1952-05-12 第13回国会 参議院 決算委員会 第22号
ちよつと短うございますから読んでみますが「これ等不正事件発生の原因を調査するに、これに関与した者が会計職員として適当でなかつたことに基因することはもちろんでありますが、会計内部の組織、監督等の欠陷に基くもの、または予算使用の範囲を逸脱するよう費原因が他動的に作られているもの等が少くなく、これらの点に十分留意すれば、これを未然に防止できたものと思考されるものが多いのであります。
ちよつと短うございますから読んでみますが「これ等不正事件発生の原因を調査するに、これに関与した者が会計職員として適当でなかつたことに基因することはもちろんでありますが、会計内部の組織、監督等の欠陷に基くもの、または予算使用の範囲を逸脱するよう費原因が他動的に作られているもの等が少くなく、これらの点に十分留意すれば、これを未然に防止できたものと思考されるものが多いのであります。
最近中小企業金融はその重要性を増加しつつあり、信用協同組合は中小企業者に対する金融機関として相当の活動を示しておるのでありますが、現在の信用協同組合は、その根拠法である中小企業等協同組合法によつて一般の事業協同組合と同様に自由放任的色彩を以て律されており、金融機関としての組織監督等に関して深く配慮せられていない憾みがあるのであります。
信用協同組合は、中小企業者に対する金融機関として相当なる活動を示しておるのでありますが、その根拠法である中小企業等協同組合法は、中小商工業者の経済事業を行う協同組合を主体として立法されておりまして、その結果、金融機関としての組織、監督等に関しましては不十分であるのであります。
最近、中小企業金融はとみにその重要性を増加しつつあり、信用協同協同組合は、中小企業者に対する金融機関として目ざましい活動を示しておるのでありますが、信用協同組合の根拠法である中小企業等協同組合法は、一般の事業協同組合と信用協同組合とをともに自由放任的色彩をもつて律しており、金融機関としての組織監督等に関し、ほとんど配慮せられていない現状にあるのであります。
最近中小企業金融はとみにその重要性を増加しつつあり、信用協同組合は、中小企業者に対する金融機関として目ざましい活動を示しておるのでありますが、信用協同組合の根拠法である中小企業等協同組合法は、一般の事業協同組合と信用協同組合とを共に自由放任的色彩を以て律しており、金融機関としての組織監督等に関し殆んど配慮せられていない現状にあるのであります。