1947-12-07 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第50号
しばしば本委員會でも私は申したことでありまするが、片山内閣が、現在の國民生活の難局打開のために、流通秩序の確立ということを、組閣當初において聲明したのは、誠に私共にいい響を與えたのでありまして、その具體的な現われの一つとしての公團方式というものが取上げられたものであろうと期待したのでありまするが、段々政府の説明を聽きますと、この公團法のごときも、實は私の期待に反するようなものでありまして、ただ單に現在
しばしば本委員會でも私は申したことでありまするが、片山内閣が、現在の國民生活の難局打開のために、流通秩序の確立ということを、組閣當初において聲明したのは、誠に私共にいい響を與えたのでありまして、その具體的な現われの一つとしての公團方式というものが取上げられたものであろうと期待したのでありまするが、段々政府の説明を聽きますと、この公團法のごときも、實は私の期待に反するようなものでありまして、ただ單に現在
かようなことでは相成らぬのでありまして、われわれが少くとも片山連立内閣としてやる場合には、連立内閣としての限度がおのずからあるというところに意見が一致したからこそやはり片山連立内閣が成立して、未曽有の難局に對處しているわけでありますから、そういうことを申さずして、今度の米價問題につきましても、内閣それ自體の問題といたしましても、早急にやはり具體的に、經濟白書を組閣當初から發表されました片山内閣のその
がすいぶんむちやなことをやつた弊害がたくさんあるのに鑑みまして、嚴にこれを取締まり、細心の注意を拂つていくようにしたいと考えておるのでありまして、その意味におきまして、政府は官吏機構の改革から、官吏道の刷新から、官吏は權力を振まわして上から下に臨むというようなやり方を一掃いたしまして、眞に國民のために働かなければならない、いわゆる國民の公僕の觀念に徹して官吏は仕事をしなければならないということを、組閣當初
その新聞記事を私は拜見しておりませんので、正確にお答えいたしかねるのでありますが、さきに申しまするように、世耕事件以後にあつたことでなくして、組閣當初においていろいろ聞込みがあつたということに對して、私はそういう配慮をしておつたのでありまするから、そういう意味の言葉があつたかもしれんと思うのであります。