健全性確保計画で示された各銀行の経営者のモラルを維持する唯一の方法と私は心得ているわけであります。
現在、貸し渋りを的確にあらわす指標があるかないかという問題がもう一つございますけれども、それが落ちていることは事実でございますので、私どもとしてはそれを踏まえて、経営健全性確保計画というのをいただいてそれを公表いたしておりますから、その公表の中に金融の円滑化に向けていろいろなことをやるという各行各行の方針が書いてございます。これは公表済みでございます。それが実際に実施されているのかどうか。
○伊藤基隆君 ただいま答弁にありました経営健全性確保計画、これが提出されておるわけですけれども、その内容、詳細なシナリオについて、当初提出計画はどうであったか、審査経過はどうであったか、結論はどうなったか、このことについてまさかここで一行一行聞くわけにもまいりませんので、まとめた文書資料というのを提出していただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○佐々木(陸)委員 つまり、経営健全性確保計画は労使交渉を直接的に拘束するようなものにはなっていないということだと思います。 我が党は資本注入にそもそも反対でありまして、公的資金受け入れの責任は経営陣がとるべきものだ、そのしわ寄せを一般行員に押しつけたり、労働者を公的資金受け入れの人柱にするようなことは大変問題だということを強く申し上げておきたいと思います。
したがって、確たることは申し上げられないわけでございますが、せんだっての経営健全性確保計画あるいは最近の業績予想修正等によりますと、全体で約十兆円程度の不良債権処理が行われる見通しだというふうに承知しております。
各行が策定した経営健全性確保計画を見ても、国民が求めるほどのリストラ策や情報開示にはほど遠く、不良債権の開示に至っては、まだ三行しか公表していないというありさまであります。 私は、金融機関救済のための公的資金導入には反対であり、予算総則十兆円の政府保証は削除すべきであります。 以上、主な反対理由を述べまして、私の討論を終わります。(拍手)
各行が策定した経営健全性確保計画を見ても、国民が求めるほどのリストラ策や情報開示にはほど遠く、不良債権の開示に至っては、まだ数行しか公表していないというありさまであります。 いずれにしても、私は、社会的弱者への配慮を欠く一方で、ずさんな経営のツケを国民に回す金融機関救済の公的資金導入には反対であり、予算総則の十兆円の政府保証は削除すべきであると考えます。