1957-06-12 第26回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
それからあとの組立調整契約に伴う支払いはことしの一月でございます。
それからあとの組立調整契約に伴う支払いはことしの一月でございます。
そこでそのような意図のもとに契約いたしまして、この契約品が横浜に到着いたしましたのが六月、それから別な組立調整契約によりまして、浜松において調整させまして、これがほんとうにでき上りましたのが今年の一月でございます。で、現在はこれを遺憾なく活用しておる次第でございます。
はなはだ残念なことでございましたが、組立調整契約の途中におきましては業者の不なれ、ことにこれは日本で初めて技術者が手を触れるものでごいますので、組立調整に相当の時日を要したことは事実でございます。ただこの点は、当時の状況においては、日本の現在の技術をもってしてはやむを得なかったのじゃなかろうか、こういうふうに考えております。
このため検査に当りましては、ギルフランブラザース会社から提出されました梱包明細書を点検しながら、米空軍発行の検査合格証明書と、検査成績書を慎重に審査確認の上検収を行い、本装置の組立調整契約が締結されるまで浜松基地に保管していたのであります。
それでここに非常な我々の悩みがあるのですが、それを逃げるために私どもは部品で輸出いたしまして、向うで技術指導をいたしまして、そうして組立調整をやらせる。売上げからロイヤリテイーをもらうというような、いわゆる企業の輸出と申しますか、こういうことに私どもは移行しつつあるのであります。現にインドのマイソール州バンガローワという所があります。