2007-03-28 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
問題を起こした電力はもとより、メーカーについても、要するに会社ぐるみ、あるいはその関連する電力とメーカーの業界ぐるみの組織的隠ぺいとかデータ改ざんという問題を考えていかなきゃいけないという深刻な問題なんだということをきちんととらえていただかないと、私は今のお話ではとても国民の皆さんの信頼を取り戻すことにならないと思うんですよ。
問題を起こした電力はもとより、メーカーについても、要するに会社ぐるみ、あるいはその関連する電力とメーカーの業界ぐるみの組織的隠ぺいとかデータ改ざんという問題を考えていかなきゃいけないという深刻な問題なんだということをきちんととらえていただかないと、私は今のお話ではとても国民の皆さんの信頼を取り戻すことにならないと思うんですよ。
それから警察官の不祥事、組織的隠ぺい工作。学校の先生の犯罪、またふえていますね。弁護士の犯罪もふえている。お医者さんの、あるいは医科大学の組織的な犯罪もふえている。歯医者さんの組織も、政治の世界と癒着をして贈収賄事件を起こしている。医薬会社は相変わらずモラルなきもうけ主義で、いろいろな犯罪、事故を起こしている。雪印、日本ハム、食品関係ですね、腐敗に満ちた行為。銀行、証券会社。
したがって、恐らく多くの住民の方々が、あるいはマスコミの方々が、これが組織的隠ぺいになってしまうんじゃないか。 公金を使って訴訟をやって、しかも職員を使って徹底的に訴訟に臨むと。そうなってきたときに、住民と、やっぱり県とか市とか大勢の職員を抱えているようなところとは力の差がありますから、物量の差がありますから、そうすると本当に逆に真相究明になるのかどうか。
例えば「本事案は陸上自衛隊の組織防衛のために組織的な隠蔽工作を行ったものと批判されても弁解の余地のない」と、組織的隠ぺい工作がなされたことは認めているわけでしょう。今後組織的隠ぺい工作をなくするために防衛庁は何をするんですかを、自分の考えで、あなたの指導性でどうしたいかを聞いているんですよ。
そういう経過を経ておりますので、組織的隠ぺいというものは私は概して一般にとられる向きもあるがそういうものはないということで報告申し上げたわけでございます。
私、組織的な隠ぺい工作の問題としてはそこが一番大事な問題で、これを常識的には世間では組織的隠ぺいと言うんですよ。 つまり、東部方面総監が全部判こを押して、風評が起きないように、多分今度の事案はうまくいくだろう、さらに民間人からこの問題が漏れることもないだろうと、こういうふうなことがあるということをもう人事局長だって認めていたわけだから、なぜそれが報告書の中に具体的に触れられていないんですか。
○国務大臣(瓦力君) 小銃・機関銃事案といいますか、この問題につきましていわゆる隠ぺい、組織的隠ぺいというような問題はないということを申し上げておるわけであります。猟銃事犯につきまして、それと目されるといいますか、組織機構が全部でいわゆる隠ぺい作業をやっておるということではないがそうともとれるものである、そうともとれるという方にとっては否定できないものもあると、こう申し上げたわけでございます。
当時の組織的隠ぺい工作については、今後の調査で解明したいと明言を避けながらも、結果的には疑いは否定できないと語っているんですね、隠ぺい工作があったという疑いを否定できないと。 さらに、三月十七日の記者会見でも、事件が外部に漏れると自衛隊の信用失墜が懸念される、表面化する可能性は薄いなどとメモには書かれていたと。だれが訓戒処分と言い出したかはメモにはないが、書いた人の真相はわからぬ。
しかも、このことについては少なからずというか、非常に組織的隠ぺい工作を自衛隊の制服機関で、あるいは防衛庁本庁を含めてやられたんじゃないかという疑いは抜きがたいものがある。防衛庁長官は、本事件の重大性、隠ぺいしたことが刑法の犯人隠避罪に当たるという認識を持っておられるのかどうか。
底なしの警察不祥事や自衛隊幹部らによる違法射撃事件とそれらの組織的隠ぺい工作事件等が続発する中、歳出総額八十四兆九千八百七十一億円に上る過去最大規模の予算が去る三月十七日に成立いたしました。
したがって、こうした組織的隠ぺい工作があったのかどうかということを、必ずこれを明確にしていただくということと、その責任の所在というものを明らかにして、そして国民の納得する形で再発防止に努めていただきたいということを申し上げておきたいと思います。これが第二点目です。 第三点目に遺憾であることは、こうした事案というものが常にマスコミ報道を通じて国民に知らされるという点であります。
つまり、あなたがおっしゃっているのは組織的隠ぺい事件があってはならないことだと思うと言っているだけの話で、組織的隠ぺいがあったかなかったかという事実調査の経過はどこまで到達しておるのかと質問しているわけでございます。
一体、組織的隠ぺい工作がだれの指示で、どのように行われたのか。なぜ調査にこんなに時間がかかって、いまだに徹底解明できずに、きょうになってもまだ徹底解明しますと言わざるを得ないのか。全容を明らかにして今度は国会に報告して、長官、総理の責任も明確にすべきだと思いますが、長官、国会に御報告をされますね。
しかし、組織的隠ぺいについてマスコミで報道されて、記者会見でいろいろ聞かれて、隠ぺいがあったかもというふうに認められるという形になっている。 今度は現長官ですが、今ごろ徹底的に解明した上で厳正な処分をしたいというふうにおっしゃっていますが、発覚以来どういう姿勢でこの問題、調査に当たってこられたのか、長官御自身いかがですか。