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27件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1949-05-22 第5回国会 参議院 本会議 第31号

第二條第二号の、使用者による経済的援助の禁止につきましては、組合專從者の減少を來し、健全な労使関係の調整に惡影響をもたらす虞れはないかという質疑に対しまして、政府委員より、現在の実情に鑑み、使用者援助を禁止して組合自主性を確立すべき時期であると思うとの答弁があり、第五條第二項第四号中、憲法、労働基準法等においては、同種の規定の中には、すべて「信條」が挿入されているにも拘わらず、本法案にあつては、

山田節男

1949-05-16 第5回国会 参議院 労働委員会 第14号

中野重治君 生産管理に関しては、そこまで問題が行けば生産管理とは何かということについて、共通の土台に立たなければならないので、そうすれば問題が又紛糾すると思いますから、それはその程度で止めて、次に今度の改正案では組合專從者給料のことやなんかで、資本家の方が組合活動に対して財政的な、金銭の援助をすることはいけないという精神で貫かれているように見えます。

中野重治

1949-05-16 第5回国会 参議院 労働委員会 第14号

私が何故こういうことをお尋ねするかというと、組合專從者活動というものは、鈴木労働大臣考えと私の考えとは根本的に違うところがありますけれども、一致した関係でいつても、組合專從者というものは組合活動本質的な属性だ。或る程度改正されれば減るだろうけれども、減つたのをどうするかということは、これは組合自主性に任して政府は干渉しない。

中野重治

1949-05-12 第5回国会 参議院 労働委員会 第12号

それは主として、主としてでなくただ一点組合專從者給與を拂つておるかどうかということで組合資格審査をする。で專從者給料を拂つておるところはこれは労働組合と認めないということであります。併しこのことが現在の條項においてできるといつておるけれども、そういうことを強弁しておるけれども、今度の改正の案によりますと、そのことは先刻森長さんが言われましたが書いてない。

中原淳吉

1949-05-12 第5回国会 参議院 労働委員会 第12号

これは組合專從者の問題にしても然り、又組合資格の問題にしても同樣である。このことは明らかに違憲行爲である。違憲行爲まで犯しても彼らは次官通牒というようなものを出して、そうして公聽会一大反撃喰つた労働省の試案を一應引つ込めた形にして置きながら、次官通牒というような非常に違憲的な行爲を以て実施しようとしておる、これはもう実際問題として実施しておる。

山本安一

1949-05-12 第5回国会 参議院 労働委員会 第12号

ところ日本においてはそういつた事実が果してあつたのか、又あつたとしたならば、一体日本労働組合が今まで経営者から援助を受けて來たと言いますが、組合專從者給料使用者側から取つていたということは、如何なる事情によつてそういう状態が生れて來たか、そうしてそれは果して現在の労働運動に如何なる弊害を生んでおるのか、若し生んでおるとしたならば、それをどういうふうに改ためるか。

萩澤清彦

1949-05-10 第5回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号

組合專從者も首を切る。こういうふうなことを言つております。四國の方にこの間大会があつて行つたときには、四國の鉄道局長はもつとはつきりしたところの首切りのことを言つておる。それは実にお話にも何にもならない。どういうことを言つているかというと、今言つたほかに、性病患者二期以上の者は首を切る。職場に不滿を持つている者は首を切る。こういうふうにして何とかして首を切る材料を探しているのであります。

鈴木市藏

1949-05-09 第5回国会 衆議院 労働委員会公聴会 第1号

二号に記載された條文は、現行法の「主たる経費使用者の補助に仰ぐもの」の項を明、細に規定したものと思いますが、特に組合專從者給料について組合員みずからがまかなうことは、組合自主的運営原則であります。ここに財政の面から会社が半ば策略的に半ば恩恵的に組合内部に干渉して来る基礎余地があるのであります。私どもはぜひとも「組合活動組合経費で」という原則実現に努力しなければなりません。

山花秀雄

1949-05-07 第5回国会 参議院 本会議 第22号

ところ改正法案は、組合專從者給與猶予期間を設けまして組合員担に切替えんとする規定に見られるごとく、実質的には全体に労働者地位從來よりも低下せしめる結果を招來するものと思われるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)これは健全なる労働組合運動をも抑圧する結果となり、却つて政党による組合の支配を一層助長する結果になることも予想されるのであります。

三好始

1949-05-06 第5回国会 衆議院 労働委員会 第14号

しかも本法案のうちに、もしも第一条の第二項のごとき、暴力行為というものは、これは決して認めているものではない、是認しているものじやないという、この規定がなかつたならば、また組合專從者に対するところ使用者側からの俸給のごとき、あるいは組合維持費のごときものを、この際はつきりとこの條文にうたわなかつたならば、おそらくは共産党といえども、双手をあげて歓迎したものであろうと私は考えるのであります。

