1948-07-04 第2回国会 衆議院 本会議 第78号
次に、農業改良局設置法案は、食糧の増産、農業経営の合理化、國民生活の改善をはかるために、農業に関する科学技術の発達及びその成果の急速なる普及をはかる等の目的をもつて、國立農業関係試驗場、大学、專門学校、都道府縣農業関係試驗場その他の機関において行われている試驗研究につきまして、一段と連絡を緊密にし、これら研究の成果を急速に普及して、農業及び農民生活の改善に資する普及事業を一段と推進するため、今般農林省
次に、農業改良局設置法案は、食糧の増産、農業経営の合理化、國民生活の改善をはかるために、農業に関する科学技術の発達及びその成果の急速なる普及をはかる等の目的をもつて、國立農業関係試驗場、大学、專門学校、都道府縣農業関係試驗場その他の機関において行われている試驗研究につきまして、一段と連絡を緊密にし、これら研究の成果を急速に普及して、農業及び農民生活の改善に資する普及事業を一段と推進するため、今般農林省
実に戰爭を通じて、農民生活ないし農業経営の劣悪、縮小化の反映にほかならないのであります。 さらに、動産申告を農民の階層別に見ますなれば、大体一町歩未満の耕作規模の零細稻作農家ないし小作農家は、その動産所有額が農家平均よりも遙かに低く、わずか五千円前後にすぎないのであります。二十一年四月の農家人口調査によりますれば、わが國農家の七〇%強が一町歩未満の零細農家であります。
○北二郎君(続) すなわち米麦の生産額は、労働力及び農家一戸当りはもちろん、反当りについてさえも、耕作規模に正比例して零細農家ほど低く、大農経営ほど高くなつているのであります。これに対して供出割当は、大体反別割で割当てられてくるのでありますから、零細農家にとつては供出の割当が非常に過重となり、大農家に從つて軽くなるのであります。
○遠藤(三)政府委員 國営になつて、その経営が非常に官僚的になり、そうしていわゆるお役所仕事式になりまして、能率がさがり、収益が減るようなことになる点は非常に恐れておるのでありまして、その点は私ども極力そういうことにならないように努力してまいりたいと思つております。
最も民主化された経営の形態としましては、各人が自由にやる競馬と、しかもこれをさらに徹底した社会化された、あるいは國家の名においてやるという方式の二つの方式があると思うのでありますが、その後者のいわゆる國家的な形における民主的な経営を、この際考えたような次第であります。
○遠藤(三)政府委員 今回の國営の競馬におきましては、國有、國営の建前を一貫しておるのでありまして、國が直接経営するという建前になつているのであります。その経営のこまかな点につきましては、なを政令あるいま省令に讓りまして、こまかく規定していく部分もございます。
八十三号案と申しますのは、賠償撤去後における工場経営方針、八十四号議案というのは國有財産使用料に関する件、八十五号案は奬励加給金内規制定の件、八十六号案は見越生産試作品に要する金融について、八十七号は取締役金規定一部改正の件、八十八号は労働協約改訂の件、八十九号は時間外及び休日勤務協定に関する件、九十号は月給一千円以上社員採用の件、九十一号議案は復員局労就課從業員採用の件、最後の九十二号案は小型潜水艦
次に日程第一六につきましては、現在電氣事業の収支は著しい赤字でありまして、從つて水利使用料の引上げは、企業経営に相当な負担となるのでありますが、地方財政の現状にも鑑み、昭和二十二年度下半期には、常時一理論馬力九円以内、特殊一理論馬力四円五十銭以内の料金引上げを認め、また今回の電力料金の値上げと関連し、これが引上げについて考慮でございます。
山口靜江 君紹介)(第一二〇号) 四 奥尻村に水力発電施設設置助成の請願(冨 永格五郎君紹介)(第一四四号) 五 生鮮食料品の輸送用氷製造電力及び冷凍電 力増配の請願(冨永格五郎君紹介)(第一 四六号) 六 電力増強等に関する請願(山花秀雄君紹 介)(第二三二号) 七 山形縣に電力割当増加の請願(海野三朗君 紹介)(第四二六号) 八 秦野町外四箇町の電氣事業経営還元
そういう点もございまして、小野さんのおつしやるように、又たびたび各委員の方々から強く御要望がありますように、今後におきましては、我々は企業の合理化、人員の節減、経費の節減、或いは外郭團体の再檢討、手持財産の處分、その他不用財産の處分等の鋭意実行に移して参りまして、経営コストの低下、財源の捻出を今後努力いたしたいと考えておりますが、方言といたしましては、その最後の内部整理によりまして、鉄道経営のコスト
これは現実の面で申しますならば、再調達價格によりまして減價償却するということが、現実的な政策でございますが、併し只今の收支のバランスが非常に困難になつております、赤字経営を続けて行かなければならんのでございますので、これを技術的に考えまして、償却は帳簿價額でする。
○淺岡信夫君 それから大体鉄道のこの予算面を見ますと、約一千二十億となつておるのでございますけれども、こうした面に対しまして本当に経営の合理化の徹底をやる。例えば現状におきまして、各自の家庭におきましては筍生活をやつておるという点で……私毎日五時間というものは鉄道に現在乘つておるのです。熱海と東京の間を毎日通つております。
しかるに飯田線の輸送力は貧弱で、沿線の滯貨はなはだしく、ために業者は経営に支障を來し、生産意欲にも影響している現状であるから、これが施設の改善、輸送力の増強をはかつて資源開発に資せられたいというのである。
○井谷委員 そうしますと、会社の経営が値上げのために困難になるという場合には、そのときにおきまして十分御考慮を願える、御研究が願える、こういうふうに解釈してよろしゆうございますか。
その後輸送事情の変化もあり、輸送連絡その他の点から檢討して、國有鉄道として経営する必要がなくなつたものがあれば、具体的路線に関して廣く民意を徴した上で研究処理したいと考える。なお富山港線は富山市と東岩瀬町とを結ぶ重要輸送線であり、殊に沿線産業の発達しつつつある現状から見て、國鉄と一体的に経営するを妥当と考える。
それから文化運動の点でございまするが、今度の技術普及事業の特徴の一つは、農業技術ないしは農業経営ということのほかに、農村生活について重要な問題を取上げていく。栄養の改善というようなこと、あるいは衛生、保健の方面のこと、あるいは住居、もつと窓を開けろというか、光を入れろというか、そういうふうな事柄を取上げていきたいと思います。
○永江國務大臣 ただいまお尋ねのような、基本的に言つて農家としてどれくらいの経営状態で、これくらいの住居をもち、これだけの経済的な農民生活をすることが理想であるという数学的にできた調査は、今手もとにもつておりません。
たとえば畜産関係、養蚕関係あるいはその他試験研究所というようなもの、あるいは経済科学研究所、農業経営の研究所、そういうものを地方に漸次設置していくという計画をもつておるわけですか。
逓信省の所管事務は、第一には、郵便、電信、電話、郵便貯金、簡易生命保険等の事業、いわゆる通信事業の経営でありまして、事業に從事する從業員総数は四十一万余に達し、この点に関しまする限りにおきましては、他の一般行政監督官廳と余程面目を異にしておるのであります。
例を昭和電工にとりますると、現在御承知のような伏態に立ち至つたのでありますが、一方電工の受持つております硫安その他緊急を要する増産の問題につきまして、もし、現在融資を全部止めてしまうということになりますると、会社の経営者の問題は別といたしまして、経済の再建上ゆゆしき問題を起すおそれというよりは、起すことは明瞭でありますので、その間の措置に頭を悩ましたわけでありますが、一昨日の復興金融委員会におきまして
現在非常に危險だということは全然ございませんけれども、今後長い間の経営を考えます場合には、あるいは相当統合しなければならぬという状況のものもあるようでございますので、一應ただいまのところでは再建整備とか、また増資が完了することによつて、はじめて修正するわけになりますので、増資の模樣等とにらみ合わせまして、あらためて全体を通ずる整備計画を考えたいと思うのであります。
次に、今回競馬法を制定いたしまして、公正な競馬を行うため、從來日本競馬会の経営いたしておりました競馬を國営とするにつきまして、勝馬投票券の発賈に関する経理を明らかにするため國営競馬特別会計を創設いたしましたので、これに伴いまして所要の修正を加えております。