山崎岩男

1949-05-06 第5回国会 参議院 本会議 第21号

併しながら、組合運動が発足してからまだ日も浅いことであり、それに労働者に対して最低賃金制がまだ確立されておらぬ今日の状態におきまして、組合專從者の問題をこの場合一挙に解決するということは私は間違いである。むしろ多少の時間を貸して、組合運動が十分に発達し、労働者地位も向上し、生活が保障された暁には、專從者給與使用者側の負担において行わぬという原側を打立てることが望ましいのではないか。

堀眞琴

1949-04-30 第5回国会 衆議院 本会議 第24号

さらに組合專從者問題等につきましては、ただいま御答弁もございましたが、日本労働組合の発達の現状のような過程におきましては、急激なる変更を強行するために、かえつて健全なる労働組合までも混乱に陷える危険性があるのでございます。少くとも相当の猶予期間を與えて漸次改めさせる施策を講ずべきであろうと思いますが、当局の所信を明確にしていただきたいと考えます。  

前田種男

1949-04-30 第5回国会 衆議院 本会議 第24号

これは現行法においてもすでにその解釈上当然禁止さるべきものであると思いまするが、この組合專從者給與の問題について、労働大臣のはつきりした御見解をお聞きしたいのでございます。  第三にお聞きしたいことは、労働組合民主的運営についてでございます。労働組合は、自主的でありますると同時に民主的でなければなりません。

吉武恵市

1949-04-25 第5回国会 参議院 運輸委員会 第10号

而も労働法規改惡の中に含まれているところ組合專從者に対するところ賃金を、全面的に組合が負担せよという問題は、全國的な單一的な労働組合を分裂させよう、弱化させようとするところ單位組合自主性という問題と非常に関連があるということであります。労働者賃金の枠が抑えられ、而もその他の物價はますます高騰しつつある。

和田次郎

1949-04-16 第5回国会 参議院 予算委員会 第14号

殊にいろいろ最近政府としても出費は飽くまでこれを節約したしますが、電氣産業の方面におきましても、あらゆる面においてますますこの上ながら一層御苦労を願うと存じますが、例えば最近問題になつておりました組合專從者給與等にも、そういう小さい面までもお願いをしなければならんという状態に立ち至つておりますので、これは官民共に努力いたしましてそれで実現をいたすのではないかと考える次第であります。

中川以良

1949-03-26 第5回国会 参議院 労働委員会 第1号

それから次に、この組合專從者の給与に支拂停止であります。これは御指摘のありました組合の規約、協約の指導と関連し、或いは資格審査の問題と関連いたしまして、次官通諜が問題になるのであります。この次官通諜につきましては、これは過去三年間におきまする組合法の実施の結果、組合強力化、即ち民主化自主化及びその責任性明確化という点におきまして、まだ不十分な運用のされておつた点がある。

賀來才二郎

1948-11-27 第3回国会 衆議院 労働委員会 第10号

増田國務大臣 労働組合專從者問題というのは、労働組合本質論にもなりますので、私は特に再び立つて御理解を得たいと思つておりますが、労働組合本質から見ますと、どうしても主たる経費資本家から仰ぎ、使用者側から仰ぐというデペンデントな組合から、もはや解放さるべきものであると私は思つております。まず純粹なる立場に労働組合がなるべきものである。

増田甲子七

1948-11-27 第3回国会 衆議院 労働委員会 第10号

山花委員 從來官公廳、あるいは鉄道逓信関係の俗にいう組合專從者でありますが、これは一定の協約を結んで、ある程度政府が、たしか默認をしていたというふうに伺つているのでありますが、これからはこの法案によりますと、そういうものは認めない。いわゆる給與支拂いは認めないということになつております。

山花秀雄

1948-11-26 第3回国会 参議院 労働委員会 第7号

組合專從者の問題につきましても、組合專從者に少くとも労働組合が要求しておりまする最低限度生活の保障を冀うところの、現在で申しまするならば七千三百円、八月現在の手取りにおいての要求、こういうものが本当にその公共企業体から支給をせられ、その上に尚且つあらゆる給與面が行われるならば、それは私は組合專從者組合費を以て賄うというようなものの考え方についても、成程了解のできるものもありまするが、我々は七千三百円

土橋一吉

1948-11-18 第3回国会 衆議院 人事委員会公聴会 第2号

そういう形におきまして、一般職において組合をつくる以上、組合專從者は当然認められ、ただ組合專從者の待遇については別途に考慮される必要があると思うのであります。もしこういつたことを考慮しないで、ただ一方的に押える。そして上からも持つて來るというようなことをするならば、その不平不満が次第に鬱積して、一挙に爆発する時期が必ず來ると思うのであります。

萩澤公彦

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