以上の事例は、主として地方における紛争の実例を綜合して抽象的に申上げたに過ぎないのでありますが、その影響として、山村住民、各森林所有者を徒らに刺戟し、林業経営に対する不安のためあわててその所有森林を伐採し、又跡地の造林も行わず、結局山林政策の遂行を阻害することと相成つたのであります。かくては森林の荒廃が水害の因となり、耕地を流失し、延いては開墾事業の成果をも水泡に帰せしめる結果となるのであります。
而してこのことは我が國農業経営の改善、即ち有畜営農方式によつて経営の多角化を図ると共に、その合理を目的としておるのでありますが、同時に又國民食生活の改善や、乳幼兒、病弱者の必需食糧確保の見地からも強く要請されておることは勿論であります。本法案はこの重要な畜産振興について、その根幹をなすところの種蓄の確保を目的とした法案であります。
次に、日本社会党より提出せられた與党三派共同提案にかかる、所得二十五万円以上の所得者に対する課率を五%ずつ引上げんとする案は、租税増徴の一方法としては肯定し得ちれるものではありますけれども、國民負担の軽つ減を念願とするわが党の根本方針と相容れざるもので、殊に二十五万円以上の所得者とは、いわゆる中小企業家層であつて、現在の中小企業家の租税負担はすでに限界に到達し、その資本力と経営規模の継続に少からず困難
鉄道、通信の両特別会計におきまして、企業と企業のもつ公共性の両面より考察するときにおきましては、國家経済の現実と、その有するところの資材・資金等の両面が、わが國の現在より将來において國際的に與えられる環境とを合わせ、さらに國民生活を附加して、その施策と経営の上に果断的なる独立採算制をとるべきであつて、政府は漸進的独立採算制を具現せんとせられておるのでございまするが、もはや今日におきましては、さような
このA案の構想をもう少し具体的に申しますと、特別会計や重要企業等の赤字補填は、最も安易な運賃料金の引上げや、タバコ等專賣品の値上げ、ないしは一般價改訂等勤労大衆の負担となる措置によるべきものではなく、主要努力は、できるだけ経営の合理化、生産性の向上等に集中すべきであるといたしたのであります。
○國務大臣(芦田均君) 只今の問題は、私自身あまり事業経営の経験がありませんから、適切なるお答えをすることは困難と思いますが、併しお尋ねになつておる点は、恐らくそういう技術の問題でもなかろうと思いますから、極めて簡単に所見を申述べます。 大体の政府の方針としては、労働と経営との調和によつて、日本の産業の振興を図らなくてはならない。
御承知通りインフレの最大の直接の原因は物價引上げの問題でありますが、先程も物價廳の問題がありましたが、物價の改訂につきまして、原價計算を研究されておるということは勿論でありますが、事業者の立場から見まして、最新の原價計算のデーターを利用し得る面におきまして、実は電氣料金の決定に際しまして、経営者側の事業努力と言うものは、その改訂ごとに資料といたしまして引上げておるのでありますが、こういつた場合に、会社
○池田恒雄君 単なる反省すべき問題という精神的なことでなく、具体的に官業経営とか、或いは行政機構そのものに何か不合理なんものはないかということを質問するのであります。
大体この競馬法の改正については目的な三つあるように言われましたが、私はもつと大きな目的は、何としてもわが國の有畜一体の農業経営をする。ついては食糧確保ということが大きな問題である。いわゆる農家の経営を合理化するという面から見ても有畜一体の農業経営でなければならないということが一番大きな目的であると思われておる。
○高田証人 この事業経営に必要な大体の範囲を見立てまして、土地、建物、構築物、機械の目録をつくりまして、これを大藏省國有財産局長に一時使用許可の願出をいたしまして、二十一年の三月三十日付をもちまして、國有財産部長から使用許可の内定の通知がございました。実際の決定的な使用許可は熊本財務局が追つて出すはずということでございました。
それからこの法案は、一應國家の檢査機関が檢査をされるという前提のもとにできた法案でありまして、私どもはどうしても民営の檢査機関というものは、いわゆるアンチ・トラスト・ロー及び今度できます事業者團体法の制限によりまして、民営のこういう事業はできないという前提のもとに、これを承服しておるのでありますが、元來私どものやつてきた経驗から申しましたならば、そういう面で許されるならば、これは民間の経営にして、そうして
しかしながら、このことは企業の経営その自体の再建整備されるべきでありまして、いたずらにこれに便乘して、必要の限度を越えて大量の人員整理を企図するがごときは嚴に戒しめるべきであらうと考えるものであります。
なお國鉄当局に要望しておきたいことは、外郭團体の整理、あるいは経営の合理化、その中におきましても土建業者等の請負の関係を公正にし、やみの追放、不用品拂下げの適正、軍拂下げ物資の公正化、そうした点、それからさきにも触れましたように、從業員の待遇をよくしない限りはストライキは起る、労働攻勢は起る。労働者の最低生活の保障なくしては、國鉄の再建というものは断じてあり得ない。
かような見地に立ちまして、今回の修正なるものは、國有鉄道本來の性格に鑑みまして、健全財政の一環として、將來この線に沿つて鉄道当局にあらゆる角度から経営の合理化を要請せんとするのであります。もちろん今回これによりまして生ずるところの損害金は、現在百億の一般会計繰入れ以外に、なお二百億に余るところの厖大な繰入れを要するのであります。
○岡田國務大臣 ただいま御討論中、各委員からお述べになりました國有鉄道の経営の合理化、企業の整備並びに外郭團体の再檢討の点につきましては、御趣旨に副いまして十分努力を盡したいと存じております。 なお高瀬委員のお述べになりました貨物等級表の改正につきましては、物價がもう少しおちつくのをまちまして、檢討いたしたいと存じます。
○辻井委員 農業技術の改良と申しましても、結局経営の根本的な方針によつて、從來のような過小農をそのまま維持していくのならば、あるいは肥料の問題とか、あるいは種子の問題とかいうような單なる小手先の技術の改良だけで済むわけでありますが、もし経営の方法までも社会化するとか、あるいは共同化するというように合理化していくということになれば、相当根本的に改良すべき技術の面も加わつてくると思います。
しかもこの四大原則の一つである農業技術の改良等に関しましては、この第三條に三部を示しておるのでありますが、これは技術的な研究と農村経営、この中にはもちろん今後の日本農村の多角的な経営、集約的な経営、農村工業の強度なる発達ということも相当考慮しておりまして、これらもその中に加えておるわけであります。
○木村(榮)委員 そういたしますと、経済研究部においてはただ單に國内における日本の富國農業のきわめて過小農経営に立脚したものを、今度は自作農創設の関係で土地改革がなつて、いわゆる自作農的な農業改革のもとに日本の農業生産をあげていくといつたことをいろいろ檢討して、だんだん農業経営を合理化していくといつたようなことのみを限定して取扱われるわれでありますか。
これは法務廳から提出しました賣春の取締法に、性病にかかつておらない者でも、場所を提供した者、あるいはしよう家を経営した者は、五年という重い刑をもつて処断しておるのを見ても、このことは御了解いただけるのではないかと考えます。
ただ幽霊人口をもつて來てやらなければ経営ができないというようなことを耳にしておりますから、そういう惡へ追いやらなければ施設が成り立たないようなことでは困るというわけであります。 それから予算が通つてからということでございますけれども、五人家族で千五百円という額は、何としても妥当ではないと思います。
又石炭鉱業におきましては、公の法律関係を持たないで炭鉱経営を他人に請負わせているような封建的な慣行が残存いたしまして、生産責任を不明確にしている例が少くないのでございます。いわゆる斤先掘がこれであります。これに対しまして使用権制度を明確に樹立いたしまして、技能適性を有する者が使用権者といたしまして大いに開発に当ることを促進する必要があります。
從つて我々といたしましてはやはりその石炭鉱業というものが、炭が出れば出る程経営内容がよくなるという方向に持つて行くことがやはり一番大きな問題ではないか。まあこのように考えておる次第であります。
その一つの試みとして御案内のように、一番日本で沢山石炭を掘りましたときには三十二万の労働者でありましたが、それが今五十万近くなつている、こういうことでは石炭を掘れば掘るほど経営が赤字になつて行くというようなことも顧慮いたしまして、四月末日現在で炭鉱の労務者を釘附けにして、必要止むを得ないものは石炭局長の許可によつてやつて行くというようなことにいたしまして、できるだけ経営の合理化をやつて行きたいと思うのであります